「年収の壁」見直し、地方に配慮を 石破首相「必要な財源確保」…知事会議
「年収の壁」見直し、地方に配慮を 石破首相「必要な財源確保」―知事会議
政府主催の全国知事会議が25日、首相官邸で開かれた。全国知事会側は、与野党で協議が進む「年収103万円の壁」の見直しや、ガソリン減税について、地方税財源への影響に配慮を求めた。石破茂首相は「しわ寄せをどこかが受けるのはまずい。丁寧に議論したい」と応じ、「自治体の行政サービスが安定的に提供できるよう、必要な一般財源総額は確保していく」と述べた。
政府は、国民民主の主張通りに個人住民税を含めて非課税枠を引き上げた場合、国と地方の合計で7兆~8兆円の税収減となり、このうち地方分は5兆円規模になると試算。自治体からは行政サービスの低下につながると懸念が出ている。
「ポスター代70万円払った」「公選法違反ない」 兵庫・斎藤知事がSNS報酬疑惑で説明
「ポスター代70万円払った」「公選法違反ない」 兵庫・斎藤知事がSNS報酬疑惑で説明
兵庫県の斎藤元彦知事は25日、交流サイト(SNS)を使った知事選の広報戦略を提案したとしているPR会社に対し、ポスター制作費として70万円を支払ったと認めた上で「公職選挙法違反となるような事実はないと認識している」と説明した。
同社に対しては「ポスター製作などを依頼した」と説明。SNSの使い方に関し同社側に「意見はうかがった」としつつ、同社経営者の女性については、選挙運動に「ボランティアとして個人参加されたと認識している」と述べた。
PFAS問題で公費血液検査 全国初、希望住民対象に…岡山県吉備中央町
PFAS問題で公費血液検査 全国初、希望住民対象に―岡山県吉備中央町
岡山県吉備中央町の浄水場で発がん性の恐れが指摘される有機フッ素化合物「PFAS」が国の基準を超えて検出されたことを受け、同町は25日、希望する住民を対象に血液検査を始めた。環境省によると、公費での検査は全国初。来月8日まで実施する。
町内の浄水場では昨年10月、国が定めた暫定目標値の28倍に当たる濃度のPFASが検出された。
フィリピン・ドゥテルテ前大統領の長女・サラ副大統領「殺し屋雇った」…マルコス大統領が標的
フィリピン・ドゥテルテ前大統領の長女・サラ副大統領「殺し屋雇った」…マルコス大統領が標的
フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ前大統領の長女・サラ副大統領が23日の記者会見で、フェルディナンド・マルコス大統領を標的として「殺し屋を雇った」と発言し、物議を醸している。
サラ氏は下院で調査が続く自身の公金不正使用疑惑に関してオンラインで記者会見し、支援者とみられる出席者から身の危険があると告げられると、「もし自分が殺害されたら、マルコス大統領夫妻らを殺害するよう殺し屋に指示している」と述べた。
マルコス、ドゥテルテ両家は2022年の大統領選では連携したが、28年の大統領選出馬を見据えるサラ氏は最近、公然と政権批判を繰り返すなど、両家の対立は激しさを増している。
金剛峯寺と紅葉のライトアップ 和歌山県高野町
空海が開いた真言密教の根本道場で、日本仏教の聖地で知られる和歌山県高野町の高野山で、紅葉が見頃を迎えている。高野山真言宗の総本山「金剛峯寺」の正門と紅葉の名所「蛇腹路」では、期間限定のライトアップも行われ、訪れる人を楽しませている。
高野山入り口の大門などは1年中ライトアップしているが、夜間も紅葉を楽しんでもらおうと、金剛峯寺と蛇腹路の2カ所は、毎年10月ごろからライトアップを行っている。紅葉が終わり次第終了で、今年は12月上旬ごろまでになる予定。