2024年10月3日 今日の出来事

石破内閣 支持46%、不支持37%…毎日 内閣支持51%、人事を評価しない43%…読売

石破内閣支持率46%、不支持率は37% 毎日新聞世論調査

毎日新聞と社会調査研究センターは3日、石破内閣発足を受けた緊急の全国世論調査を実施した。内閣支持率は46%、不支持率は37%だった。

石破内閣の支持率51%、首相の人事「評価しない」43%…読売世論調査

読売新聞社は1~2日、石破内閣の発足を受けた緊急全国世論調査を実施した。石破内閣の支持率は51%で、岸田内閣末期の前回調査(9月13~15日)の25%を大きく上回った。不支持率は32%(前回63%)。

石破首相が行った内閣や自民党役員の人事を全体として評価するか聞いたところ、「評価しない」の43%が「評価する」の35%を上回った。

裏金議員、重複見送りに戦々恐々 石破首相は世論と板挟み…次期衆院選

裏金議員、重複見送りに戦々恐々 石破首相は世論と板挟み―次期衆院選

次期衆院選が27日投開票の見通しとなる中、自民党派閥の裏金事件に関係した議員について、比例代表との重複立候補を認めない案が同党内で浮上した。選挙基盤の弱い議員は当落に直結しかねず戦々恐々。ハンドリングを間違えば執行部への反発は必至で、石破茂首相は厳しい世論と挙党態勢構築との間で苦慮している。

立民・野田代表、維・国に一本化要請 衆院選の「裏金」対抗馬

立民・野田代表、維・国に一本化要請 衆院選の「裏金」対抗馬

立憲民主党の野田佳彦代表は3日午前、日本維新の会の馬場伸幸代表、国民民主党の玉木雄一郎代表とそれぞれ国会内で会談した。15日に公示される衆院選に関し、自民党派閥の裏金事件に関わった議員のいる小選挙区で野党候補を一本化することを呼び掛けた。馬場氏とは今後の候補者擁立に際して話し合うことでは一致した。

一方、玉木氏は連合の推薦を得た国民民主候補の選挙区に立民が独自候補を立てないよう改めて要請。それが候補一本化協議の前提条件になるとの認識を伝えた。

衆院選は「もっと論戦交わしてから」46% 毎日新聞世論調査

衆院選は「もっと論戦交わしてから」46% 毎日新聞世論調査

毎日新聞と社会調査研究センターは3日、石破内閣発足を受けた緊急の全国世論調査を実施した。衆院選が27日(投開票)に実施されることについて尋ねたところ、「もっと国会で論戦を交わしたうえで選挙をすべきだ」が46%で最も多く、「妥当だ」(21%)「年内に選挙をする必要はない」(10%)を大きく上回った。「わからない」も22%あった。

石破首相らを大学教授が告発 政治資金収支報告書に過少記載疑い

石破首相らを大学教授が告発 政治資金収支報告書に過少記載疑い

神戸学院大の上脇博之教授は3日、自らが代表の政治団体が開催した政治資金パーティーを巡り、政治資金収支報告書に収入を少なく記載したとして、石破茂首相のほか、政治団体の会計責任者ら4人に対する政治資金規正法違反容疑での告発状を東京地検に出したと明らかにした。

告発状によると、石破氏や鴨下一郎元衆院議員が代表を務めた政治団体「水月会」は2019~21年に開いた政治資金パーティーで、別の政治団体から計138万円の支出を受けたのに、収支報告書の収入に計80万円分少なく記載したとしている。

地方創生へ交付金倍増 石破首相、初の所信表明

地方創生へ交付金倍増 石破首相、初の所信表明

石破茂首相が4日に衆参両院本会議で行う初の所信表明演説の骨格が分かった。地方創生の取り組みを支援する交付金を、当初予算ベースで倍増させる方針を表明。地方重視の姿勢をアピールする。

首相は「地方創生2.0」を掲げ、「新しい地方経済・生活環境創生本部」を新設する考えを示している。演説でもこれを強調。先の自民党総裁選で訴えた防災体制の強化に向け、防災庁設置の検討を加速する方針にも言及する。

東京円、一時147円台 石破氏が利上げ慎重姿勢、急速に円安進む

東京円、一時147円台 石破氏が利上げ慎重姿勢、急速に円安進む

3日午前の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=147円台前半を付けた。前日から3円程度、急速に円安が進んだ。

石破茂首相が2日、日銀の金融政策を巡り「追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」と発言し、利上げに慎重な姿勢を見せたことから円売りが広がった。3日の日経平均株価が大幅上昇したことも、投資家のリスク回避姿勢の緩和につながり、円が売られた。

台風18号、ゆっくり北上 沖縄で大雨恐れ、警戒呼びかけ 気象庁

台風18号、ゆっくり北上 沖縄で大雨恐れ、警戒呼びかけ 気象庁

強い台風18号は3日、南シナ海から台湾付近をゆっくりと北寄りに進んだ。4日は南下する見込み。気象庁は沖縄での土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒し、うねりを伴う高波にも注意するよう呼びかけた。

気象庁によると、台風は3日午前6時現在、台湾海峡をゆっくりした速さで北東へ進んだ。中心気圧は975ヘクトパスカルで中心付近の最大風速35メートル、最大瞬間風速50メートル。中心から半径95キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。

米ハリケーン死者190人超 行方不明多数、ハリス氏ら被災地入り

米ハリケーン死者190人超 行方不明多数、ハリス氏ら被災地入り

米南部を先月下旬に襲った大型ハリケーン「ヘリーン」の被害が拡大し、CNNテレビが2日伝えたところによると、死者は少なくとも191人に上った。このうち大規模な洪水が発生したノースカロライナ州で95人、サウスカロライナ州で39人、ジョージア州で25人が死亡した。多数の住民が依然行方不明になっており、犠牲者はさらに増える可能性がある。

移民への締め付け強化するロシア 「契約兵」として戦地派遣も

移民への締め付け強化するロシア 「契約兵」として戦地派遣も

ロシアのモスクワ近郊で今年3月に起きた大規模テロから半年が経過した。旧ソ連・タジキスタン出身の4人が実行犯として起訴されたことを受け、プーチン政権は移民への締め付けを強化した。大勢の移民を露軍の契約兵としてウクライナの戦地へ送る動きも進んでいる。

連邦捜査委員会のバストルイキン委員長は6月下旬、ロシア市民権を取得した移民のうち1万人を新たに軍に登録させ、ウクライナとの戦いの前線に送り込んだと明らかにした。

だが、タジクなど中央アジア諸国からの移民は従来、労働力不足を穴埋めし、露経済を下支えしてきた。ロシアではさらに、「特別軍事作戦」の開始以降、多くの成人男性が海外へ流出し、人手不足が拡大している。