栃木・佐野市で36・8度 関東や東海で猛暑日 前日より10度以上上昇の場所も
栃木・佐野市で36・8度 関東や東海で猛暑日 前日より10度以上上昇の場所も
全国的に梅雨入りしている日本列島は24日、晴れとなった関東甲信や東海を中心に気温が上昇した。最高気温35度以上の猛暑日の地点が相次ぎ、前日より10度以上高い場所も出た。25日も暑さが続く見込みで、東北や北陸でも最高気温30度以上の真夏日の予報となっている。気温の変化が大きく、体が暑さに慣れていない時期のため、熱中症に注意が必要だ。
気象庁によると、栃木県佐野市の36・8度が全国で最も高かった。千葉県市原市36・4度、埼玉県寄居町36・1度、群馬県桐生市36・0度、静岡市駿河区35・5度など計14地点で猛暑日に。東京都心は今年最高の33・4度で真夏日だった。
円下落、160円に再び迫る 2カ月ぶり円安水準 介入前に近づく
円下落、160円に再び迫る 2カ月ぶり円安水準 介入前に近づく
週明け24日の東京外国為替市場の円相場は、日米の金利差を背景としたドル買い円売りで一時1ドル=159円94銭と約2カ月ぶりの円安水準に下落し、節目の160円台に再び迫った。前週末のニューヨーク市場で一時159円87銭まで下落した流れを引き継ぎ、朝方から159円台後半で推移。政府・日銀が4月から5月にかけて実施した円買いドル売りの介入前の水準に近づいた。
午後5時現在は前週末比92銭円安ドル高の1ドル=159円68~70銭。ユーロは1円52銭円安ユーロ高の1ユーロ=171円06~10銭。
工場火災で22人死亡 多数が外国人労働者…韓国
韓国・ソウル近郊の京畿道華城市にあるリチウム電池製造工場で24日、火災が発生した。消防当局によると、従業員22人が死亡し、8人が重軽傷を負った。死者のうち20人が外国人労働者とみられる。 消防によれば、死者22人のうち、2人は韓国籍、18人は中国籍、1人がラオス籍だった。もう1人は外国人とみられるが国籍未確認という。
火災は午前10時半(日本時間同)ごろ、リチウム電池を製造する工場の2階で発生。消防は「電池の一つから爆発的な燃焼が始まったという証言がある」と説明した。工場2階にはリチウム電池が3万5000個あり、電池の爆発が続いた。
大巡礼の死者1300人超 8割が無許可の巡礼者…サウジ
サウジアラビア当局は23日、世界各地のイスラム教徒が西部の聖地メッカを訪れる大巡礼(ハッジ)で、巡礼者の死者数が1300人を超えたと発表した。死因は大半が熱中症とみられる。国営サウジ通信によると、死亡者の約8割が当局の許可を得ず、巡礼に参加していた。
同通信は「死亡した1301人のうち83%が無許可の巡礼者で、長時間直射日光を浴びて歩いていた」と報じた。メッカでは今年、最高気温が51.8度に達し、猛暑となっている。無許可の場合、巡礼中に冷房施設を利用できないことが多い。