内閣支持16.4%、最低更新 規正法改正案、7割評価せず…時事世論調査
内閣支持16.4%、最低更新 規正法改正案、7割評価せず―時事世論調査
時事通信が7~10日に実施した6月の世論調査によると、岸田内閣の支持率は前月比2.3ポイント減の16.4%となり、2012年に自民党が政権に復帰して以降、最も低かった。自民党派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法改正などの取り組みが、支持回復につながっていないことが明らかになった。不支持率は1.4ポイント増の57.0%。「分からない」は26.7%だった。
日朝、5月に秘密接触か モンゴルで、偵察総局参加…韓国報道
13日付の韓国紙・中央日報は複数の情報筋の話として、日朝間の秘密接触が5月にモンゴルで行われていたと報じた。北朝鮮は3月、日本との接触拒否を表明したが、対日関係を前に進めようとしているもようだ。
ある消息筋は同紙に対し、日朝が先月中旬にウランバートル近郊で接触したと証言した。北朝鮮からは軍偵察総局の関係者らが出席。日本側からは、「有力な家柄出身の政治家」が代表団の一員として参加したという。
また、別の消息筋は、日朝は中国内モンゴル自治区で「先週後半に再び会うことになっていた」と述べたが、実現したかどうかは分かっていない。
郵便料金、10月値上げ 封書110円、はがき85円に…日本郵便
郵便料金、10月値上げ 封書110円、はがき85円に―日本郵便
日本郵便は13日、郵便料金を値上げすると発表した。10月に封書(定形、25グラム以下)は84円から110円に、はがきは63円から85円になる。消費税増税以外での封書値上げは1994年以来30年ぶり。はがきは2017年以来7年ぶりとなる。
郵便物数の減少が続く中、料金見直しにより収益改善を目指す。定形外などの郵便物も値上げする。総務省が同日、郵便料金引き上げに向け改正省令を施行した。
景況感、2四半期ぶりプラス 4~6月期、サービス業や運輸業が寄与
景況感、2四半期ぶりプラス 4~6月期、サービス業や運輸業が寄与
財務省と内閣府が13日発表した4~6月期の法人企業景気予測調査は、大企業全産業の景況判断指数(BSI)がプラス0・4だった。2四半期ぶりに「上昇」が「下降」を上回った。客足が戻り、価格転嫁も進んだサービス業や運輸業が景況感を引き上げた。一方、製造業の一部では生産コスト上昇が重荷となった。
大企業のうち非製造業はプラス1・1だった。訪日客や人流の増加を背景に、サービス業や運輸業でプラス幅が大きかった。ただ、建設業は、資材価格や人件費の上昇により下押し要因となった。製造業はマイナス1・0で、生産用機械器具製造業や鉄鋼業の生産コスト上昇が響いた。中堅企業の全産業はマイナス1・6。中小企業の全産業はマイナス10・3だった。
調査には、資本金10億円以上の大企業、1億円以上の中堅企業、1千万円以上の中小企業の計約1万1千社が回答した。
桂ざこばさん死去 76歳 上方落語、テレビで活躍
人情味あふれる語り口で知られ、タレントとしてもテレビで活躍した上方落語家の桂ざこば(かつら・ざこば、本名関口弘=せきぐち・ひろむ)さんが12日、ぜんそくのため死去した。76歳。大阪市出身。
上方落語を再興し、後に人間国宝となった桂米朝さん(2015年死去)に1963年に入門、朝丸と名乗った。88年に二代目桂ざこばを襲名。朝丸時代から、リポーターを務めるなど多くのテレビ番組でも活躍、歯に衣(きぬ)着せぬ発言が支持された。