中国主席、欧州3カ国訪問 米欧連携にくさび
中国の習近平国家主席は5日、フランス、セルビア、ハンガリーの欧州3カ国歴訪を開始した。最初の訪問地フランスではマクロン大統領との首脳会談のほか、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長を交えた3者会談を行う。貿易摩擦が続く欧州との関係改善につなげ、米欧間の連携にくさびを打ちたい考えだ。
習氏の欧州訪問は2019年以来。中国は、米国と一線を画した独自外交を掲げるフランスをEU内の連携相手として重視している。昨年4月にマクロン氏が訪中した際は、習氏が南部の広東省まで同行するなど異例の厚遇で迎え、中仏企業の大口契約も交わされた。マクロン氏は今回、返礼として習氏を南仏に招待する。
米軍とフィリピン軍 南シナ海の海岸で実弾使った迎撃訓練
アメリカ軍とフィリピン軍は、南シナ海に面したフィリピン北部の海岸で海からの侵略を想定して実弾を使った迎撃訓練を行いました。中国が南シナ海で威圧的な行動を強める中、即応能力をアピールするねらいがあるとみられます。
ブラジルで洪水や土砂災害、70人超死亡 4月下旬から豪雨、避難者は11万人
ブラジルで洪水や土砂災害、70人超死亡 4月下旬から豪雨、避難者は11万人
ブラジル南部で4月下旬から豪雨が続き、各地で洪水や土砂災害が発生、地元メディアは5日、これまでに70人以上が死亡したと報じた。100人以上と連絡が取れなくなっており、軍などが救助活動を続けている。避難者は約11万人に上った。
同州では10日間で約3カ月分に相当する量の雨が降ったとされる。水力発電で利用するダムも決壊し、5日は40万人が停電の影響を受けた。各地で道路や橋が寸断され断水も発生。住民の生活再建が急務となっている。
ドジャース大谷翔平が2発含む4安打、打率も本塁打も両リーグトップ
ドジャース大谷翔平が2発含む4安打、打率も本塁打も両リーグトップ
米大リーグは5日、各地で行われ、ドジャースの大谷はブレーブス戦に2番指名打者で出場し、一回に2試合連続の本塁打となる先制の9号2ラン、八回には今季初の1試合2発となる10号ソロを放った。三回に左前打、六回に中前打を放ち、今季初の1試合4安打もマーク。打率3割6分4厘は両リーグトップ、10本塁打は両リーグトップタイとなった。チームは5―1で勝ち、4連勝となった。