2024年3月26日 今日の出来事

大谷翔平「僕自身は何かに賭けたり、僕の口座から送金を依頼したこともない」

大谷翔平「僕自身は何かに賭けたり、僕の口座から送金を依頼したこともない」…初めて自らの言葉で経緯語る

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(29)の通訳を解雇された水原一平氏(39)の違法賭博疑惑で、大谷選手は現地時間25日午後(日本時間26日朝)、米ロサンゼルスのドジャースタジアムで記者団に「彼(水原氏)が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ、周りの人にウソを付いていた。結論から言うと、そういうことになる」と語った。

大谷選手は「僕自身は何かに賭けたりとか、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたり、それを頼んだりしたことはないし、僕の口座から誰かに送金を依頼したこともない。数日前まで彼がそういうことをしていたというのも全く知らなかった」と主張した。大谷選手が水原氏の賭博や借金の問題について初めて知ったのは、20日、韓国での開幕戦後に球団幹部から説明を受けた時だったという。

大谷選手が疑惑についてコメントするのは初めて。大谷選手はこの日、古巣のエンゼルスとの試合前に記者団を集めて自らの言葉で経緯を語ったが、記者団の質問には答えなかった。

「日本政府との接触も交渉も拒否」 金与正氏、拉致問題理由に

「日本政府との接触も交渉も拒否」 金与正氏、拉致問題理由に

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の妹の金与正(キム・ヨジョン)党副部長は26日、日本政府が拉致問題で立場を変えていないとして「接触も交渉も拒否する」との談話を発表した。

金与正氏は2月以降、拉致問題を「解決済み」と扱うのを条件に首脳会談に応じるとの談話を発表。林芳正官房長官は今月25日、「拉致問題が解決済みとの主張は受け入れられない」と記者会見で反論し、「拉致や核などの懸案を包括的に解決するとの方針に変わりはない」と強調した。

早紀江さん「諦めず続けて」 「交渉拒否」与正氏談話受け

早紀江さん「諦めず続けて」 「交渉拒否」与正氏談話受け

北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長が「日本との交渉を拒否する」との談話を発表したことを受け、拉致被害者横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母早紀江さん(88)は26日、「岸田首相は気にせず、絶対に諦めずに交渉を続けてほしい」とするコメントを公表した。

早紀江さんは「(交渉は)そう簡単にはいかないと思っていた。いつものことで、何十年ももどかしい思いをしてきた」と心境をあらわにした。

中国無人機が日本海飛行 活動範囲が拡大 防衛省初公表

国無人機が日本海飛行 活動範囲が拡大 防衛省初公表

防衛省は26日、中国の偵察型無人機1機が同日午前に日本海の上空を旋回したと発表した。中国の無人機の飛行はこれまで南西諸島周辺で確認されてきたが、同省が日本海上空での飛行を確認し、公表するのは初めて。活動範囲が広がりを見せている。

小林製薬の「紅こうじ」、摂取後に死亡か 「因果関係疑い」1件発表

小林製薬の「紅こうじ」、摂取後に死亡か 「因果関係疑い」1件発表

小林製薬は26日、腎疾患などの健康被害の恐れがあるとして自主回収を呼びかけている「紅こうじ」のサプリメントに関し、サプリ摂取と死亡との因果関係が疑われる事象を1件把握したと発表した。

小林製薬サプリ「紅こうじ」、新たに50人入院との情報

また、サプリを摂取後に入院したとの連絡が新たに約50人から寄せられたことを明らかにした。24日までに確認した入院者数は26人だった。

コンパクトシティー計画、全国市町村の3割で 住宅や商業施設を集約

コンパクトシティー計画、全国市町村の3割で 住宅や商業施設を集約

無秩序に広がった都市を「コンパクト化」する動きが広がっている。実現のための基本方針「立地適正化計画」を作っている自治体は、2023年7月時点で全国の市町村の約3割に当たる527自治体に上る。国は25年3月までに600に引き上げたい考えだ。

立地適正化計画では、住む場所を誘導する「居住誘導区域」と、公共・商業施設を集積する「都市機能誘導区域」を決め、併せて公共交通ネットワークも再編・効率化する。

米フロリダ州、14歳未満のSNS禁止 国内で最も厳格な州法か

米フロリダ州、14歳未満のSNS禁止 国内で最も厳格な州法か

米南部フロリダ州で25日、14歳未満のソーシャルメディアの利用を禁止する州法が成立した。14~15歳も利用には保護者の許可を必要とする。州法制定を主導した共和党のレナー州下院議長は「ソーシャルメディアでは性犯罪者が子供を狙っており、危険なメディアに触れることが、うつや自傷行為、自殺につながる。フロリダは子供を守る道を先導する」と意義を強調した。

核兵器の国際管理、実現追求を オッペンハイマー博士の孫

核兵器の国際管理、実現追求を オッペンハイマー博士の孫

米国の原爆開発を率いた科学者、故ロバート・オッペンハイマー博士の孫チャールズ・オッペンハイマー氏(48)が26日までに、西部サンフランシスコで共同通信の取材に応じた。博士が第2次大戦後に提唱した核兵器の国際管理が実現していれば「核廃絶は成し遂げられていた」と強調した。国際社会は実現を追求すべきだとし、核物質の規制強化を呼びかけた。

博士の半生を描いた映画「オッペンハイマー」はアカデミー賞で作品賞を含む7部門に輝き、大きな注目を集めた。

ハマス戦闘員300人拘束 イスラエル軍、ガザ南部

ハマス戦闘員300人拘束 イスラエル軍、ガザ南部

イスラエル軍は25日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスで約10日間にわたる作戦を実行し、イスラム組織ハマスの戦闘員約300人を拘束したと表明した。多くの戦闘員を殺害したとしている。軍は北部ガザ市にある地区最大のシファ病院でも攻撃を継続し、ハマスへの圧力を強めている。

18日に始まったシファ病院への攻撃で、軍は戦闘員170人を殺害したと主張。病院敷地内の複数の建物で作戦を続け、医療機器などに隠された多くの武器を押収したという。ハンユニスの作戦でも、大量の兵器を発見したとしている。