今日の出来事(2022年7月18日) 京アニ事件3年で追悼式 36人の遺志つなぎ、作り続ける

京アニ事件3年で追悼式 36人の遺志つなぎ、作り続ける

京都アニメーション放火殺人事件の発生から3年がたった18日、現場の第1スタジオ跡地(京都市伏見区)で追悼式が開かれた。参列した関係者らは無念をかみしめ、アニメ作品の「聖地」を訪れたファンが祈りをささげた。「遺志をつなぎ作り続ける」。残された仲間たちは作品への情熱を再確認し、遺族は前を向いて進んでいくことを誓った。

追悼式は非公開。事件発生時刻に合わせ午前10時半すぎに開催した。会社側によると、ある遺族は弔辞で「あの日、どんなに怖かったことでしょう。無念だったことでしょう。もっともっとあなたの未来を見ていたかった」と述べた。「スタジオは家庭のような温かさがあった」とする社員の弔辞もあった。

京都アニメーション放火殺人事件の現場となった第1スタジオ跡地で開かれた追悼式(18日、京都市伏見区)

西日本、20日にかけ大雨見込み 19日、九州で線状降水帯予報

前線を伴う低気圧の影響で、気象庁は18日午後3時過ぎ、局地的な大雨をもたらす「線状降水帯」が長崎県壱岐・対馬で発生したと発表した。さらに午後4時過ぎには、九州南部と北部で19日午前にかけて線状降水帯が発生する可能性があると発表。西日本は20日にかけて大雨となる見込みで、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫などに厳重に警戒するよう呼び掛けている。

気象庁によると、長崎県対馬市美津島で18日午後3時半ごろまでの1時間に95.0ミリ降り、観測史上1位を更新した。

19日午後6時までの24時間で予想される雨量はいずれも多い所で、九州北部・南部・四国250ミリ▽近畿200ミリ▽中国120ミリ▽北陸・東海100ミリ。さらに20日午後6時までの24時間では、九州南部200~300ミリ▽九州北部100~200ミリ▽北陸100~150ミリ▽近畿・東海50~100ミリ――と見込まれる。線状降水帯が発生すれば、さらに雨量が増える恐れがある。東日本については、19日から20日にかけて大雨に警戒するよう呼び掛けている。

19日(火)朝の雨雲の予想

東京で新たに1万2696人感染 7日連続1万人超 新型コロナ

東京都は18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1万2696人確認されたと発表した。1万人を超えたのは7日連続で、前週月曜日(6231人)から6465人増えた。新たに1人の死亡が確認され、都の基準で集計した重症者は15人だった。

【1年前の今日の出来事】 2021年7月18日