ウクライナ侵攻 製鉄所から100人退避 第1弾、国連も確認
ロシア軍が包囲を続けているウクライナ南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所を巡り、ゼレンスキー大統領は1日、退避する民間人の第1弾として約100人が避難を始めたことを明かした。ウクライナ政府が統治を維持している地域へ移動しており、2日に南部ザポロジエに到着する見通しだという。国連も赤十字国際委員会(ICRC)と協力し、退避作業を進めていることを確認した。
ゼレンスキー氏はツイッターへの投稿で「国連と共に製鉄所に残る他の民間人の避難にも取り組んでいる」と明記した。一方で、ウクライナ国営のウクルインフォルム通信は、1日に退避作業が一段落した後、ロシア軍が製鉄所へ大規模な砲撃を再開したと報じた。
観光船でプロポーズ予定 22歳の手紙、車の座席下に 遺族が公開
北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で亡くなった鈴木智也さん(22)=北海道北見市=の告別式が2日、実家のある帯広市内で行われた。智也さんが船上でプロポーズを予定していた女性=2日現在で行方不明=に宛てた手紙を遺族が公表。「これからも一生一緒についてきてください」とつづられていた。
親族によると、手紙は乗船のため斜里町ウトロの港に止められていた車の後部座席の下で見つかった。船から戻った後、サプライズで渡すため、隠すかのように。ティファニーのペンダントも一緒に見つかった。
手紙の中で、自身を「とと」、女性を「ゆっち」と呼び「ずっとずっと大好き」と愛する気持ちを率直につづった。手紙の最後では「嫁になってくれますか?」とプロポーズ。「7月7日に返事待ってます」と記したこの日は智也さんの誕生日に当たる。
岸田政権下での憲法改正 賛成44%、反対31% 毎日新聞世論調査
日本国憲法は3日、1947年の施行から75年を迎える。毎日新聞と社会調査研究センターが4月23日に実施した全国世論調査では、岸田文雄首相の在任中に憲法改正を行うことについて、「賛成」との回答は44%で、「反対」の31%を上回った。
調査方法や質問の仕方が異なるため単純に比較できないが、安倍晋三氏が首相在任中の2020年4月の調査では、当時の安倍首相の在任中の憲法改正に「賛成」は36%で、「反対」の46%を下回った。21年4月の調査では、首相名を挙げずに憲法改正について質問し、「賛成」は48%、「反対」は31%だった。
全国の新規感染、前週比5500人減 新たに1万9353人 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染者は2日、全国で新たに1万9353人確認された。前週の月曜日から約5500人減った。重症者は前日に比べて1人少ない164人。死者は30人だった。千葉県は585人で、約3カ月半ぶりに1日当たりの新規感染者が1000人を下回った。
東京の新規感染者、前週を下回る 新たに2403人確認 新型コロナ
東京都は2日、都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに2403人確認されたと発表した。前週の月曜日(3141人)を738人下回った。新たに3人の死亡も確認された。
3年ぶり「八十八夜茶摘みの集い」 初夏の新茶青々 京都・宇治
立春から88日目にあたる2日、日本を代表する茶の産地・京都府宇治市で「宇治新茶・八十八夜茶摘みの集い」が3年ぶりに開かれ、新茶をPRした。京都に初夏の訪れを告げる恒例行事だが、新型コロナウイルス禍のため2020、21年と2年連続で中止になり、21年はPRのための茶摘み撮影、配信のみが行われた。
この日は同市の宇治茶会館でオープニングセレモニーがあり、隣接する茶園で公募の「宇治茶レディ」5人が、かすりの着物にあかねだすき、姉さんかぶり姿で新茶を手摘みした。夏には「全国茶品評会」、秋に「全国お茶まつり」が開催される予定。
【1年前の今日の出来事】 2021年5月2日