オミクロン株、40超の国・地域に ザンビアなどで初確認
欧州連合(EU)の欧州疾病予防管理センター(ECDC)は4日、ルクセンブルクで新型コロナウイルスの「オミクロン株」の感染者が初確認されたと明らかにした。アフリカ南部ザンビアでも同日、初の感染者が報じられた。これでオミクロン株の感染が確認・報道されたのは世界40以上の国・地域に広がった。
オミクロン株、市中感染も世界各国で確認
ノルウェーの保健当局は3日、首都オスロで11月26日に開かれた国内企業のクリスマスパーティーに参加した市民から、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が13人確認されたと発表した。オミクロン株のクラスター(感染者集団)は、韓国やオーストラリアでも疑い例が出ている。市中感染も世界各国で確認されており、急速な感染拡大への懸念が強まっている。
新型コロナ オミクロン株 欧州「数カ月で主流に」 専門機関予測
欧州連合(EU)の専門機関、欧州疾病予防管理センター(ECDC)は2日、オミクロン株による感染が欧州で今後数カ月以内に感染者の過半数に至る可能性があるとの予測を示した。欧州で広がっているデルタ株と比べても増殖しやすいとみられるという。
NY円、112円後半 日米の金利差縮小を意識
新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」流行への懸念から、相対的に安全な資産とされる米国債が買われて米長期金利が低下した。これを受け、日米の金利差縮小を意識したドル売り円買いが優勢となった。
インドネシア・ジャワ島で火山が噴火、1人死亡 逃げ遅れた住民も
インドネシア国家防災庁などによると、4日午後3時20分ごろ、インドネシアのジャワ島東部のスメル山が噴火し、1人が死亡、約50人がけがをした。噴火後には火山灰が空を覆い、溶岩が流れ出る様子も確認された。逃げ遅れた住民や砂の採掘にあたっていた作業員らが被災し、行方が分からなくなっている人もいるという。日本時間4日午後11時時点で、航空便への影響は出ていないという。