天皇陛下がバッハ会長らと面会 出席者絞り、飲食もなし
天皇陛下は22日、皇居・宮殿で、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長らIOC関係者19人と面会した。陛下は英語で「アスリートの皆さんが健康な状態で安心して競技に打ち込み、その姿を通じて、新しい未来へと希望の灯火がつながれる大会となることを願います」とあいさつした。今回は新型コロナ感染防止のために出席者を絞り、飲食も控えた。皇后雅子さまも同席しなかった。
バッハ会長は「日本の皆様に危険をもたらすことのないよう最大限の努力をしていることを、陛下に改めてお約束します」などとあいさつした。
ジル夫人日程、陛下と面会も 競技は米大使館でTV観戦
米ホワイトハウスは21日、東京五輪の開会式に出席するジル・バイデン米大統領夫人の訪日日程を発表した。22日に到着して菅首相と夕食を共にし、23日には天皇陛下に面会する。ホワイトハウスによると、ジル氏は23日の開会式の前に、米代表選手団を激励する催しを開くが、対面ではなくオンライン形式で行うという。また、24日にはソフトボールの米メキシコ戦を観戦するが、米大使館内で大使館員や家族らとテレビ観戦する「ウォッチ・パーティー」形式を取るという。
小林賢太郎氏を解任 五輪開会式演出担当、ホロコーストをやゆ
23日の開会式でショーの演出担当を務める元お笑い芸人の小林賢太郎氏(48)が解任された。大会組織委員会関係者が22日、明らかにした。小林氏は、過去にユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を題材にしていたとみられるコントの動画が拡散し、SNSで批判されていた。
国内で新たに4943人感染 2か月ぶりに4000人超える
新型コロナウイルスの国内感染者は21日午後8時現在、新たに4943人が確認された。新規感染者が4000人を超えるのは、5月27日以来約2か月ぶり。
東京で新たに1979人感染 1月15日以来の1900人超
東京都は22日、都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに1979人確認されたと発表した。1日あたりの感染者が1900人を超えるのは1月15日(2044人)以来。直近7日間の平均は1373.4人で、前週比は155.7%と増加ペースが上がっている。
大阪府で461人感染確認 前週木曜から137人増 新型コロナ
大阪府は22日、新型コロナウイルスの感染者が新たに461人確認されたと発表した。2日連続で400人を超え、前週木曜(15日)の324人から137人増えた。