文化・歴史

文化・歴史

一神教における「GOD」は、日本語の「神様」と何が違うのか? 日本人は神様を「仲間」と認識している

近代社会においては、西洋的な文化や制度が世界を席巻してきた。この「西洋」の文化の大きな礎となっているもののひとつがキリスト教であり、これを知ることは現代社会を理解することにも繋がるだろう。ではそもそも、なぜキリスト教における神は一つなのか? 人々は「God」をどう捉えているの?
文化・歴史

【神様が味方する人の生き方】「奇跡的に病気が治癒した人」の共通点とは?

2017年の発売以降、今でも多くの人に読まれ続けている『ありがとうの魔法』。本書は、小林正観さんの40年間に及ぶ研究のなかで、いちばん伝えたかったことをまとめた「ベスト・メッセージ集」だ。この連載では、本書のエッセンスの一部をお伝えしていく。
文化・歴史

なぜ政権や王朝が滅亡するのか「たったひとつの答え」

既存の政権や王朝を滅ぼす原因として、異民族の侵略、大災害と飢饉、内乱と革命などが挙げられることが多い。しかしこうした言説は原因と結果を取り違えている。異民族が侵略を試みていない時期などないし、・・
文化・歴史

【橋爪大三郎・特別講義】日本人が知らない、中国を動かす「儒教の本質」とは?

中国と言えば、儒教。儒教の根底にあるのは、つぎの考え方です。人が人を支配するのは、正しい。人が人を支配することを、政治といいます。中国文明では、政治の地位が高い。無条件で正当だと考える。政治がすべてを解決すると考える点に、特徴があります。
文化・歴史

日本の社会はもともと…江戸期は「父親が子どもを育てた時代」

日本の社会はもともと、男性が育児と疎遠ではなかった。江戸後期の土佐藩士による日記を研究した「江戸の親子」(太田素子・和光大学名誉教授)は、江戸期を「父親が子どもを育てた時代」と評している。
文化・歴史

金持ちのまま死んだら天国に行けない…池上彰「アメリカの富豪が莫大な寄付をする本当の理由」

なぜアメリカの富豪は莫大な寄付をするのか。ジャーナリストの池上彰さんは「聖書の記述が、アメリカの寄付の文化を生み出した。『マタイによる福音書』に、『金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい』というエピソードがある」という――。
文化・歴史

草彅剛『罠の戦争』中盤なのに展開が急すぎる…最後の敵は総理でも大臣でもないなら誰?

終盤あたりで繰り広げられそうなストーリーを、中盤回で惜しみなくどんどん消化している草彅剛主演のリベンジエンターテインメント『罠の戦争』(フジテレビ系)。先週月曜に第6話が放送されているが、展開がスピーディすぎて終局が読めず、先が気になるハラハラ感を持続している。
文化・歴史

科学技術が進化しても、宗教はなくならない理由 神に人間が服従するのは理不尽な幻想なのか

19世紀に『キリスト教の本質』を書いたフォイエルバッハによれば、キリスト教で信仰されている神は、実は人間自身に他なりません。つまり、人間が宗教において神の本質と見なすものは、人間自身の理想化されたものなのです。「神が人間を作ったのではなく、人間が神を作った」という有名なテーゼを語ることになります。
文化・歴史

ドイツはなぜ大国に成長したのか? 誕生秘話に迫る! 英雄オットー1世の物語

ドイツと聞いて何が思い浮かぶだろうか? サッカー、ビール、クリスマスマーケットなど豊かな文化的側面を持つドイツは、現在までに長く複雑な歴史をたどってきた。今回はその長い歴史の発端を探ってみよう。11月新刊『ドイツ誕生』から、一部抜粋してお届けする。
文化・歴史

池上彰氏が解説「聖書を知らないと損をする訳」 世界情勢を知るうえで押さえたい前提知識

世界で最も読まれている書物である『聖書』を多くの日本人は読んだことがありません。しかし、『聖書』を知ることは、世界に通用する教養を身につけることであり、世界を理解することにもつながる、と池上彰氏は言います。
文化・歴史

宗教がわかってない人はこの4原則を知らない 何を信じ、礼拝し、服し、目指していくのか

宗教の世界は、歴史の蓄積によるたくさんの言葉、概念、人名などの固有名、特殊な用語にあふれています。さまざまな宗教を比較して考え、本質に切り込んだ宗教論を解説した『教養として学んでおきたい5大宗教』から一部を抜粋してお届けします。
文化・歴史

沖縄に寄り添う天皇陛下 戦争と平和への思い 即位後初訪問

「本当に戦争は悲惨だな」。初めて沖縄県を訪れた87年9月、陛下(当時は浩宮さま)は南部戦跡を巡る車内でそう漏らしたという。同乗した東宮侍従が「平和な風景ですが、まだ遺骨の収集も終わっていないそうです」と説明したことを受けての言葉だった。
文化・歴史

韓国軍に日本侵略の前科がある 2度の元寇、元皇帝フビライに軍事攻撃を煽ったのは高麗の忠烈王

「高麗史」には、高麗の忠烈王が元皇帝フビライに、日本を軍事攻撃して属国とするようあおり、自ら先鋒を志願する記述が見つかる。また、1度目の日本侵攻に失敗した後にも「もう1度、日本を攻めましょう」とも発言している。
文化・歴史

市場原理主義という“怪物”に戦いを挑み続けた「日本人経済学者」がいた…! いま、宇沢弘文が注目を集めるわけ

格差の増大や環境破壊など、資本主義が持つ「陰」の部分に1970年代から気づいていた宇沢弘文は、「社会的共通資本」という概念をベースに、万人が幸福に暮らすことを目指す、新たな資本主義の枠組みを構築しようとしていた。その思想は半世紀後の現在、再び大きな注目を集めるようになっている。
文化・歴史

稲盛和夫氏のフィロソフィー <すばらしい人生をおくるために>

人を成功に導くものは、愛と誠と調和という言葉であらわされる心です。こうした心は、私たち人間がもともと魂のレベルでもっているもので、「愛」とは他人の喜びを自分の喜びとする心であり、「誠」とは世のため人のためになることを思う心、そして「調和」とは自分だけでなくまわりの人々みんなが常に幸せに生きることを願う心です。