2020年11月11日

女川原発2号機、再稼働への地元同意を表明 宮城県村井知事
東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の再稼働について、宮城県の村井嘉浩知事は11日、地元同意を正式に表明した。女川町の須田善明町長、石巻市の亀山紘市長との3者会談で結論を出し、その場で梶山弘志経済産業相に電話で伝えた。東北電は安全対策工事が完了する2022年度以降の再稼働を目指す。

東芝、再エネ事業強化 石炭火力建設から撤退
東芝は11日、中期経営計画を大幅に見直し、再生可能エネルギーなどの事業を強化して収益の柱に育てる方針を発表した。石炭火力発電所の建設事業からは撤退する。

秋の叙勲、皇居で授与式
秋の叙勲の大綬章親授式が11日、皇居・宮殿「松の間」で行われ、天皇陛下が外国人2人を含む受章者9人に勲章を手渡された。出席したのは、旭日大綬章の仲井真弘多元沖縄県知事(81)、中村邦夫元松下電器産業(現パナソニック)社長(81)、内山田竹志トヨタ自動車会長(74)ら。

中国、香港4議員の資格剥奪 民主派15議員も抗議で集団辞職
中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会は11日、香港立法会(議会)の議員資格として中国や香港への「忠誠」を求め、「中国による香港への主権行使を認めない場合、議員資格を失う」などと決定した。これを受けて香港政府は同日、民主派4議員の資格の即時失効を発表した。
民主派議員19人は11日夕に会見し、4人以外の15人も抗議のため一斉辞職すると表明。民主党の胡志偉主席は「中央政府は一国二制度を完全に放棄した」と糾弾した。定数70の立法会で21人いた民主派は2人に激減することになり、今後は親中派の独壇場だ。

中国「独身の日」 アリババ取引額は7.9兆円
中国で年間最大のネット通販セール「独身の日」が12日深夜0時(日本時間午前1時)に終了した。最大手のアリババ集団のセール期間中の取扱高は4982億元(約7兆7000億円)を記録した。今年はセールの対象期間を例年よりも延ばしており、2019年の2684億元を大きく上回った。。