作家の東野圭吾さん死去、68歳 「白夜行」、「容疑者Xの献身」
作家の東野圭吾さん死去、68歳 「白夜行」、「容疑者Xの献身」
「白夜行」「容疑者Xの献身」などのベストセラーで知られ、ミステリー界をけん引した直木賞作家の東野圭吾(ひがしの・けいご)さんが23日未明、大腸がんのため死去した。68歳だった。
1958年、大阪市生まれ。大阪府立大卒業後、エンジニアとして勤務しながら、85年に「放課後」で江戸川乱歩賞を受賞してデビューした。99年「秘密」で日本推理作家協会賞、天才物理学者が活躍する「ガリレオ」シリーズの一作である「容疑者Xの献身」で2006年に直木賞と本格ミステリ大賞を受賞した。
23年には著作の刊行が100冊に達し、国内累計発行部数が1億部を突破した。作品は41の国と地域で翻訳され、国際的に権威ある米エドガー賞、英ダガー賞にもノミネートされた。「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で中央公論文芸賞、「祈りの幕が下りる時」で吉川英治文学賞を受賞。今年8月には「ガリレオ」シリーズの最新作「永遠の記憶」の発売が控えていた。23年に紫綬褒章を受章、菊池寛賞を受賞した。
大分・日田で40.0度観測 九州で史上初酷暑日―気象庁
東海と西日本は27日も九州西方沖に中心がある高気圧に覆われ、晴れて気温が大幅に上がった。気象庁によると、大分県日田市で午後3時半に40.0度を観測した。九州で最高気温40度以上の酷暑日が出るのは統計史上初めて。国内の今年の酷暑日は6日目となった。
酷暑日に迫る所も相次ぎ、福岡県久留米市で39.8度、高知県四万十市・江川崎で39.6度、福岡県朝倉市で39.2度、広島県安芸太田町で39.1度となった。
森林火災で30万人避難 スペインとフランス
スペインとフランスで相次ぎ発生した大規模な森林火災で、両国当局は26日も懸命の消火を行った。AFP通信によると、住民や観光客ら計約30万人が避難。記録的な被害が出ているが、鎮火のめどは立たず、延焼が続いた。
スペインは首都マドリード近郊の火災で8万ヘクタール近くが焼失した。今年の全国の被害面積は計15万ヘクタール超と、昨年の6倍のペースで拡大している。
一方、フランスは火の手がワイン産地として知られるボルドー地区の市街地まで15キロに迫った。ヌニェス内相はSNSに「状況は極めて不利だ」と投稿。火勢の変化は「予見できず、不安定」だとして警戒を呼び掛けた。山火事は英国やイタリアなど欧州各地でも起きている。
フジモリ大統領、29日就任 ペルー、日米と関係強化へ
6月のペルー大統領選決選投票で勝利した日系3世の右派ケイコ・フジモリ氏(51)が28日(日本時間29日)、大統領に就任する。日系人としては父の故アルベルト氏に続いて国家運営を担い、日本や米国との関係強化を図る構えだ。任期は5年。
日本からは堀井巌外務副大臣が出席。ランドー米国務副長官やスペイン国王フェリペ6世のほか、アルゼンチンのミレイ大統領、エクアドルのノボア大統領ら中南米各国の首脳も参加する予定。
フジモリ氏は山積する課題に結果を出すことが求められる。治安対策では警察の強化や軍の投入を掲げ、不法移民の追放も主張。格差是正に取り組む姿勢も強調し、中小企業支援や教育の充実などを提唱している。
原油急落、一時83ドル台 米イランの戦闘停止受け
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は26日夜(日本時間27日午前)の時間外取引で、米国とイランの戦闘停止を受けて急落した。米国産標準油種WTIは一時、前週末終値比で7%近く下げ、1バレル=83ドル台を付けた。
市場では、米イランの戦闘終結に向けた協議が再開し、中東産エネルギーの供給停滞が緩和することへの期待感が広がった。
エボラ感染3000人超 10日で1000人増加―コンゴ
アフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)当局は26日、同国で5月15日に流行が宣言されたエボラ出血熱の感染者数が3000人を超えたと明らかにした。今月15日に2000人を超えてから10日余りで約1000人増えた。
感染者数は3075人で、うち1354人が死亡した。検査方法が改善されたことで感染の確認が進んだという。流行はさらに数カ月は続く可能性があるが、一部では医療従事者らが未払い賃金の支給を求めてストライキを行っており、患者対応に支障が生じている。

