2025年9月18日 今日の出来事

次の総裁、小泉氏23%でトップ 2位は高市氏21%…時事世論調査、自公政権の継続・下野拮抗

次の総裁、小泉氏23%でトップ 2位は高市氏21%―時事世論調査、自公政権の継続・下野拮抗

時事通信の9月の世論調査で、自民党総裁選(22日告示、10月4日投開票)を巡り、次の総裁として誰がふさわしいと思うか尋ねたところ、小泉進次郎農林水産相(44)が23.8%でトップだった。高市早苗前経済安全保障担当相(64)が21.0%で続いた。

林芳正官房長官(64)と茂木敏充前幹事長(69)が5.9%で3位タイ。小林鷹之元経済安保相(50)は3.1%で5位だった。

自民支持層に限ると、小泉氏31.8%、高市氏19.7%とトップ2人の差が開いた。3位は茂木氏の11.1%、4位は林氏の7.6%、5位は小林氏の3.5%だった。

日経平均株価、終値 初の4万5000円台 FRB利下げを好感

日経平均株価、終値 初の4万5000円台 FRB利下げを好感

18日の東京株式市場の日経平均株価(225種)の終値は、前日比513円05銭高の4万5303円43銭となり、初めて4万5000円台を付けて最高値を更新した。前日終値からの上げ幅は一時700円を超え、取引時間中の最高値も更新した。

米連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利引き下げで米国景気の先行き懸念が一旦払拭(ふっしょく)されたことが好感され、半導体関連株を中心に幅広い銘柄が買われた。10月の自民党総裁選を経て財政拡張的な政策がとられるとの見方も追い風になった。

イデコ限度額、27年に引き上げ 月7000円増、加入69歳以下に

イデコ限度額、27年に引き上げ 月7000円増、加入69歳以下に

厚生労働省は、公的年金に上乗せできる個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」の掛け金の限度額を2027年1月から引き上げる方針を18日までに明らかにした。企業年金に加入している会社員は、企業年金と合わせた上限を現行の月5万5000円から月6万2000円に7000円上げる。加入できる年齢も「69歳以下」に広げる。老後に向けた資産形成の支援を後押しし、働く高齢者の増加にも対応する。

会社員の限度額のうち、イデコ分の上限額2万円は撤廃する。企業年金がない会社員の場合、限度額を月2万3000円から月6万2000円に上げる。

ネット不正送金42億円 フィッシング急増、過去最悪ペース…警察庁

ネット不正送金42億円 フィッシング急増、過去最悪ペース―警察庁

警察庁は18日、2025年上半期(1~6月)のサイバー空間を巡る脅威情勢を公表した。インターネットバンキングの口座から不正送金された被害額は約42億2400万円で、前年同期比約7割増と上半期では過去最悪ペース。通年で最多だった23年(約87億3000万円)を上回る恐れもあり、同庁が注意を呼び掛けている。

被害の大半が企業や金融機関を装ったメールで偽サイトに誘導し、IDやパスワードを盗み取る「フィッシング」から始まっており、金融機関などでつくる「フィッシング対策協議会」のまとめでは、上半期の報告件数は119万6314件に上った。前年同期比約2倍で、過去最多の24年の年間171万8036件を超えるペースという。

首都圏マンション1億円超 8月、初の2カ月連続

首都圏マンション1億円超 8月、初の2カ月連続

不動産経済研究所が18日発表した首都圏(1都3県)の8月の新築マンション1戸当たりの平均価格は、前年同月より8・3%高い1億325万円だった。初めて2カ月連続で1億円を超えた。担当者は「建設費は高止まりしており、今後も価格が下落に転じる要素はない」とみている。

地域別に見ると、東京23区は1・0%下落したものの1億3810万円で、4カ月連続の1億円超えとなった。23区以外の都内は26・6%上昇の6518万円だった。

神奈川県は10・2%上昇の6608万円、埼玉県は10・0%上昇の5918万円、千葉県は16・1%上昇の6143万円となった。

下水道管10.5キロが「劣化深刻」 茨城がワースト2位 全国調査

下水道管10.5キロが「劣化深刻」 茨城がワースト2位 全国調査

埼玉県八潮市で1月に起きた道路陥没を受け、国土交通省が全国の自治体に要請した下水道管の特別重点調査の結果が17日公表され、茨城県内では約10・5キロが、深刻な劣化を示す「緊急度1」と判定された。これは愛知県に次ぎ全国で2番目に長い。

関東再びゲリラ雷雨で道路冠水に激しい雨で視界悪く茨城県内は2万軒超停電や突風被害で建物倒壊 都心もゲリラ雷雨に警戒

関東再びゲリラ雷雨で道路冠水に激しい雨で視界悪く茨城県内は2万軒超停電や突風被害で建物倒壊 都心もゲリラ雷雨に警戒

秋雨前線の影響で、18日は午前中から日本海側を中心に各地で大雨となり、富山市ではアンダーパスが冠水しました。このあと雨雲は次第に太平洋側に移り、午後からは関東各地でゲリラ雷雨が発生。

埼玉・熊谷市では午後2時ごろ、突然激しい雨が降りました。同じ埼玉県の久喜市でも激しい雨となりました。そして午後2時過ぎにゲリラ雷雨に見舞われた茨城・ひたちなか市では、雨がやんだ後、道路が冠水していました。

英国王が晩さん会主催 米大統領迎え、友好祝う

英国王が晩さん会主催 米大統領迎え、友好祝う

英ロンドン西郊ウィンザー城で17日夜(日本時間18日未明)、英国を国賓訪問中のトランプ米大統領夫妻を迎えてチャールズ国王主催の晩さん会が開かれた。王族のほか、政財界から約160人が出席。豪華なディナーを前に両国の友好を祝った。

冒頭、国王が「われわれは共通の言葉と伝統で結び付いている。絆は並外れている」と友好関係を強調。「欧州が圧制に再び脅かされる中、侵略を阻止し平和を守るため、(ロシアの侵攻を受ける)ウクライナ支援で団結する」と表明した。トランプ氏が就任以来、複数の紛争の和平交渉を仲介してきたことにも触れ「最も解決困難な幾つかの紛争の打開策を見つけるための個人的献身」に賛辞を贈った。

柳条湖事件94年で式典 反日感情高まりに懸念…中国

柳条湖事件94年で式典 反日感情高まりに懸念―中国

満州事変の発端となった1931年の柳条湖事件から94年を迎えた18日、中国遼寧省瀋陽市の「九・一八歴史博物館」で式典が開かれた。中国国営中央テレビが報じた。各界から計1000人以上が参加したが、習近平指導部メンバーなど要人の出席は伝えられていない。

この日に合わせて、旧日本軍の関東軍防疫給水部(731部隊)を描いた映画も公開された。反日感情の高まりが懸念され、在中国日本大使館は在留邦人に注意を呼び掛けている。

パレスチナ承認、当面見送り 日本、対米関係に配慮

パレスチナ承認、当面見送り 日本、対米関係に配慮

日本政府はパレスチナの国家承認について、当面見送る方向で最終調整に入った。イスラエルが反発を強めれば、パレスチナ自治区ガザ情勢がさらに悪化しかねないと懸念。同国を支える米国の意向にも配慮し、承認を表明した英仏などに追随しないとの判断に傾いた。複数の政府関係者が18日、明らかにした。

イスラエルを支援する米トランプ政権が、承認を見送るよう日本側に要請してきたことも考慮。米国と歩調を合わせる必要があると判断したもようだ。

モディ首相75歳、「定年」黙殺 健在ぶりアピール

モディ首相75歳、「定年」黙殺 健在ぶりアピール

インドのモディ首相が17日、75歳になった。所属するインド人民党(BJP)には75歳を「定年」とする内規があり、モディ氏や腹心は過去、重鎮らに引退を迫ってきた。しかし自身の場合には内規を黙殺。積極的な外遊を繰り返し、健在ぶりをアピールしている。

旧統一教会総裁の逮捕可否、23日朝までに結論か 韓国裁判所

旧統一教会総裁の逮捕可否、23日朝までに結論か 韓国裁判所

韓国の裁判所は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子(ハンハクチャ)総裁(82)に対する逮捕状の審査を22日に行う。聯合ニュースが伝えた。一般的に、審査日の翌朝までに逮捕状を発付するかどうかの結論が出ることが多い。発付されれば、特別検察は韓氏を逮捕する方針。

特別検察は、尹錫悦(ユンソンニョル)前大統領(64)=内乱罪などで公判中=の側近や妻に不正な金品を供与した政治資金法違反などの疑いがあるとみており、17日に韓氏から任意で事情聴取した。