2025年9月6日 今日の出来事

冠や装束、伝統受け継ぎ 平安絵巻さながらに…悠仁さま成年式

冠や装束、伝統受け継ぎ 平安絵巻さながらに―悠仁さま成年式

秋篠宮家の長男悠仁さまは6日午前、成年式の中心儀式「加冠の儀」に未成年の装束「闕腋袍(けってきのほう)」姿で臨み、「空頂黒※(※巾ヘンに責)(くうちょうこくさく)」を頭から外して「燕尾纓(えんびのえい)」が付いた冠をかぶり、成年となったことを公に示された。儀式は古式にのっとり、平安絵巻さながらに行われた。

悠仁さま、成年式「加冠の儀」 「責務の重さを自覚」

悠仁さま、成年式「加冠の儀」 「責務の重さを自覚」

秋篠宮家の長男悠仁さまの成年式が6日、執り行われた。悠仁さまは皇居・宮殿で、天皇陛下から授かった成年の冠を着ける中心儀式「加冠の儀」に臨み、「朝見の儀」で天皇、皇后両陛下を前に「成年皇族としての責務の重さを自覚し、さらに勉学にいそしむとともに経験を積む」と決意を述べられた。

男性皇族の成人を示す成年式は皇室の重要儀式で、1985年の秋篠宮さま以来40年ぶり。悠仁さまは昨年18歳で成人を迎えたが、大学受験のため、19歳の誕生日での開催となった。

「万歳」「おめでとう」 皇居前から祝福の声…悠仁さま成年式

「万歳」「おめでとう」 皇居前から祝福の声―悠仁さま成年式

秋篠宮家の長男悠仁さまが成年式に臨まれた6日、皇居前広場には姿を一目見ようと、市民や観光客ら約100人が集まった。日の丸の小旗を振り、「万歳」「おめでとうございます」と祝福の声を上げた。

明日7日は北海道や東北、北陸で警報級の大雨の恐れ 関東から九州は厳しい残暑に警戒

明日7日は北海道や東北、北陸で警報級の大雨の恐れ 関東から九州は厳しい残暑に警戒

明日7日は、北海道や東北、北陸では警報級の大雨になる所があるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。晴れる関東から九州にかけては、最高気温が35℃以上の猛暑日になる所が多くなるでしょう。熱中症に警戒してください。

元衆院議員、石川知裕さん死去 52歳、直腸がんで

元衆院議員、石川知裕さん死去 52歳、直腸がんで

元衆院議員の石川知裕(いしかわ・ともひろ)さんが6日午前6時48分、直腸がんのため死去した。52歳。北海道出身。喪主は妻で立憲民主党衆院議員の香織(かおり)さん。

衆院当選3回。2024年に大腸がんを公表し、治療を続けていた。

自身が秘書を務めた小沢一郎衆院議員の資金管理団体の政治資金収支報告書虚偽記入事件で10年に逮捕、起訴され、13年に議員辞職した。14年に有罪判決が確定した。19年に北海道知事選に立候補し落選。22年に参院選北海道選挙区、24年に衆院選比例代表北海道ブロックに立民から立候補したが、当選しなかった。

ベニズワイガニ初水揚げ 鳥取・境港で競り、秋到来

ベニズワイガニ初水揚げ 鳥取・境港で競り、秋到来

カニの水揚げ日本一の鳥取県境港市の境港で6日、日本海に秋を告げるベニズワイガニが今季初めて水揚げされ、初競りが行われた。

漁は1日から解禁となっており、境港から8隻が日本海で操業していた。6日は572箱(1箱36キロ)が水揚げされ、午前7時から初競りが行われた。姿売り用は30キロ当たり8万9千円で落札。加工用にも2万2500円の値が付いた。競り場には威勢のいいかけ声が響き渡り、かごの中に真っ赤なベニズワイガニが山積みにされ、シーズン到来を告げた。漁期は来年6月末まで。

猛暑に強いコメ拡大、全国16% 7年で面積2倍、24年産

猛暑に強いコメ拡大、全国16% 7年で面積2倍、24年産

猛暑に強い高温耐性品種のコメが作付面積に占める割合が、2024年産は全国で16・3%に達したことが6日、農林水産省への取材で分かった。うち10県は3~5割に上った。面積ベースでは7年で2倍超に拡大。温暖化が厳しくなる中でも収穫量を確保できるため農家のメリットは大きく、コメ価格の安定にも寄与しそうだ。23年産に高温障害が発生して流通量が低下し、コメ不足と価格急騰を招いた教訓を踏まえ、政府は26年度予算で支援を強化する。

ふるさと納税特典ポイント禁止へ 10月から、寄付獲得競争過熱で

ふるさと納税特典ポイント禁止へ 10月から、寄付獲得競争過熱で

ふるさと納税で寄付した際の特典ポイントの付与を、総務省が10月から事実上禁止する。理由として、ポイントなどによる寄付獲得競争の過熱が制度の趣旨を損なっていると主張。サイトの運営業者に支払う経費が、自治体の負担になっているとも指摘する。業者側は、楽天グループが反発する一方、ほかは冷静に受け止めている。駆け込み需要の発生も予想される。

2024年度のふるさと納税の寄付総額は過去最大の1兆2728億円と、市場規模は右肩上がりで拡大している。仲介サイト間のシェア争いが過熱する中、寄付者の囲い込み策の一つがポイント付与だ。

インド首相、トランプ氏発言「深く感謝」 緊張緩和へ歩み寄りか

インド首相、トランプ氏発言「深く感謝」 緊張緩和へ歩み寄りか

インドのモディ首相は6日、X(旧ツイッター)で、トランプ米大統領が「常にモディ氏の友人であり続ける」と発言したことを伝えた報道を引用し、「深く感謝する。印米関係は非常に前向きだ」と投稿した。トランプ政権の高関税政策などで両首脳の関係は険悪となっていたが、互いに歩み寄りを図った形だ。

北朝鮮上陸作戦でミス重なる 米、潜水艇の波で発覚か

北朝鮮上陸作戦でミス重なる 米、潜水艇の波で発覚か

米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は5日、米海軍特殊部隊SEALS(シールズ)による2019年初めの北朝鮮上陸作戦で、部隊が北朝鮮船に気付かず小型潜水艇のモーター出力を上げて波を引き起こすなどのミスが重なり失敗したと報じた。05年には特殊部隊が北朝鮮への上陸作戦を成功させていたとも伝えた。

軍事はロシア、経済は中国 体制安定へ習氏と友好演出…正恩氏

軍事はロシア、経済は中国 体制安定へ習氏と友好演出―正恩氏

北朝鮮の国営メディアは5日、中国を訪問した金正恩朝鮮労働党総書記が、約6年ぶりに会談した習近平国家主席から厚遇を受けたと伝えた。経済大国の「後ろ盾」を国内に印象付ける狙いがあるとみられ、韓国メディアは「軍事はロシア、経済は中国」という役割分担がより鮮明になったと報じた。

朝鮮労働党機関紙、労働新聞は1面で「習氏が温かく迎え、宴会も催した」として、正恩氏への歓待ぶりを写真付きで紹介した。会談では中朝の高官級の往来や意思疎通の強化について協議したという。北朝鮮は10月10日に労働党創建80周年を迎える予定で、中国高官が記念行事に出席する可能性がある。

習氏、「枢軸」結成へ振り切れず 中ロ朝3首脳会談は非開催

習氏、「枢軸」結成へ振り切れず 中ロ朝3首脳会談は非開催

中国の習近平政権は、戦勝記念行事に合わせて訪中したロシアのプーチン大統領、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との3カ国首脳会談を開催しなかったもようだ。個別会談で友好関係を確認するにとどめた。対米共闘の観点からロ朝を糾合する習氏だが、西側諸国が「冷戦期の再現」と見なす「中ロ朝枢軸」の本格結成には振り切れないジレンマがある。