内閣支持、横ばい28.7% 首相続投、過半数が容認…時事世論調査
内閣支持、横ばい28.7% 首相続投、過半数が容認―時事世論調査
時事通信が8~11日に実施した11月の世論調査によると、石破内閣の支持率は前月比0.7ポイント増の28.7%と横ばいだった。不支持率は38.3%で8.2ポイント増えた。
石破茂首相は辞任すべきだと思うか尋ねた質問には50.6%が「思わない」と回答。「思う」は21.5%にとどまった。今後望む政権の在り方は「自民党中心の政権継続」が40.7%、「野党中心の政権交代」が32.7%だった。
自民、公明両党が過半数割れした衆院選の結果については「妥当だ」との回答が60.3%で、「野党がもっと議席を伸ばすべきだった」15.6%、「与党がもっと議席を伸ばすべきだった」12.9%を大きく上回った。
臨時国会召集、28日軸 補正、規正法を審議…政府・与党
政府・与党は、臨時国会の召集日について、28日を軸に調整に入った。総合経済対策の裏付けとなる2024年度補正予算案や、自民党の派閥裏金事件を受けた政治資金規正法の再改正などを審議。石破茂首相の外国訪問の日程などを考慮して29日とする案もある。
米国務長官にルビオ氏 対中強硬派の外交通…トランプ次期政権
トランプ次期米大統領は13日、中国やイランに対する強硬派で知られるマルコ・ルビオ上院議員(53)を国務長官に指名すると発表した。ロシアによるウクライナ侵攻や中東での紛争終結に加え、覇権主義的な動きを強める中国への対応など、政権2期目の外交の司令塔を担う。
韓国で大学入試 過酷な受験戦争、バイクで送るボランティアも
韓国で14日、日本の大学入学共通テストに相当する大学修学能力試験が実施された。過酷な受験競争で知られる韓国では毎年、政府や市民らが受験生に対する支援体制を整えている。今回、試験会場の一つとなった首都ソウル市の高校では、ボランティアの男性にバイクで送り届けられる受験生の姿もあった。
試験日の交通渋滞を防ぐため、一部の企業は始業時間を遅らせた。警察も1万人体制で交通整理などに当たり、不測の事態に備えた。英語のリスニング試験中は、緊急の場合を除いて航空機の発着は禁止となった。飛行中の航空機は3キロ以上の上空で待機しなければならず、受験優先が徹底されている。