2024年10月6日 今日の出来事

「え?非公認?」 萩生田、平沢両氏の支援者から驚き 冷めた声も

「え?非公認?」 萩生田、平沢両氏の支援者から驚き 冷めた声も

「裏金議員」は一転、厳しい立場に――。石破茂首相は6日、派閥の政治資金パーティー裏金事件に関わった一部の議員を次期衆院選で非公認とする方針を発表した。直前まで「原則公認」で調整していたとされる自民党。突然の方針転換に、非公認となる陣営、街の人は何を思うのか。

「え? 非公認? そうなの?」

次期衆院選で東京24区に立候補を予定する自民党の萩生田光一・元政調会長(61)の地元・東京都八王子市。萩生田氏と長く活動を共にしてきた自民関係者は、党本部の方針転換に驚きを見せつつ「八王子に必要な人。いずれにしてもちゃんと支えていく」と強調した。

「高市、用意しとけ」次の総裁選に向けた麻生氏の助言 石破政権の次を見据え課題払しょくに動き

「高市、用意しとけ」次の総裁選に向けた麻生氏の助言 高市早苗氏が目指す総理の座 石破政権の次を見据え課題払しょくに動き

高市陣営の報告会と議員会館での挨拶回りを終えた高市氏は、総裁選で自身の支援に回った麻生氏のもとを訪ねた。その場で麻生氏は高市氏に対して以下のように助言した。

「自民党の歴史の中で3年以上総理を務めた例は7人しかいねえ。俺も菅も一年で終わった。石破はもっと短いかもしれねえ。だから高市、用意しとけ。議員は仲間作りが大事だから、これから半年くらい飲み会に行け」

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「高市、用意しとけ」次の総裁選に向けた麻生氏の助言 高市早苗氏が目指す総理の座 石破政権の次を見据え課題払しょくに動き

台湾「日本の政策変化」歓迎 海自艦が海峡通過、G7で6カ国目

台湾「日本の政策変化」歓迎 海自艦が海峡通過、G7で6カ国目

海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が先月、中国と台湾の間の台湾海峡を初めて通過したことを受け、台湾では日本の安全保障政策の変化とみて歓迎する声が広がった。日本政府が通過を公式に認めていないため台湾当局もコメントを控えているが、専門家は「日本が地域の大国として、台湾海峡が『国際水域』という明確なメッセージを中国に送った意義は大きい」と評価する。

台湾海峡では近年、「国際水域」とみなし「航行の自由」作戦を実施する米国に加え、カナダや英国、フランスなど多くの外国軍艦が通過している。軍事専門家によると、通過した国はこの1年間で9カ国に上り、日本を含む3カ国が初めてだった。先進7カ国(G7)では日本が6カ国目となる。

こうした動きの背景には、東アジアで軍事活動を活発化させる中国に対する危機感がある。しかし中国は台湾海峡を内水(自国の水域)と主張し、外国軍艦の通過は中国の主権を脅かす動きだと強く反発している。

中朝、国交75年も関係低調 ロシア重視鮮明、貿易頭打ち

中朝、国交75年も関係低調 ロシア重視鮮明、貿易頭打ち

中国と北朝鮮は6日、国交樹立から75年を迎え、習近平国家主席と金正恩朝鮮労働党総書記が祝電を交換した。ただ北朝鮮は今年、ロシアを重視する姿勢を鮮明にしており、中国との関係は相対的に低調だ。中朝間の貿易は頭打ちで、北朝鮮への観光事業でもロシアが先行する。

習氏は祝電で「戦略的な意思疎通を強化し交流と協力を深化させる」と強調。金氏は「友好関係は新しい発展の段階に入った」とした。6日の朝鮮労働党機関紙、労働新聞の1面は金氏の工場建設視察の記事で祝電は4面に掲載された。

死者4万1000人、人質解放も進まず イスラエル、ハマス交戦続く…ガザ衝突1年

死者4万1000人、人質解放も進まず イスラエル、ハマス交戦続く―ガザ衝突1年

パレスチナ自治区ガザでイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突が始まって7日で1年。米国やカタールなどが仲介する人質解放と停戦を目指す交渉は停滞し、ガザ側の死者は4万1000人を超えた。イスラエル軍は隣国レバノンにも侵攻し、イスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘に重点を移したが、ガザ攻撃収束の見通しは立たない。

ヒズボラ戦闘員440人殺害 イスラエル軍、交戦激化

ヒズボラ戦闘員440人殺害 イスラエル軍、交戦激化

イスラエル軍のハガリ報道官は5日、レバノンに地上侵攻した9月30日以降、地上戦や空爆などで親イラン民兵組織ヒズボラ戦闘員ら約440人を殺害したと述べた。軍は1日ごとの殺害数など詳細を公表していないが、4日には侵攻後にヒズボラ戦闘員250人を殺害したと表明。双方の交戦は一層激しさを増しているもようだ。

三陸鉄道でアワビ・マツタケ堪能 開業40周年、豪華弁当

三陸鉄道でアワビ・マツタケ堪能 開業40周年、豪華弁当

岩手県沿岸部を走る第三セクター三陸鉄道は6日、地元産のアワビやマツタケをぜいたくに使った弁当を車内で楽しむ「あわび列車・まつたけ列車」の運行を始めた。県内外から訪れた予約客が、車窓の景色を眺めながら豪華食材に舌鼓を打った。開業40周年を記念した企画で、11月10日まで計8回運行する。

「あわび列車」は盛駅から釜石駅まで約1時間で走り、メニューは「三陸産あわび弁当」(4500円)など。釜石発盛行きの「まつたけ列車」には、数量限定の「岩手県産まつたけ弁当」(5900円)などがある。三鉄によると、いずれも岩手では秋が旬の味覚として親しまれている。

ロンドンで阿波おどり、三線演奏 「ジャパン祭り」特産品を販売

ロンドンで阿波おどり、三線演奏 「ジャパン祭り」特産品を販売

日本の食や文化を発信する「ジャパン祭り」が6日、英ロンドン中心部のトラファルガー広場で開かれた。阿波おどり、三線の演奏といった伝統的な芸能を披露し、そばやすしなど日本食、福島県や北海道の特産品を販売。

在英国福島県人会のブースでは県産桃「さくら白桃」や梨、シャインマスカットに加え、楢葉町産の干し芋、浪江町名物の焼きそばを販売。アニメキャラに扮したコスプレーヤーによるイベントも。3月に亡くなった愛知県出身の漫画家鳥山明さんをしのび、代表作「ドラゴンボール」のファンが主人公の必殺技「かめはめ波」のポーズを一斉に取る。