23年度消費支出、3.2%減 物価高響き、3年ぶりマイナス…総務省
23年度消費支出、3.2%減 物価高響き、3年ぶりマイナス―総務省
総務省が10日発表した家計調査によると、2023年度平均の1世帯(2人以上)当たりの消費支出は月29万4116円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年度比3.2%減少した。前年度を下回ったのは3年ぶり。物価高が影響し、食料や光熱・水道など全10項目が落ち込んだ。
核ごみ調査受け入れた玄海町 原発と歩み依存、国への追従顕著に
核ごみ調査受け入れた玄海町 原発と歩み依存、国への追従顕著に
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、佐賀県玄海町が10日、原発立地自治体として初めて第1段階の文献調査受け入れを決めた。受け入れ自治体が現れたのは2020年10月に北海道の2自治体が手を挙げて以来全国で3例目だが、停滞する最終処分場を巡る議論の突破口になるかは見通せない。
トランプ氏「バイデンはイスラエル見捨てた」 ユダヤ票引き剥がし狙う…米大統領選
トランプ氏「バイデンはイスラエル見捨てた」 ユダヤ票引き剥がし狙う―米大統領選
トランプ前米大統領は9日、バイデン大統領がイスラエルへの弾薬供給の一部を停止したことについて「イスラエルを見捨てた」と批判した。ニューヨーク州で記者団に語った。トランプ氏は11月の大統領選を視野に、中東情勢を巡るバイデン氏の苦境につけ込み、ユダヤ票の引き剥がしを図っている。
戦勝記念日の政治利用に批判 「ロシアこそナチス」とウクライナ
戦勝記念日の政治利用に批判 「ロシアこそナチス」とウクライナ
第2次大戦で旧ソ連がナチス・ドイツに勝利した9日の記念日を、ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻に重ね合わせて利用してきた。旧ソ連圏の人々にとって「戦禍を繰り返さない」と誓いを新たにする日だが、現代の戦争で愛国的なプロパガンダに利用されていると批判する声は大きい。
プーチン氏はウクライナの現体制を「ナチス」と決め付け、同国の「非ナチ化」を侵攻の口実にしている。これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は、戦没者を追悼する日にも侵略の手を緩めないロシアこそが「ナチス」と断じ、プーチン氏の主張はまやかしだと改めて訴えた。
ガザ休戦協議 合意に達せず終了 ネタニヤフ首相「必要ならば単独でも戦う」
ガザ休戦協議 合意に達せず終了 ネタニヤフ首相「必要ならば単独でも戦う」
イスラエルとハマスの間で行われていたガザ地区の休戦協議は合意に達することなく終了しました。イスラエル側はラファでの軍事作戦を継続するとしています。
仲介するエジプトの首都カイロで行われていた休戦協議は9日、イスラエル側が判断を留保したため、合意に達することなく終了し、双方の代表団はすでにエジプトを離れました。
最大クラスの太陽フレア連発 10日夜からGPSや無線の障害に注意
最大クラスの太陽フレア連発 10日夜からGPSや無線の障害に注意
太陽の活動が活発になり、最大クラスの太陽フレアが繰り返し起きているとして、国立研究開発法人「情報通信研究機構」(東京都小金井市)は、10日夜から数日間、全地球測位システム(GPS)や無線に障害が発生する可能性があると注意を呼びかけている。