2022年10月24日 今日の出来事

山際大志郎経済再生相が辞任へ 旧統一教会の問題、事実上の更迭

教団イベントに数々出席、はるばるネパールにも赴き…(山際大志郎経済再生相)

山際大志郎経済再生担当相は24日夜、首相官邸で岸田文雄首相と会い、辞表を提出した。相次ぎ判明する世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点に批判が広がり、閣内にとどまれば政権運営に影響しかねないと判断した。首相はこれを受理。後任は25日に発表する。岸田政権で閣僚の引責辞任は初めてで、首相にとって打撃になりそうだ。

岸田首相は、閣僚に旧統一教会との関係の有無を点検するよう求めたうえで、8月10日に内閣改造を実施。山際氏は留任が決定する直前、初めて接点があったことを明らかにした。その後、報道の指摘を受け、2018年に教団本体が主催するイベントに出席したことを認め、さらにその後、教団の韓鶴子(ハンハクチャ)総裁と会ったことを明らかにした。

立憲民主党など野党は首相に対し、山際氏の更迭を相次ぎ要求。自民党内からも「もう持たない。辞めさせるしかない」などと辞任は不可避との声が出ていた。

山際氏は当選6回で衆院神奈川18区選出。自民党の麻生太郎副総裁率いる麻生派所属。入閣に当たり、同派の甘利明前幹事長が強く推したとされる。

山際大志郎経済再生担当相が認めた旧統一教会との接点

145円台まで一気に円高に 再び為替介入との見方も

週明け24日午前の外国為替市場の円相場は対ドルで急騰し、1ドル=149円台後半から145円台半ばまで一気に4円近く円高・ドル安が進んだ。政府・日銀は21日に円買い・ドル売りの為替介入を実施したばかりだが、24日朝に円安が加速したことを受け、再び為替介入に踏み切った公算が大きい。

政府・日銀は21日、ニューヨーク市場で円相場が一時1ドル=151円94銭と1990年7月以来の水準まで下落した直後に為替介入に踏み切り、円は一時146円20銭台まで一気に6円近く急騰した。しかし、24日朝になると円が急落し、一時1ドル=149円台後半をつけ、前週末から3円近く円安・ドル高が進んでいた。

北朝鮮の船が北方限界線を侵犯 放射砲を発射 韓国側も警告射撃

韓国軍合同参謀本部は24日、北朝鮮の商船1隻が同日午前3時42分ごろ、韓国が黄海上の南北軍事境界線と位置付けている北方限界線(NLL)を侵犯したと明らかにした。同本部によると、船はNLLに近い韓国領の白翎島(ペクリョンド)の北西方面から侵入。韓国軍が警告射撃で退去させたという。

これに対して、朝鮮人民軍総参謀部の報道官は「24日午前3時50分ごろに南朝鮮海軍の護衛艦が、不明船舶取り締まりを口実に、我々の海上軍事境界線を2.5~5キロ侵犯して『警告射撃』を加えた」と主張。朝鮮人民軍は、同日午前5時15分ごろ、南西部・黄海南道(ファンヘナムド)の竜淵郡(リョンヨングン)一帯から放射砲を10発発射した。報道官は「地上での砲撃による挑発に続き、海上侵犯まで行っている敵に再び厳重に警告する」と表明した。

韓国と北朝鮮が互いに警告射撃

沖縄・石西礁湖のサンゴ 9割超が白化や死滅 環境省調査

環境省は24日、沖縄県の石垣島と西表島の間に広がる国内最大のサンゴ礁「石西礁湖(せきせいしょうこ)」を9月に調査し、一部でも白化したり死滅したりしたサンゴ群体が92.8%だったと発表した。近年で最悪だった2016年の97.0%に次ぐ結果。台風の接近が少なく、記録的な高水温になったことが主な要因とみている。

調査は05年以降、毎年実施。今年は9月24~29日に31地点を対象にした。健全な群体は7.2%、一部白化は42.7%、完全白化は32.3%、死滅は17.7%。生きたサンゴが海底を覆う割合の「被度」は、21.6%(前年比4.6ポイント減)で緩やかな回復から減少に転じた。16年の約49%に比べると半分以下だった。

沖縄・石西礁湖のサンゴ

全国で新たに1万6852人感染 前週より1400人増 新型コロナ

厚生労働省は24日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに1万6852人確認されたと発表した。前週の月曜日より約1400人増えた。東京都は1735人、大阪府は1034人だった。

【1年前の今日の出来事】 2021年10月24日