ひろゆき氏 立憲代表選4候補に痛烈ダメ出し「なぜ負けたのか?というのが明確になった」(東スポ 2021年11月26日 22時22分)
実業家のひろゆき氏が26日、ニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA TV)にリモート出演。立憲民主党の代表選の4候補に痛烈に〝ダメ出し〟した。
この日の番組では、逢坂誠二元首相補佐官、小川淳也元総務政務官、泉健太政調会長、西村智奈美元厚生労働副大臣の4候補が生討論した。全員がスタジオに到着する前に、期待することを聞かれたひろゆき氏は「なんかマイノリティーの罠にハマるんじゃないかと思って、ちょっとどうなのかな?と思って心配しながら見てます」と指摘。その真意を聞かれると、「4人の候補がしゃべった後に説明します」と含みを持たせた。
4人が到着すると、まず1人当たり1分のアピールタイム。さらに、「ツイッターを1人何回見るか?」「初めて投票した政党はどこで何歳の時か?」など10の質問がぶつけられた。
これを一通り聞いたひろゆき氏は「なぜ負けたのか?というのが、やっぱり明確になったなあと言う気がした」とズバリ。同氏が注目したのは「若者に一番伝えたいものは?」という質問だ。逢坂氏は「教育のコスト徹底的に下げる」、小川氏は「社会保障の世代間格差、気候変動、教育支援」、泉氏は「育休の政策」、西村氏は「選択的夫婦別姓とLGBT法案」と回答していた。
それを踏まえ、ひろゆき氏は「具体的に日本をどうするって話にまったくなってない」とぶった切り「例えば、今で言うと『経済大変だよね』とか『コロナ大変だよね』っていうのがあるわけじゃないですか。じゃあ夫婦別姓の問題とかって、それ一番訴えたいことなの? 今日本に必要なもので最優先?って。それが、本当に日本を任せますっていうときに優先順位ズレちゃうんじゃない?っていうので、『じゃあそれだったら自民党の方がマシだよね』って、というところで若者の自民党率が高かったと思う」と分析した。
さらに「多くの中道の人も含めて、『自民党でいいや』っていう結果が今、自民党勝ったとなった。なので、中道じゃない党員の票をいっぱい受けた人が代表になったとすると、中道のまともな人たちが言わないようなこと言った人のほうががむしろ票を受けちゃったりする。そうすると『夫婦別姓が超大事!』って言ってるマイノリティーのと尖った人たちが一番票を持ってるみたいな状態になって、日本のマジョリティーの人たちが望んでないものを主張し始める人が代表になっちゃう」とまくし立てた。
その上で「結局結果として次の選挙また負けるっていう、マイノリティーの罠のパターンになるんじゃないかと思ったんですけど、『案の定そうなってんな』と思って聞いてました」とまとめた。