東京オリンピック 開会式の評価さまざま

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ビートたけし「いらないよ演出家なんか」五輪開会式を痛烈批判

ビートたけし「いらないよ演出家なんか」五輪開会式を痛烈批判 皮肉、酷評も(日刊スポーツ 7/25 13:02配信)

ビートたけしが24日、TBS系「新・情報7days ニュースキャスター」(土曜午後10時)に生出演し、東京オリンピックの開会式を痛烈に批判した。

番組冒頭、たけしは「昨日の開会式、面白かったですね~。ずいぶん寝ちゃいましたよ。驚きました。金返してほしいですね」と皮肉たっぷりにコメント。

TBS安住紳一郎アナウンサーから「お金払っていますか?」と問われると、「税金からいくらか出しているでしょ。金返せよあれ。困ったね。外国も恥ずかしくて行けないよ、おれ」と怒り心頭だった。

さらに「本音はそうでしょ? あれ素晴らしかったですか?」と安住アナに振ると、安住アナは「なかなか制約がある中で…いろいろ演出家などが変わったりとか…」。たけしは「制約あった? いらないよ演出家なんかあれ。(数年後に振り返ると)いかにバカだったかわかるでしょうね、日本は」と酷評した。

ひろゆき氏、五輪開会式を“安っぽくて面白くない”と感じたワケ「伝えたいものが全くない」

ひろゆき氏、五輪開会式を“安っぽくて面白くない”と感じたワケ「伝えたいものが全くない」(スポニチ 2021年7月25日 15:47)

「2ちゃんねる」創設者の西村博之氏が25日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、東京オリンピックの開会式についてコメントする場面があった。

ひろゆき氏は、開会式を見た感想として「安っぽくて、全体的には面白くないよね」とバッサリ。東京五輪開会式の実質的な責任者で、昨年11月に辞任した振付師のMIKIKO氏について触れ「MIKIKOさんのときは『60年代のオリンピックから、現在にバトンタッチする』っていうテーマだったらしいんですよ。でも、今の開会式を見て『テーマは何だと思いますか?』って聞いても、みんな何も言えないと思うんですよ」と、理由を語る。

「『タップダンスやってたね』とか、見たものは説明できると思うんですけど。それがどういうコンセプトで何を伝えたいかが全くないんですよ。何でそうなったかって言うと、小池百合子さんが『東京の消防団を使え』って言って。畳みたいなところで、消防団的な人が踊って、ひもを引っ張って五輪の輪を作ったりとか。自民党筋から『これを使え』って言われたり、いろいろやらないといけないことをぶち込んで。でもMIKIKOさん時代からお金は使ってたから、予算はあまりなくて。だから、FOXニュースに『葬式のように面白くない』と書かれる」と、話した。

デーブ・スペクター 開会式酷評に鈴木紗理奈がかみつき、杉村太蔵が力ずくでストップ

デーブ・スペクター 開会式酷評に鈴木紗理奈がかみつき、杉村太蔵が力ずくでストップ(デイリー 7/25 16:27配信)

テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターが25日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、東京五輪開会式を酷評した。あまりの全否定にタレント・鈴木紗理奈がかみつき、最後は政治評論家でタレントの杉村太蔵が力ずくでストップさせた。

デーブは、23日の開会式に自身のツイッターで「7年間準備して、これ?」とつぶやいている。意見を求められ「現場で頑張った人たちはさておいて、165億円と言われている予算に値するコンテンツとホントに思ってるんですか?って聞きたい」とスタート。

ドローン1824台を使ってかたどった地球は話題となったが「地球儀だってひねりが足りないもん、オチが。あれもうやってるもん、いろんな所で。あれぐらいの数やってるわけですから。もう非常に手抜きですよ、すべてが」とバッサリ。

「日本国内や海外が求めるような日本の魅力的な面白いコンテンツ、ゴジラ、ロボット、マスコット、何もないんですよ。忍者も侍もない。歌舞伎だって、普通スーパー歌舞伎みたいな派手な演出できるのに、すぐ終わっちゃって。花火だって神宮球場の方が長いもん。それで、キティちゃんとか何にもないんです」・・・

さらに「和太鼓だって、100個やればいいじゃないですか。すごい迫力あるものを。何にもないもん」と続け「大坂なおみには悪いけど、ちょっと安直過ぎる。今テニスの頂点にいますよ、間違いなく。でも普通は、最終ランナーはレジェンドでもうやってない人たちに敬愛の気持ちでやるわけですので、長嶋さん上まで上れないのでお二人(王貞治氏と松井秀喜氏)がやったら良かった…」・・・

茂木健一郎氏、五輪開会式を批判する人たちにメッセージ「身内は粗探しをしたくなるものだけど…」

茂木健一郎氏、五輪開会式を批判する人たちにメッセージ「身内は粗探しをしたくなるものだけど…」(スポニチ 2021年7月25日 16:50)

脳科学者の茂木健一郎氏が24日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、東京オリンピックの開会式についてコメントする場面があった。

茂木氏は「良かったですよね。これだけゴタゴタがあるなかで、関係者の皆さんは大変だったと思うんですよ。こういう形で出来たことは、皆さんの努力だけですから」と、大会関係者の労をねぎらう。

また、開会式の内容に批判的な声が上がっていることには「どこの国でもそうなんですけど、つい身内・内側にいると粗探しをしたくなるんですね。開会式についても、身内なんで言いたくなる気持ちもわかるんですけど。外から見たら、心に残ることはそこではないんですね」と、反論する。

「例えば飛行場で整備士の方々が、飛行機に向かって深々とお辞儀するとか。新幹線が着くと、見事にお掃除をする方々がいて。そういった、生真面目さ・礼儀正しさが大きな魅力なんですね。僕は、開会式では図らずもそういうところが出ていたと思います。身内から見た細かい齟齬よりも、大きな印象で見るべき」と、持論を展開した。

五輪開会式“人間ピクトグラム”に海外から絶賛の声「日本のエンタメは充実している」「彼らに金メダルを!」

五輪開会式“人間ピクトグラム”に海外から絶賛の声「日本のエンタメは充実している」「彼らに金メダルを!」(Techinsight 2021.07.25 16:11)

23日に開幕した東京2020オリンピック競技大会。1824台のドローンが夜空を彩るライトショーや、女子テニスの大坂なおみ選手が聖火台に火をともしたことなどが世界中で報じられた。その中で“人間ピクトグラム”のパフォーマンスに多くの注目が集まり、海外から絶賛の声があがっている。『Washington Post』『NBC Olympics』などが伝えた。

今月23日に開幕した東京オリンピックだが、海外のテレビ局でも放映されその様子は世界中の人々が視聴した。中でも人々の心を鷲掴みにしたのが、青と白のコスチュームを着た3人のパフォーマーだった。彼らはオリンピック50種目のピクトグラムを体を張って表現した。

オリンピックのピクトグラムは1964年の東京オリンピックの際に、言葉の壁を超えて人々が競技種目を簡単に識別するために作られたマークである。“人間ピクトグラム”となったパフォーマーの3人は約5分間で様々なポーズをとりながら、全ての種目のピクトグラムを見事に体現したのだが、そのコミカルな動きが好感を集めたようだ。

米三大放送局のひとつであるNBC系列の『NBC Olympics』ウェブサイトでは、“人間ピクトグラム”について「オリンピックの開会式には、厳かで感動的なものなど多くの印象的な場面がありました。しかし“人間ピクトグラム”のパフォーマンスほど純粋に楽しめたものはありませんでした」と紹介している。

また米『Washington Post』は、ウェブサイトで「東京オリンピックの開会式で人間ピクトグラムのショーが人気をかっさらっていった」と見出しをつけている。さらにSNS上でも、海外ユーザーからは次のような声が寄せられた。

「彼らに金メダルを与えて欲しい。」
「今までで最高のパフォーマンスだったよ。日本のエンターテインメントはとても充実している。開幕おめでとう。」
「すごいよ! 全部のピクトグラムを覚えているのは素晴らしいことだ。最高のショーのひとつだったよ。」

バドミントンのピクトグラムを体現する際に、ラケットを落としてしまったパフォーマーについて「失敗しているところも可愛いです(笑)」といったコメントも見受けられた。

『Washington Post』では、今回の東京オリンピックならではのピクトグラムは「廣村デザイン事務所」のデザイナーである廣村正彰氏率いるチームが、2年もの歳月をかけて完成させたプロジェクトだと紹介している。コロナ禍の中で開催され賛否の声があがる東京オリンピックだが、“人間ピクトグラム”は世界中に明るい話題をもたらしたようだ。