伊藤惇夫氏 生稲晃子氏の外務政務官起用に「こういう方を政務官にしたというのを海外がどう見るか…」
伊藤惇夫氏 生稲晃子氏の外務政務官起用に「こういう方を政務官にしたというのを海外がどう見るか…」(スポニチ 2024年11月14日 15:50)
政治アナリストの伊藤惇夫氏が14日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にリモート出演。第二次石破内閣で、タレント出身の生稲晃子参院議員(56)が外務政務官に就任したことについてコメントした。
政務官は大臣からの指示や要望に応じ、政策調査や情報収集などを行う重要ポスト。元おニャン子クラブの生稲氏は2022年初当選の1期目で、乳がんの闘病経験から、病気や女性への支援を訴えてきた。
米大統領選でトランプ前大統領が返り咲きを決めるなど、国際情勢は不透明さを増すばかりで、これまで外交に関する活動はほとんどなく、ネットでは「適材適所の人事ではない」といった声も上がっている。
MCの宮根誠司が「これから石破さんはトランプさんに会うかも知れない。そういう石破さんの外遊とか、ほかの国のトップ、そういう人たちにも(生稲外務政務官は)会うんですか?」と聞くと、伊藤氏は「あまりそういうケースはないですね。例えば、総理が外遊する時は官房副長官とか担当大臣がついていきますから。政務官がついていくというケースはほとんどないと思う」と説明した。
そのうえで「ただ気になるのは、これから外交というのが極めて今まで以上に重要な役割、重要な問題になってなってきている中で、こういう方を政務官にしたというのを海外がどう見るか。日本の外交に対する思い入れ、あるいは重要度を日本政府がどう考えているのかというのを測る物差しの1つにされちゃうのはちょっと…もしそんなことがあるとまずいなという気がします」と自身の考えを述べた。
今井絵理子氏の内閣府政務官の就任報告に「呆れる!」「笑劇」SNSには厳しい声相次ぐ
今井絵理子氏の内閣府政務官の就任報告に「呆れる!」「笑劇」SNSには厳しい声相次ぐ(日刊スポーツ 2024年11月14日12時21分)
自民党の今井絵理子参院議員(41)は14日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、自身にとって2度目となる内閣府政務官に就任したことを報告した。
今井氏は、第2次石破内閣発足に伴い28人の政務官の1人となった。13日深夜、首相官邸の階段で石破茂首相らとの記念写真に収まった様子がつづられた、首相官邸の公式Xの投稿を引用しながら「2回目の内閣府大臣政務官を拝命しました。担務は沖縄及び北方対策や防災、復興をはじめとする20の分野にわたります。現場第一主義で様々な課題に向き合ってまいります」とポストした。
今井氏は、第2次安倍内閣でも内閣府政務官を務めている。今回の政務官人事をめぐっては、アイドルグループ「おニャン子クラブ」元メンバーの生稲晃子参院議員(56)が3人いる外務政務官の1人として初の政務三役入りした。
今井氏も、女性ボーカルグループ「SPEED」メンバー出身で、アイドル出身の2人の参院議員がそろって政務官に起用されたことでSNSには
「ホント、国民の為に考えてんのか? 石破首相… 生稲晃子議員 →外務政務官 今井絵理子議員→内閣府政務官か…それにしても、もうマシな人は自民党にはおらんのか 呆れる!」
「衝撃ニュースというよりは笑劇 元アイドルに重要ポストを任せる先進国は日本だけ これでは世界に笑われます」
と厳しい声が相次いでいる。
今井氏は、昨年の自民党女性局フランス研修でのSNS投稿で物議を醸し、その後研修に関する報告書が発表されていないことへの批判の声もくすぶる。今回の今井氏の投稿にも
「いつになったらフランス行った成果報告するの?普通の会社ならこんな期日の仕事なんてないですよー」
「フランス行った成果報告はどうなりましたか?現場第一主義なら報告はちゃんとするべきでしょ?」
などのコメントが寄せられている。