【衆院3補選】開票結果<東京15区>立民の酒井菜摘氏が初当選 <島根1区>立民亀井氏が与野党一騎打ち制す <長崎3区>立民前職が維新新人破る、自民不在の選挙戦

衆院15区補選で当選確実となり、喜ぶ酒井菜摘さん(中央)ら 政治・経済

混戦の東京15区 立憲民主・酒井菜摘氏が初当選

酒井菜摘 49476票 37歳 立民・新1回 看護師、助産師、(元)江東区議
須藤元気 29669票 46歳 無所属・新0回 (元)参院議員、格闘家
金沢結衣 28461票 33歳 維新(教)・新0回 (元)食品会社社員
飯山 陽 24264票 48歳 諸派・新0回 麗沢大客員教授、日本保守党員
乙武洋匡 19655票 48歳 無所属(国)・新0回 ファーストの会副代表、作家、(元)小学校教諭
吉川里奈 8639票 36歳 参政・新0回 看護師、保健師
秋元 司 8061票 52歳 無所属・元3回 (元)環境副大臣、国土交通副大臣、参院議員
福永活也 1410票 43歳 諸派・新0回 弁護士、NHKから国民を守る党員
根本良輔 1110票 29歳 諸派・新0回 IT会社社長、つばさの党幹事長

与党候補不在の中、9人による混戦となった東京15区は、立憲民主党の新人酒井菜摘氏(37)が、小池百合子都知事が支援した無所属新人の乙武洋匡氏(48)らを破って初当選した。
酒井氏は江東区内の選挙事務所で、「利権やお金で動く政治ではなく、国民の声を受け止めて動く真っ当な政治を作っていくことを掲げた。その訴えに一定の理解をいただいたものと受け止めている」と語った。
一方、落選が確実となった乙武氏は、江東区内の選挙事務所で「このような結果になり、責任を感じている。申し訳ない」と頭を下げた。選挙期間中、何度も街頭演説に駆けつけた小池百合子都知事の姿はなかった。

立民亀井氏「王国」島根を奪取 自民新人との一騎打ち

亀井亜紀子 82691票 58歳 立民・元2回 党県代表、(元)参院議員、衆院議員秘書
錦織功政 57897票 55歳 自民(公)・新0回 (元)中国財務局長、財務省地方課長

衆院島根1区補欠選挙は28日投開票され、立憲民主党元職の亀井亜紀子氏(58)が、自民党新人の元中国財務局長錦織功政氏(55)=公明推薦=との一騎打ちを制し、通算2度目の当選を果たした。小選挙区制導入以降、自民が独占を続けた「王国」島根県で、野党として選挙区議席を初めて奪取した。錦織氏は自民派閥の政治資金パーティー裏金事件が響いた。

衆院補選長崎3区 自民不在の選挙戦 支持取り込みで揺れた両陣営

山田勝彦 53381票 44歳 立民(社)・前2回 党青年局長代理、福祉施設長、(元)党県代表、農相秘書官
井上翔一朗 24709票 40歳 維新(教)・新0回 学習塾経営、(元)学習塾経営会社社員

3補選で唯一、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件が契機となった衆院長崎3区(長崎県大村市など)は、立憲民主党元職の山田勝彦氏(44)が日本維新の会新人の井上翔一朗氏(40)を破り、野党対決を制した。自民不在の選挙戦は両陣営に、自民への「批判」と自民支持層の「取り込み」という相反する戦略を余儀なくさせた。

今回の補選は、裏金事件で立件された谷川弥一元衆院議員(82)が1月、辞職に追い込まれたのが要因だった。長崎3区は自民が長らく議席を得ていたが、小選挙区制での実施となった1996年以来、初めて自民は不戦敗を選択した。

【衆院3補選詳報】東京は酒井菜摘氏「真っ当な政治作る」 小池百合子知事の姿は? 立民3-0自民

衆議院補欠選挙、東京15区・島根1区・長崎3区の開票結果