親に「マイナポイント」を受け取らせる方法!代理申請はできる?(dmenuマネー 2023/01/08 08:00)
最大2万円相当のマイナポイントがもらえるマイナンバーカードの申請期限が2ヵ月延長され、2月末までになった。まだ申請していない高齢の親を持つ人の中には「親が手続きするのは大変だから、自分が代理で申請してマイナポイントを受け取りたい」と考える人もいるかもしれない。高齢の親に代わって子どもが申請し、ポイントをもらうことはできるのだろうか。
親が高齢でも代理申請は原則NG
親が高齢の場合でも、認知症などで自力での申請がどうしても難しい場合などを除いて、マイナンバーカードやマイナポイントの代理申請は原則できない。
親の分のマイナポイントをもらいたいなら、家族が隣でサポートするなどして、自分で申請してもらう必要がある。親がスマホを持っていない場合や、持っていても機種が古くてマイナポイントのアプリに対応していない場合は、家族のスマホを使っても問題ない。
各自治体のショップングセンターなどでは、自分で手続きするのが難しい人のために、マイナンバーカード申請やマイナポイント申込みのサポートイベントを開催していることもある。自治体のイベント情報を確認し、親と一緒に参加するのもよい。
親の分のマイナポイントをもらうときは「本人名義のキャッシュレス決済」が必要
取得したマイナンバーカードにキャッシュレス決済を紐づけ、実際に決済すると、最大5,000円分のポイントがもらえる。その際は親本人の名義で申し込んだキャッシュレス決済サービスが必要になるので、注意が必要だ。
マイナポイント対象のキャッシュレス決済には、「電子マネー」「QRコード決済」「デビットカード」「クレジットカード」などがあり、この中から好きなものを選べる。親の分の手続きを手伝う際は、お年寄りが使いやすいものを選ぶとよい。
例えば「Suica」「WAON」といった電子マネーはスマホがなくても使えるだけでなく、審査なしで発行できる。残高が少なくなったら現金でチャージすることもできるので、お年寄りでも使いやすいといえるだろう。
マイナポイントをもらいたいなら早めに手続きを
マイナンバーカードの取得にはおよそ1ヵ月かり、マイナポイントの申込みはカード取得後にしかできない。
特に高齢の親が申し込む場合は、スマホの操作に苦労することもあるので、早めのサポートを心がけよう。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
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【別記事】
まず、結論として「家族分のマイナポイントを自分名義の決済サービスで受け取ることは可能」です。
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