政治・経済

<社説>相次ぐ不祥事 政権の緩みが極まった…東京新聞

自民党派閥の裏金事件に厳しい視線が注がれる中、党所属議員の不祥事が相次いで発覚した。自民党政権の長期化が国民代表としての緊張感や責任感の欠如を生んだと言わざるを得ない。議員たる資格があるのか、自問すべきだ。
政治・経済

醜聞まみれ世耕弘成氏を狙い撃ち? 自民党青年局の“破廉恥パーティー”は元秘書が企画運営

それにしても、世耕氏周辺の醜聞が絶えない。裏金づくり発覚に続き、地元有権者に入手困難な高級クッキーを贈ったとしんぶん赤旗で報じられ、公選法違反(寄付行為の禁止)に抵触した疑いも浮上。まるで狙い撃ちだ。
社会

「自分の命自分で守る」 福島の語り部横浜で講演 「家族で防災話し合って」

横浜市保土ヶ谷区の保土ヶ谷公会堂で9日、2011年の東日本大震災の被災者が当時の教訓を語る講演会が行われ、「災害の時に一番大事なのは命を守ることだ。自分の命は自分で守って」と訴えた。
政治・経済

自民党「脱法」“荒稼ぎ”議員ランキング 3位・甘利明、2位・茂木敏充を超えた1位は?…『女性自身』

朝日新聞の報道によると、2003年からの20年間で、政党から議員個人に渡った政策活動費は自民党がもっとも多く、全体の8割にあたる347億円にのぼる。すべての使途を明らかにしない限り、国民の怒りは収まらないに違いない。
政治・経済

「国税庁は何やってんの?」「裏金に課税を」 確定申告に追われる庶民は怒る…でも岸田首相は知らんぷり

国税庁は政治家からも平等に徴税せよ―。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、厳しく税務調査を行うべきだとの声が高まり、同庁に直接申し入れを行う団体も相次いでいる。インボイス(適格請求書)制度導入後、初の確定申告も続く中、国民の怒りは高まるばかりだ。
科学・技術

「科学的に妥当とは言えない」…南海トラフ発生「70〜80%」めぐり新論文 東京電機大の橋本学特任教授ら

「30年以内に70〜80%」とされる南海トラフ地震の発生確率について、東京電機大の橋本学特任教授らは、算出根拠となっている高知県・室津港に残る古文書のデータは信頼性に問題があり「科学的に妥当とは言えない」とする論文を発表した。研究者からは「確率評価のやり直しが必要」との声が上がる。
政治・経済

これも「キックバック」では? 自民に献金し、自衛隊に戦車を納める三菱重工が防衛省の会議メンバー

4日の参院予算委員会では、自衛隊の戦車やミサイル生産を受注する三菱重工業が自民党に政治献金し、経営幹部が政策に影響を与える防衛省の有識者会議のメンバーを務めていることを巡って、質疑が繰り広げられた。
国際

ナワリヌイは言った「僕が殺された場合のメッセージは単純だ。“諦めるな”だ」

ナワリヌイは、こう答えている。「僕が殺された場合のメッセージは」といったあと、しようがないなというように「フッ」と半笑いをして、「単純だ。“諦めるな”だ」という。
科学・技術

これから頭のいい人と悪い人の格差はさらに広がる…和田秀樹「AI時代こそ学力が求められる当然の理由」

AI時代を生き抜くには何が必要か。医師の和田秀樹さんは「情報化社会では基礎学力の有無により『頭のいい人』『悪い人』の格差が拡大する。それはAIの浸透した時代でも同じで、言ってみれば誰もが『ドラえもん』を持つような時代になると、『こんなものを出してほしい』という『のび太』のように発想力のある人の価値が高まる」という――。
社会

「首都直下地震」被害想定は?備えや対策は?まとめて紹介…NHK・防災列島~命を守る情報サイト~

東京など首都圏を襲う「首都直下地震」とはどういった地震なのか。国は、最悪の場合、死者はおよそ2万3,000人、経済被害はおよそ95兆円に達すると想定しています(2013年公表)。一方で、建物を耐震化して火災対策を徹底すれば死者を10分の1に減らせる可能性があります。
科学・技術

相次ぐ内陸地震 南海トラフ、既に活動期 津波と強震の恐れ

能登のような甚大な被害が四国で起きる恐れはないのか。30年以内の発生確率が70~80%という南海トラフ巨大地震について、京都大防災研究所地震災害研究センターの西村卓也教授にメカニズムや心構えを聞いた。
社会

「かあちゃん、必ず助ける」曽我ひとみさんが千葉で講演 北の新たな談話は「聞き捨てならない」

北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさん(64)が2日、千葉県袖ケ浦市の袖ケ浦市民会館で「この21年を振り返って思うこと」と題し、講演した。母親で日本に帰国できていないミヨシさん=拉致当時(46)=とのいくつもの思い出を明かし、ミヨシさんも含め拉致被害者全員の早期救出を訴えた。
政治・経済

「勇ましい発言、窮地、サプライズ、成果ゼロ」これが「岸田サイクル」 立民・馬淵氏が命名

馬淵氏は「しょっぱなは華々しく勇ましいことを言う。その後放置プレー、リーダーシップを取らない。そして窮地に陥る。そのときには目先を変えるサプライズで報道や国民の目を別に向ける。しかしこれでは結果が出ない。成果ゼロだ」と述べた。
政治・経済

「オヤジ」から引き継いだもの 小沢一郎氏が語る田中角栄 没後30年

戦後最年少(当時)の54歳で総理大臣となり、「今太閤」と呼ばれた田中角栄元首相。どんな人物だったのか。角栄氏が2023年12月16日、没後30年を迎えたのを機に、関係が深かった人たちからそれぞれの「角栄」像を聞いた。第1回は衆院議員の小沢一郎氏。
社会

「財務省はカルト教団です」「コメンテーターは真実を言うと干される」…森永卓郎が「死ぬ前に本当のことを全部書いておこう」と決意した理由

経済アナリストの森永卓郎氏の書籍『ザイム真理教』(三五館シンシャ)がヒットを続けている。ただ表立って財務省を批判することにはリスクもともなうと森永氏は語る。東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏との対談書『国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係』(講談社+α新書)から一部を抜粋・再編集してお届けする。