政治・経済

高市早苗著『30歳のバースディ その朝、おんなの何かが変わる』

一国の総理となるとやる気だけでは務まらない。過去に法令違反をしていないか、問題となる失言をしていないかなど、“身体検査”をパスしなければならないからだ。“検査結果”の情報が飛び交う永田町で、高市氏が過去に出した一冊の本が話題になっているという。タイトルは『30歳のバースディ その朝、おんなの何かが変わる』(大和出版)。政界進出を目指した1992年の参院選直前に出版している(選挙は落選)。序章で《この本には恋の話をいっぱい書くことにした》と綴られていることからわかるように、かなり生々しい性愛の実態が、赤裸々に語られているのだ。
政治・経済

安倍・菅政権の9年間 相次いだ不祥事、最後はコロナ対策の失敗で退陣

菅義偉首相が自民党総裁選への出馬を見送り、政権の座を降りる。新型コロナウイルスの烈風に吹き飛ばされ、あっけない幕切れである。2012年に発足した安倍晋三政権から続いた安倍・菅政権も終焉を迎えた。アベノミクスを展開し、国政選挙で勝利を重ねたこの政権は、国民への十分な説明を欠き、多くの腐敗を生んだ。自民党は次期総裁の下で再スタートするが、安倍・菅政治をどう清算するのか。最後の審判は総選挙での国民の判断に委ねられる。
政治・経済

野党の支持率は何故上がらないのか

自民党総裁選に世間の関心が集まるなか、立憲民主と共産、社民、れいわ新選組の野党4党は共通政策に合意し、次期衆院選での共闘(選挙協力)に大きく踏み出した。しかし、朝日新聞の9月の世論調査では、野党第1党の立憲の支持率は5%と、自民の7分の1に満たない。菅義偉政権への失望が広がる一方で、野党の支持率が上がらないのはなぜなのか。『「野党」論』の著者で先進国の政治に詳しい吉田徹・同志社大教授に、その理由を聞いた。
政治・経済

高市早苗氏が総裁選レースで失速気味

自民党総裁選(17日告示、29日投開票)をめぐり、ここへきて高市早苗前総務相が失速気味だ。原因は“後ろ盾”の安倍前首相。「党風一新」を呼び掛けるチルドレンの反乱だけでなく、絶大な影響力を有しているとされる出身派閥で党内最大派閥の細田派(96人)でも「安倍離れ」が加速しているというのだ。日刊ゲンダイより。
政治・経済

総裁候補4人の自民党内での評判 高市氏は安倍前総理が仕組んだ「当て馬」

次期総裁への期待は、世論調査によると、河野太郎が31.9%でトップ(共同通信)。一方、政治関係者が注目した「自民党員・党友調査」によると、石破茂が29%で1位だ。各候補に対する自民党内での本音を聞いた。また、政治ジャーナリストはテレビで、高市氏は当て馬と評した。
政治・経済

新型コロナウイルス後遺症48.1% 嗅覚障害、全身の倦怠感、味覚障害と続く

東京都世田谷区は、新型コロナウイルスに感染した区民らを対象に実施した後遺症に関するアンケートの結果(速報値)を公表した。対象となった8959人のうち有効回答は3710人で、そのうち1786人が後遺症があると回答した。症状で最も多かったのは嗅覚障害だった。
政治・経済

次期自民党総裁に求める資質「国民への説明能力」51%、ふさわしい人物「河野太郎」氏

日本経済新聞社の世論調査によると、次の自民党総裁に求める資質、第1位は「国民への説明能力がある」51%、2位「指導力がある」49%、3位「国際感覚がある」32%、4位「人柄が信頼できる」26%だった。自民党総裁に「ふさわしい人」を聞くと、1位は河野太郎規制改革相が27%、2位は石破茂氏の17%、3位は岸田文雄氏の14%だった。
国際

9.11同時多発テロから20年 アフガン、泥沼の歴史

日本人24人を含む2977人が死亡した2001年9月11日の米同時多発テロから、11日で20年を迎えた。旅客機2機が突入したニューヨークの世界貿易センター(WTC)ビル跡地「グラウンド・ゼロ」など各地で追悼式典が開かれ、バイデン大統領らが犠牲者への祈りをささげた。20年の歴史を振り返る。
社会

倉持仁院長 野々村真の政府批判に理解、政府のコロナ対応に怒り

新型コロナ患者の診療を続けながら、テレビなどで医療現場の声を発信し続ける宇都宮市インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長が9月7日、ツイッターを更新。6日のフジテレビ系「バイキングMORE」で、タレントの野々村真がコロナ入院の経験を踏まえ「もっと早く菅首相には辞めていただきたかった」と政府対応を批判した発言について「野々村さんのいっていることは正しいと思います」と理解を示した。
社会

パラリンピック、国内外から高い評価 「記憶に残るものとなった」「ありがとう、東京」

東京オリンピック・パラリンピックが閉幕した。コロナ禍の中、開催への賛否は激しく割れたが、連日熱戦が繰り広げられた。パラリンピックは、おおむね好感を持って受け入れられたようである。海外メディアも軒並み高評価だ。「色彩と祝賀に満ちた内容」(英BBC)、「活き活きした雰囲気」(米CNN)、「選手は逆風でも飛べるとの精神を示した」(中国・国営新華社通信)など、アメリカから中国まで絶賛に近い状態だ。
政治・経済

今後の日程 自民党総裁選挙、衆議院解散・総選挙、国会(10月1日再々更新)⇒10月4日大更新

岸田新総裁が選出された。今後の政治日程を展望する。
政治・経済

高市早苗氏 「やりまくった」恋愛遍歴、ヒトラー礼賛本を推薦するウルトラ右翼

突然の菅首相の不出馬により、候補者乱立の様相を呈する自民党総裁選。大混戦が予想される中、安倍前首相が子飼いの高市早苗前総務相のバックアップに動いた。初の女性宰相“爆誕”の可能性が高まっているが、高市氏は超びっくりの恋愛遍歴を自らが告白。思想はタカ派を越えてナチスを礼賛する人物とも親交。このままだと、トンデモないことになりかねない。
政治・経済

菅首相退陣に著名人がコメント

菅義偉首相の退陣が決まったことについて、ツイッター上では著名人が続々とコメントを投稿した。首相が退陣理由を「新型コロナウイルス対策に専念したい」としたことに批判が多く上がる一方で、これまでの働きをねぎらう声もあった。
政治・経済

菅首相辞任へ オリンピックのジンクスが的中

菅首相(自民党総裁)は9月3日午前の党臨時役員会で、党総裁選(17日告示・29日投開票)に出馬しない意向を表明した。「総裁選が始まると、コロナ対策と選挙活動を考えた時、 莫大ばくだい なエネルギーが必要だが、両立はできない。感染拡大を防止するために専念したい」と記者団に語った。しかし、辞任表明した首相の言うことは誰も聞かない。コロナ対策はさらに行き詰まる。
社会

東京都は第5波のピークは去ったのか。愛知県と大阪府はまだ拡大のさ中。≪グラフで解明≫

全国集計では、新規感染者数は8月20日の2万5868人をピークにして、その後は減少傾向にある。週単位の増減率は8月1日が2.25倍でピークとなり、その後は減少し、8月29日に0.98倍、30日に0.95倍で1を切り、数字上、新規感染者数は減少に転じた。首都圏を始め全国的には、8月終盤から増減率が1を切る地域が増えた。すなわち、新規感染者数が減少に向かうようになった。しかし、問題は3つある。