台風7号、関東・東北南部接近 非常に強い勢力で房総半島沖通過へ…暴風大雨に厳重警戒
台風7号、関東・東北南部接近 非常に強い勢力で房総半島沖通過へ―暴風大雨に厳重警戒
非常に強い台風7号は16日午前に八丈島の東海上を北上し、午後は房総半島沖を北北東へ進んだ。17日明け方に福島県東方沖を経て、東へ遠ざかる見込み。伊豆諸島と関東、東北地方南部の太平洋側では雨が強まり、沿岸部を中心に風が吹き荒れた。気象庁は暴風や高波、大雨による土砂災害と低地の浸水、河川の増水に厳重な警戒を呼び掛けた。
関東全域と伊豆諸島では16日夜まで、宮城、福島両県では16日夜から17日午前まで、発達した雨雲が連なる線状降水帯が発生する恐れがある。
台風7号接近の千葉 50市町村に避難所設置、1800人超が避難
京都の夜空に「五山送り火」 無病息災祈り
お盆に迎えた先祖の霊を送り出し無病息災を祈る「五山送り火」が16日夜、京都市街を囲む山々で行われた。願い事を書いた護摩木や松を燃やした炎で夜空に文字などを浮かび上がらせる伝統行事。
東山の如意ケ嶽で一画が最長約160メートルの「大」の字に火がともり、「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の文字や形に順に点火。鴨川沿いに集まった家族連れや観光客らは「すごい」「きれい」と歓声を上げ見入った。
東証続伸、3万8千円台回復 円安、米国株上昇追い風
16日の東京株式市場は日経平均株価(225種)が5営業日続伸し、終値は前日比1336円03銭高の3万8062円67銭となった。上げ幅は今年2番目で、終値の3万8000円台回復は今月1日以来、約2週間ぶり。外国為替市場の円相場が一時1ドル=149円台の円安水準を付け、輸出関連株を中心に幅広い銘柄に買い注文が膨らんだ。前日の米国株の上昇も追い風となった。
前日の米国株式市場は主要な株価指数がそろって上昇した。7月の米小売売上高が市場予想を大幅に上回り、米景気後退への懸念が和らいだ。東京市場も株価値上がりの流れを引き継いだ。
北海道・根室でサンマ初水揚げ 昨年比194分の1、主婦も驚く安さ
北海道・根室でサンマ初水揚げ 昨年比194分の1、主婦も驚く安さ
サンマの水揚げが14年連続日本一の北海道根室市の花咲港で16日、大型船4隻が約66・9トンを初水揚げした。
午前9時の2回目の競りでついた高値は1キロ724円(税込み)で、過去最高値だった昨年の初水揚げ(1キロ14万400円)時と比べて、194分の1の安値になった。昨年に比べまとまった水揚げがあったことに加え、非常に強い台風の接近で本州などへの輸送手段が限られることが安値の背景にあるとみられる。
パキスタン、エムポックス感染初確認 アフリカ大陸外にも拡大か
パキスタン、エムポックス感染初確認 アフリカ大陸外にも拡大か
パキスタンの保健当局は16日、ペルシャ湾岸地域の国の帰国者から、天然痘に似た症状の感染症「エムポックス(サル痘)」ウイルスを今年初めて検出したと発表した。アフリカ大陸で流行しているエムポックスの変異株と同一かは分かっていない。地元メディアが伝えた。
これに先立ちスウェーデンでもエムポックス感染が確認されており、アフリカ大陸の外に感染が拡大している可能性がある。世界保健機関(WHO)は14日、アフリカでの流行を受け、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言している。