2023年8月12日 今日の出来事

日航事故の遺族4年ぶり参列 墜落から38年、麓で慰霊式

1985年の日航ジャンボ機墜落事故から38年となった12日、現場の麓にある群馬県上野村の「慰霊の園」で追悼慰霊式が営まれた。犠牲者の人数と同じ520本のろうそくに火をともし、墜落時刻の午後6時56分に合わせて黙とうした。新型コロナウイルスの影響で、遺族が参列するのは4年ぶり。

2020~22年は参列者を日航や村関係者に限っていた。黒沢八郎村長は「皆さまの祈りに包まれた式典として挙行できお礼申し上げる。思いをつなぎ、記憶を伝えるこの地を守り続けていく」とあいさつした。

日航の赤坂祐二社長は式典後「どれだけ年月がたっても犠牲者やご遺族に深くおわび申し上げたい。二度とこのような事故を起こさないよう努力を続ける」と述べた。

日航によると、12日に現場の「御巣鷹の尾根」に慰霊登山した人は、昨年の2倍近い76家族計272人だった。

徳島、阿波おどり開幕 高級席も登場「踊り天国」

徳島市の夏の伝統行事、阿波おどりが12日始まり、街中で市民や観光客が演舞を繰り広げる「踊り天国」が幕を開けた。海外富裕層の利用を想定した1人20万円の「プレミアム桟敷席」も初めて登場。開催は15日までの4日間。

演舞場では、色とりどりの着物や法被をまとった踊り子たちが、「ぞめき」と呼ぶおはやしにのって、躍動感のある踊りを披露した。「ヤットサーヤットサー」という踊り子のかけ声が響き、観客は拍手で盛り上げた。

台風7号、15日ごろ上陸の恐れ 近畿や東海などは厳重警戒を

非常に強い台風7号は12日、小笠原諸島近海をゆっくりと北西に進んだ。日本の南を北上して15日ごろ東日本や西日本にかなり接近し、近畿や東海、四国に上陸する恐れがある。海上は大しけとなり、14日から15日ごろにかけて東日本から西日本の太平洋側を中心に大雨となる所がある。気象庁は、土砂災害や河川の氾濫などに厳重な警戒を呼びかけた。

JR西日本は15日から16日午後にかけて、山陽新幹線の新大阪―広島間で計画運休する可能性があると発表。JR東海も14~16日、計画運休や長時間の運転見合わせの可能性があるとした。航空や高速道路各社も事前の情報確認を求めている。

気象庁によると、台風7号は12日午後6時現在、中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。

岐阜・郡上39.1度、猛暑続く 岩手は大雨、災害警戒

東・西日本は12日、晴れて気温が35度以上の猛暑日になる所が多かった。気象庁によると、岐阜県郡上市で39.1度、京都市で38.9度、名古屋市や岡山県真庭市などで38.2度を観測した。13日も厳しい暑さが続く見通しで、秋田から鹿児島まで多くの府県に熱中症警戒アラートが発表された。

一方、東北では12日、低気圧が三陸沖から日本海側へ進んだほか、上空の寒気の影響で雨が降り、岩手県では午前中を中心に大雨となった。

午前7時50分には、同県内陸部で発達した雨雲が連なる線状降水帯が発生したとの情報が発表された。大槌町では同7時10分ごろまでの1時間雨量が69.5ミリとなり、この地点の最多記録を更新した。同庁は土砂災害や河川の増水などに警戒するよう呼び掛けた。

〔NY外為〕円下落、一時145円台=約1カ月半ぶり安値(11日午後)

週末11日午後のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが強まり、円相場は一時6月末以来、1カ月半ぶりに1ドル=145円台に下落した。午後1時50分現在は144円90銭~145円00銭と、前日午後5時(144円72~82銭)比18銭の円安・ドル高。

米労働省が朝方発表した7月の卸売物価指数(PPI)は、前年同月比0.8%上昇、変動の激しいエネルギーと食料品を除いたコア指数は2.4%上昇となり、いずれも市場予想を上回った。前日の消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回る伸びとなりインフレ圧力の鈍化傾向が示されていたが、この日のPPIで改めて根強いインフレ圧力が示唆された形。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ打ち止め観測が後退し、発表後、市場は円売り・ドル買いで反応。午後にかけても米長期金利の上昇を背景に円売りが進行している。

ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0940~0950ドル(前日午後5時は1.0976~0986ドル)、対円では同158円60~70銭(同158円89~99銭)と、29銭の円高・ユーロ安。

【1年前の今日の出来事】 2022年8月12日