内閣支持率42%に下落 簗氏続投判断、8割問題視―時事世論調査
内閣支持率42%に下落 簗氏続投判断、8割問題視―時事世論調査
時事通信が9~12日に実施した10月の世論調査によると、高市内閣の支持率は前月比1.7ポイント減の42.4%だった。下落は5カ月連続。これまでの最低値を更新した。不支持率は同0.4ポイント増の29.7%。農林水産相を辞任した簗和生衆院議員の問題が報じられる中、半月にわたり続投させた高市早苗首相の判断も影響したとみられる。
政党支持率は、
自民党が22.1%(前月比1.1ポイント減)で首位。公明党が3.4%(同0.2ポイント増)で野党のトップを維持した。参政党が2.7%、国民民主党が1.9%、チームみらいが1.7%で続いた。以下、日本維新の会1.6%、立憲民主党1.5%、共産党1.4%、日本保守党0.4%、社民党0.3%、いのちの党0.2%。民主改革の会と中道改革連合はともに0.1%だった。「支持政党なし」は59.7%。
武部農水相が就任 簗氏後任、高市首相「即戦力」
高市早苗首相は15日、農林水産相に自民党の武部新・元農水副大臣(56)を起用した。公職選挙法違反疑惑などで辞任した簗和生氏の後任。同日夕に皇居で閣僚認証式を行い正式に就任した。最重要課題と位置付ける食料品の消費税減税関連法案の審議を控え、政権の信頼回復に全力を挙げる。
首相は起用の理由について「農林水産行政に精通している。即戦力として国会対応も含め活躍していただける」と説明した。武部氏は旧二階派出身で、衆院北海道12区選出の当選6回。父は自民幹事長や農水相を務めた勤氏。
東京株急落、3318円安 過去3番目下げ、AI企業に財務不安
東京株急落、3318円安 過去3番目下げ、AI企業に財務不安
15日の東京株式市場で日経平均株価の終値は前日比3318円34銭安の6万4425円95銭と急落した。米国の人工知能(AI)産業の財務悪化懸念が強まり、日本でも関連株が売られた。下落幅は過去3番目の大きさで、9月17日以来約1カ月ぶりに6万5000円を割り込んだ。
14日には米国でAIデータセンター事業を手掛ける新興企業について、財務状況への懸念から社債の利回りが急上昇。巨額の社債を発行して設備投資資金を調達するAI産業全体の資金繰りへの不安につながり、米半導体関連株が急落した。これを受けて東京市場でも関連銘柄が軒並み大きく値下がりした。
道新記者の即時解放要求 米ジャーナリスト保護団体
米ニューヨークに本部を置く国際NPO「ジャーナリスト保護委員会(CPJ)」は14日、ロシアはスパイ容疑で拘束した北海道新聞の男性記者を直ちに解放すべきだと訴えた。CPJは記者らの権利擁護に取り組む団体で、拘束に関し「強い恐怖を感じる」と非難した。
CPJで欧州・中央アジアを担当するフィオナ・オブライエン氏は「地政学的対立の中で、ジャーナリストを駆け引きの道具にしてはならない」と批判。今回の拘束は2023年に米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの記者がロシアでスパイ容疑で拘束され、禁錮16年を言い渡されたこと(24年に解放)を想起させると危惧した。
台湾TSMCの純利益68.7%増 7~9月期、過去最高更新
半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が15日発表した2026年7~9月期決算は、純利益が前年同期比68.7%増の7630億台湾ドル(約3兆7000億円)、売上高が50.9%増の1兆4942億台湾ドル(約7兆3000億円)で、いずれも四半期として過去最高を更新した。
北朝鮮、東海岸で戦略巡航ミサイル2種を試験発射…核攻撃能力を誇示
北朝鮮、東海岸で戦略巡航ミサイル2種を試験発射…核攻撃能力を誇示
北朝鮮が東海岸で「北朝鮮版トマホーク」と呼ばれる2種類の戦略巡航ミサイル(SLCM)を試験発射した事実を公開し、自分たちの核攻撃能力を誇示した。韓米の探知能力と対備態勢を確認する一方、核で「反撃(第2撃)」できる能力を強調し、今後の米国との交渉で有利な立場を占めようとする意図と分析される。
中朝結ぶ新大橋が開通 貿易・往来拡大、関係改善進む
中国遼寧省丹東と北朝鮮北西部の新義州を結ぶ新たな橋「新鴨緑江大橋」が15日、開通した。貿易や人的往来の拡大につながり、両国関係の改善が進みそうだ。
中国国営新華社通信によると同日午前、大橋上で両国合同の開通式典が開かれ、中国の李強首相と北朝鮮の朴泰成首相がビデオメッセージを寄せた。李氏は、大橋は「中朝の伝統的な友好関係を象徴する新たなランドマークになるだろう」と述べた。
中朝国境を流れる鴨緑江の両岸を結び、全長は約3キロで計4車線ある。両国間の貨物輸送の中心となっている大橋北方の「中朝友誼(ゆうぎ)橋」よりも物資輸送能力が大幅に高く、中国側は「両国の相互連携の重要施設」(毛寧・外務省報道局長)と位置付けている。
ローソン、ファミマ営業益最高 セブン&アイも増益―8月中間決算
ローソン、ファミマ営業益最高 セブン&アイも増益―8月中間決算
コンビニ大手3社の2026年8月中間連結決算が15日に出そろい、ローソンとファミリーマートは営業利益に当たる事業利益が中間期として過去最高を記録した。増量キャンペーンなどで食品の売れ行きが好調だった。最大手セブン&アイ・ホールディングスも、ガソリンを販売する北米コンビニ事業の収益が原油高で押し上げられ、増益を確保した。
現生チョウの最古化石と判明 兵庫、約250万年前
兵庫県新温泉町は15日までに、30年以上前に約250万年前の地層から見つかり、町内で展示されていたチョウの化石が、現在も生息が確認されている種のチョウの化石として世界最古と判明したと発表した。分析した慶応大の研究チームは「チョウがいつ現れたのかを知る手がかりになる」としている。
チームの高橋唯慶応義塾幼稚舎教諭らが2024年ごろから分析を始め、羽の大きさや形などから、中国北部や北東部に生息する「ポターニンミヤマシロチョウ」と確認した。現在は日本に生息していない。
チョウの現生種として最古の化石はこれまで、栃木県那須塩原市で発見された約30万年前のゴマダラチョウのものとされていた。

