台風15号発生、大雨警戒 西日本太平洋側に接近へ…線状降水帯の恐れ・気象庁
台風15号発生、大雨警戒 西日本太平洋側に接近へ―線状降水帯の恐れ・気象庁
気象庁は4日、熱帯低気圧が奄美大島の東海上で午前3時に台風15号に変わったと発表した。15号は同日中に鹿児島、宮崎両県に接近し、5日は四国や紀伊半島に接近した後、東海・関東沖を東へ進み、6日朝までに温帯低気圧に変わる可能性が高い。同庁は大雨に厳重に警戒し、強風や高波に注意するよう呼び掛けた。

九州や四国などで雨が降り、宮崎県は大雨となった。同県都農町では4日午前7時までの6時間雨量が147.0ミリに上った。
台風接近で関東は明日5日午前に雨のピーク 通勤ラッシュ直撃か 警報級大雨の可能性
台風接近で関東は明日5日午前に雨のピーク 通勤ラッシュ直撃か 警報級大雨の可能性
台風15号は明日5日(金)に関東に接近し、明日5日(金)夕方までの24時間降水量は局地的に200ミリに達する可能性があります。雨のピークは午前中で、朝の通勤通学の時間帯は交通に影響の出るおそれがあります。一方、6日(土)には天気が回復し、関東は真夏の暑さがぶり返しそうです。

線状降水帯って何 !? 原理をわかりやすく説明

全都道府県で初の1000円超え 39地域で目安上回る…最低賃金
全都道府県で初の1000円超え 39地域で目安上回る―最低賃金
2025年度の最低賃金改定で、都道府県ごとの引き上げ額が4日出そろい、初めて全都道府県で1000円を超えた。中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)が示した目安は全国平均63円だったが、人手不足の深刻化を背景に、39道府県が目安を上回り、人材獲得のための引き上げ競争が激しさを増している。

千葉の銚子漁港でサンマ初水揚げ 1日で過去4年分上回る
千葉県銚子市の銚子漁港で4日、今年初めてサンマが水揚げされた。この日だけで112トンと、過去4年間の合計量を大きく上回った。銚子市漁協によると、例年は10~11月が多く、9月の水揚げは異例。サンマの記録的な不漁が続いてきた港が活気づいた。
利用者10分の1…一部廃止のJR久留里線 住民は反対、市は方針転換
利用者10分の1…一部廃止のJR久留里線 住民は反対、市は方針転換
JR東日本は久留里線・久留里―上総亀山駅間(9・6キロ)の廃止を表明し、代替バスを導入する方向で千葉県君津市と協議している。バスへの転換で「交通利便性を高める」と主張するが、住民説明会では廃止に反対する声が相次いだ。代替バスの課題も浮上しており、住民の理解を得るには遠い状況だ。
市はかつて廃止反対をJRに伝えていたというが、現在では廃止を前提に代替交通の確保に動いている。石井宏子市長は「住民に次の交通手段を早く示して、不安を解消したいと考えた」と説明する。

中朝首脳、6年ぶり会談 「血で固めた友情」誇示

中国の習近平国家主席と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が4日、北京の人民大会堂で会談した。中国国営メディアが伝えた。両首脳の会談は約6年ぶりだ。対立する米国を念頭に互いの結束を確認。朝鮮戦争を共に戦い「血で固めた友情」と呼ばれてきた強固な両国関係を誇示した形となる。
北朝鮮が急速にロシアに接近していたことなどが影響し中朝関係は冷え込んでいると指摘されてきた。
正恩氏の椅子、入念に拭く 「痕跡除去」とロシア記者投稿
3日に中国・北京で行われたロ朝首脳会談で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が座った椅子を随行員が入念に拭いていたことが分かった。ロシアのプーチン大統領の番記者として知られるアレクサンドル・ユナシェフ氏が同日、通信アプリ「テレグラム」に映像を投稿した。
映像によると、男性随行員は正恩氏が触れたとみられるテーブル、椅子の座面や背もたれ、肘掛けまでをウエットティッシュのようなもので1分ほどかけて拭った。女性随行員は飲用水のグラスを運び去った。
ロイター通信は有識者の話として、父の故金正日総書記の時代からの手法で「(中ロのような友好国を含めて)外国の情報機関がサンプルを入手して検査するのを防ぐためだ」と伝えた。健康状態など機密情報が漏れる事態を懸念しているという。
地震の死者2200人超に 72時間経過も捜索続く…アフガン
アフガニスタン東部で起きた地震で、イスラム主義組織タリバン暫定政権は4日、被害の大きかったクナール州での死者が2205人となったと発表した。負傷者は3600人以上となっている。
地震は8月31日に発生し、生存率が急激に下がるとされる発生から72時間が経過した。被災地では救助隊や住民が倒壊した家屋に閉じ込められた不明者の捜索を続けた。暫定政権によれば、同州では6700超の家屋が損壊した。