緊急事態宣言、2週間延長へ 菅首相表明、首都圏1都3県―政府(JIJI.COM 2021年03月03日19時48分)
菅義偉首相は3日、新型コロナウイルス対策として首都圏1都3県に発令中の緊急事態宣言について「2週間程度の延長が必要ではないか」と表明した。首相官邸で記者団の質問に答えた。現在7日までの期限を21日まで延ばす方向だ。5日の基本的対処方針等諮問委員会で専門家の意見を聴取し、その後の対策本部で正式に決定する。
日本医師会長 1都3県の緊急事態宣言「期間延長すべき」(東京新聞 2021年3月3日 15時58分)
日本医師会の中川俊男会長は3日の記者会見で、7日が期限となっている首都圏1都3県の緊急事態宣言について「日本医師会は緊急事態宣言を延長し、感染防止策を徹底すべきと考えます」と述べ、宣言の期間を延長するよう求めた。
中川氏は「専門家が主張されているように、徹底的に感染者を抑え込んだ上で解除しなければ、4月以降に第4波を招く恐れがあり、本格化する全国のワクチン接種の妨げになりかねない」と指摘。「そのためには積極的疫学調査が可能なステージ2のレベルまで感染者数を抑え込まなければならない」と話した。
緊急宣言「1カ月延長」要望 小池氏、都民に謝罪を―島根知事(JIJI.COM 2021年03月03日22時41分)
島根県の丸山達也知事は3日、首都圏に発令中の緊急事態宣言をめぐり、東京都が2週間の延長要請を検討してきたことについて「中途半端な延長は避けるべきだ。1か月の延長を政府にお願いしたい」と述べた。また、小池百合子都知事に対し「政府に延長を求める前に、都民におわびすべきだ」と主張した。県庁内で記者団の取材に答えた。
「もう限界」 宣言延長に飲食店主は悲鳴 3月はかき入れ時(毎日新聞 2021/3/3 20:45 最終更新 3/3 21:41)
首都圏1都3県に発令されている新型コロナウイルスの緊急事態宣言が期限の7日から2週間程度、延長される見通しになった。飲食店にとって3月は、花見客や観光客でにぎわうかき入れ時だが、延長に伴い営業時間短縮要請は続くとみられ、店主たちからは「限界に近い」と悲鳴が上がる。
東京都内の桜の名所の一つである目黒川。花見の季節には800本以上の桜が咲き誇り、家族連れなど300万人以上が訪れる。例年なら周囲の飲食店は連日にぎわうはずだが、宣言の延長が暗い影を落とす。