記名式『Suica』販売見合わせ、ネットでは驚きの声 「困る人多そう」「なくさないようにしないと」

記名式『Suica』販売見合わせ 社会

記名式『Suica』販売見合わせ、ネットでは驚きの声 「困る人多そう」「なくさないようにしないと」(grape編集部 公開:2023-07-31 更新:2023-08-01)

2023年7月31日、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、PASMO協議会などとの連名で、ICカード乗車券の『Suica(スイカ)』および『PASMO(パスモ)』に関して、記名式のカード販売を、同年8月2日に中止すると発表しました。

販売中止の背景には、世界的な半導体不足が影響しているといい、定期乗車券の新規発行や、紛失時等の再発行サービスのための在庫確保を優先するとのことです。

記名式は販売中止 定期乗車券は『Suica』『PASMO』とも購入可能

ここでいう『記名式』とは、所有者の氏名や生年月日などを登録するカードのことを指します。個人情報を登録しない『無記名式』のカードは、同年6月8日から販売が中止されていましたが、今回新たに『記名式』も対象となります。

ただし、定期乗車券を購入する際は『Suica』『PASMO』のいずれも購入可能とのこと。また、すでに発行済みの『Suica』や『PASMO』、およびスマホアプリの『モバイルSuica』などは従来通り使用可能なため、それらの継続利用を呼びかけられています。

【ネットの声】

・交通系ICカードの代表格である『Suica』と『PASMO』が、まさか半導体不足の影響で販売中止になるとは…。

・しょっちゅうなくして再発行を繰り返しているから、そろそろ『モバイルSuica』に移行するか。

・『モバイルSuica』は対応している機種のスマホじゃないと使えないし、通信トラブルが起きたら使えなくなっちゃうから、困る人が多いかも。

このほか、「半導体不足の影響が深刻だし、終わりが見えなくて不安」「今持っているカードをなくさないようにしないと」といった声も。

販売再開の時期については発表されていないため、現在『Suica』『PASMO』のカードを利用している人は、大切にしましょう。

[文・構成/grape編集部]