政治・経済

衆議院選挙 1票の格差是正の「10増10減」案に、自民党からは身勝手な反対意見

自民が主導して関連法が2016年に改正され、人口比を議席配分に反映しやすくする「アダムズ方式」の導入が決まった。昨年11月に公表された20年国勢調査の確定値に基づけば、「10増10減」となる。議席数が、首都圏と愛知の1都4県で計10増える一方、宮城、福島、和歌山、広島、山口など10県で各1減る。「1票の格差」是正を目的とする衆院小選挙区の区割り見直し案に、自民党から反対意見が噴出している。
科学・技術

防衛省、「高出力マイクロ波」兵器を開発へ…軍用ドローンを無力化

防衛省は来年度から、敵の軍用無人機(ドローン)を無力化できる「高出力マイクロ波」(HPM)兵器の研究開発に本格的に乗り出す。現代戦で戦局を左右する電磁波領域に対応した装備や技術を導入し、防衛力を高める狙いがある。
社会

「睡眠は1.5時間周期が良い」と信じているのは日本人だけ… “本当に生産性の上がる睡眠時間”とは?

十分な睡眠時間を確保した方が日中のパフォーマンスが上がるとわかってはいても、実践するのはなかなか難しい。「睡眠のサイクルは1.5時間周期なので、1.5時間の倍数分の睡眠時間を取ると目覚めがいい」という俗説もあるが、本当に適切な睡眠時間とは一体どのくらいなのであろうか。ここでは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の准教授である津川友介が、研究データを基に健康に生きるためのルールについて書いた『HEALTH RULES (ヘルス・ルールズ) 病気のリスクを劇的に下げる健康習慣』(集英社)の一部を抜粋。睡眠不足がもたらす悪影響と、誤解されがちな睡眠時間の基準について紹介する。
政治・経済

金子勝氏が語る大阪の感染爆発の理由とは? 「保健所そのものが異様に弱体化」

大阪で、コロナ感染者数の申告漏れが発生した。2月4日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)で、『大竹紳士交遊録』に経済学者の金子勝が登場し、大阪のコロナ対策の不備について、理由を推測した。「根本は、厚生労働省が病床削減策を2018年から強化した。病床機能再編支援事業。いち早く大阪は乗っかって大阪市立の住吉市民病院を閉院した。累計で見た死者数は、大阪は357.2人。全国平均は150人」
政治・経済

青木理氏「こんなにひどいことはない」日本の刑事司法における人質司法 〈大竹まこと ゴールデンラジオ 1月28日〉

1月28日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)にて、でジャーナリストの青木理がゲストに登場し、日本の刑事司法における人質司法という問題について、青木が具体例を挙げながら説明した。
科学・技術

これから太陽光パネルの大量廃棄時代が始まる

2012年に導入された固定価格買取制度(FIT)の大きな後押しがあり、日本での太陽光パネルの導入量は、大きく増加した。今、中国、米国に次ぐ世界3位の導入国になったが、導入量の増加に伴い表面には出ていない問題がクローズアップされるようになった。稼働期間が20年から30年とされる太陽光パネルの大量廃棄の問題だ。
社会

たまった硬貨を手軽に紙幣などに換えられます! コインスター

ゆうちょ銀行では、硬貨の入金時などに枚数に応じた手数料がかかるようになった。窓口の場合は「硬貨取扱料金」により、51~100枚だと550円だ。1円玉のみを入金した場合、手数料が金額を上回り損する。この対策になるだろうか。スーパーマーケットなどで提供されている「コインスター」というサービスだ。小銭を「コインスター・マシン」という機械に投入すると、設置店舗の商品の購入や、紙幣などとの交換に使える「引換券」が発行される。手数料は9.9%。
政治・経済

石原慎太郎氏、死去 議員辞職演説(全文、1995年)、国政復帰後初の国会質疑(冒頭、2013年)

元東京都知事で、運輸相や環境庁長官を歴任した石原慎太郎氏が死去した。89歳だった。小説家として、政治家として、数々の偉大な業績を残した。1995年、議員在職25年表彰での演説の時、突如、議員辞職を表明した。都知事を務めた後、再び国政に復帰した。辞任演説(全文)と国政復帰後初の国会質疑(冒頭)を掲載した。
政治・経済

コロナ特効薬「モルヌピラビル」 厚労省が薬剤の確保に遅れ、少ない契約しかできなかったことの責任追及を逃れるための縛り

すぐに使えるはずのコロナ特効薬「モルヌピラビル(商品名ラゲブリオ)」が使えず医療現場に不満と動揺が広がっている。米メルクが開発し大手製薬会社MSD(本社・東京)が、昨年末に新型コロナウイルス感染症の治療薬として国から特例承認を受け製造販売している初の飲み薬だ。本来ならとっくに一般流通し、重症患者の減少に寄与しているはずなのだが、実は厚生労働省が設けた流通の縛りで、医療機関も製剤薬局も入荷困難な状態が続いているのである。
政治・経済

アベノマスク配送費「10億円」に国民激おこ! 安倍晋三氏の“自尊心”満たすだけの血税ムダ使い

新型コロナウイルス対策として日本政府が国民へ配布目的で作成した「アベノマスク」を含む布マスクの在庫8千万枚について、殺到したという配布希望者への配送費用が10億円にのぼることがわかった。配布せずに廃棄した場合の費用はたった6千万円ほどで済むという。「アベノマスク10億円配送費」問題をめぐって、ネット上では批判や疑問の声が多くあがっている。
政治・経済

衆院の人権状況に対する「対中非難」決議の全文 幻の原案と比較

衆院が1日に採決した中国の人権侵害を念頭においた決議は、「中国」と具体的に名指しせず、「人権侵害」や「非難決議」といった批判色が強い言葉も入れない対中配慮を重ねた文面となった。中国との関係が深い公明党に配慮したためだが、自民党内の対中強硬派や共産党などの野党は不満を募らせている。れいわ新選組は「中国」が明記されていないことなどを理由に反対した。
政治・経済

大阪府民は、維新・吉村知事のパフォーマンスに騙されている コロナ対策は全国で最悪

各自治体の最新のデータに基づく分析結果によると、大阪府が全国で群を抜いてコロナ対策に遅れを取っている。キャリア官僚は、「第6波(1月~)のオミクロン株に限定した、初のリサーチ結果が官邸で配布されました。この資料のなかでは、重症者数は1月1日~1月30日までの累計で大阪が5216に対し、東京が244人(都の基準による)、死者数は大阪が東京の2倍と突出して多いのです。米軍基地の存在といった明確な事情がある沖縄や広島などはともかく、同じ大都市である東京と大阪でここまで有意な違いが出ていることから、大阪の失政を指摘せざるを得ません。」と解説する。
科学・技術

オミクロン株、マスクなし距離2mで感染確率60% スパコン「富岳」分析

新型コロナウイルスのオミクロン株は、2メートルのソーシャルディスタンス(社会的距離)を取っていても、感染者がマスクをせずに15分の会話をすると、最大60%の確率で相手が感染することが、スーパーコンピューター「富岳」を使った分析で分かった。デルタ株の40%と比べ確率が高く、感染対策の徹底が求められそうだ。富岳を運用する理化学研究所などの研究チームが2日発表した。
社会

国会議員の新型コロナ感染、今年に入って11人、計27人

国会議員の新型コロナ感染は、今年に入って2月1日時点で11人、これまでに感染が確認された国会議員は27人となった。
政治・経済

「最悪の事態を想定」は口だけ 新型コロナの「予防・検査・治療」は大幅の遅れ 岸田総理の無能さがバレて支持率はダウン

新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の流行で、政府の対応が後手に回っている。3回目のワクチン接種は計画を大きく下回り、検査キットや経口治療薬も供給が間に合わず、「最悪の事態を想定した万全の体制」(岸田文雄首相)にほころびが生じた。『屋根を修理するなら日が照っているうちに限る』というケネディ元米大統領の言葉を引用したが、首相のコロナ対応は嵐の最中に必死で修理しているように見える。時間がかかり、そのうち家も水浸しになってしまう。