2026年2月19日 今日の出来事

「卑弥呼の墓」で渡り土堤発見 水張って荘厳さ演出 奈良・箸墓古墳

「卑弥呼の墓」で渡り土堤発見 水張って荘厳さ演出 奈良・箸墓古墳

「卑弥呼の墓」説が有力な最古の大型前方後円墳、奈良県桜井市箸中の箸墓古墳(3世紀中ごろ、全長280メートル)の前方部南側で、周壕の水をせき止める設備「渡り土堤(どてい)」が見つかった。渡り土堤は後円部でも確認されており、周壕全体に水をためて荘厳さを演出し、古墳を権威付けしていた証拠とみられる。19日発表した桜井市教育委員会は「ヤマト王権の古墳造りを解明する貴重な一歩」としている。箸墓古墳には内壕と外壕の2重の周壕があることが確認されている。

箸墓古墳
初の大型前方後円墳で築造に多数の労働者が必要なことから、古代国家「ヤマト王権」誕生を物語る大王墓とされる。また卑弥呼を初代大王とする邪馬台国畿内説に基づくと、死亡と築造時期が一致し「卑弥呼の墓」とされる。