2026年4月28日 今日の出来事

「出光丸」がホルムズ海峡を通過、サウジ産の原油を積載

「出光丸」がホルムズ海峡を通過、サウジ産の原油を積載

パナマ船籍の原油タンカー「​出光丸」が、ペルシャ湾‌からホルムズ海峡を通過したことが船舶の追跡データで分かっ​た。LSEGの追跡データによると、出​光興産(5019.T), opens new tab子会社の出光タンカーが運⁠航し、サウジアラビア産の​原油200万バレルを積んでいる。イラ​ン紛争が始まって以来、日本関連の原油タンカーがホルムズ海峡を​通過したのはこれが初​めてとなる。

りくりゅうペアに紫綬 春の褒章、631個人・団体受章

りくりゅうペアに紫綬 春の褒章、631個人・団体受章

政府は28日付で、2026年春の褒章受章者を発表した。受章するのは603人(うち女性137人)と28団体。学術やスポーツ、文化・芸術分野で優れた業績を挙げた人に贈られる紫綬褒章には、フィギュアスケートの「りくりゅう」ペアで知られる三浦璃来さん(24)と木原龍一さん(33)のほか、小説家の宮部みゆき(本名・矢部みゆき)さん(65)、俳優の吉田鋼太郎さん(67)らが選ばれた。29日に発令される。

三浦さんと木原さんは、ミラノ・コルティナ五輪のペアで日本勢初の金メダルを獲得するなど国際大会で優れた成績を収め、フィギュア界の発展に貢献。宮部さんはミステリーや時代小説で幅広い読者の支持を集め、日本文学の発展に寄与した。吉田さんは舞台、テレビドラマ、映画で存在感のある演技を発揮し、演劇界をけん引している。

ホンダの人型二足歩行ロボット「P2」に「技術のノーベル賞」

ホンダの人型二足歩行ロボット「P2」に「技術のノーベル賞」

ホンダが1996年に発表した世界初の人型自立二足歩行ロボット「P2」が28日、米国に本部を置く電気電子技術者協会(IEEE)の「IEEEマイルストーン」に認定された。独自の歩行制御で人間のような自然な動きを実現させ、現在世界で開発競争が進む人型ロボット研究の礎を築いたことが評価された。

マイルストーンは開発から25年以上が経過し、地域社会や産業発展に大きく貢献した技術をたたえるもので「技術のノーベル賞」として知られる。

「新しい戦い方」に対応 安保3文書改定へ有識者会議が初会合

「新しい戦い方」に対応 安保3文書改定へ有識者会議が初会合

政府は27日、国家安全保障戦略など安保関連3文書の改定に向けた「総合的な国力から安全保障を考える有識者会議」の初会合を首相官邸で開催した。ロシアによるウクライナ侵攻などを踏まえ、「新しい戦い方」への対応や「有事」を想定した戦略を議論する。防衛費増額と財源確保も主要テーマになる見通しだ。複数回開催し、今秋にも提言をとりまとめる。

大規模災害時に沖縄支援 将来は医療輸送協力も―台湾高官

大規模災害時に沖縄支援 将来は医療輸送協力も―台湾高官

台湾内政部(内務省に相当)は28日、近隣の沖縄県や石垣市の防災担当者との交流会を台北市近郊で開いた。同部によると、馬士元政務次長(次官)は「沖縄県や(同県を含む)南西諸島が大規模災害に遭えば、台湾は初期段階で必要な支援を提供する」と表明した。

馬氏は、地理や気象条件が近い台湾と沖縄は共に台風や地震の危険にさらされていると指摘し、日本を参考に「台湾離島の防災や救急医療輸送を強化する」と説明。沖縄県では離島から本島などへの急患空輸が行われており、馬氏は台湾も将来的には医療輸送や診療に協力できると語った。

NY原油、再び100ドル台 米イラン再協議停滞

NY原油、再び100ドル台 米イラン再協議停滞

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は28日、米国産標準油種WTIが1バレル=100ドルの節目を超え、一時101ドル台まで上昇した。米国とイランの戦闘終結に向けた再協議の先行きに不透明感が広がり、約2週間ぶりに100ドルを超えた。

ロシア派遣北朝鮮兵2千人戦死か 平壌の記念碑に名前刻む

ロシア派遣北朝鮮兵2千人戦死か 平壌の記念碑に名前刻む

ロシアのウクライナ侵攻を支援するために北朝鮮が派遣した兵の戦死者が2千人を超えるとみられることが28日、分かった。平壌で26日に完工した戦死者の追悼施設「海外軍事作戦戦闘偉勲記念館」の石碑に約2300人分の名前が記されていた。北朝鮮はこれまで1万人以上の兵をロシアに派遣したとみられている。

金正恩政権下で358人死刑 韓ドラ「視聴」など コロナ期急増

金正恩政権下で358人死刑 韓ドラ「視聴」など コロナ期急増

韓国の人権団体「移行期正義ワーキンググループ」(TJWG)は28日、北朝鮮住民の処刑状況をまとめた報告書を発表した。金正恩(キム・ジョンウン)政権下で136回の処刑を確認し、このうち半数近くの65回が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国境封鎖の時期(2020年1月)以降に集中していた。また136回の処刑で殺害された人は計358人に達した。

コロナ期は、特に韓国文化への接触や金氏の指示違反などを理由にした処刑が急増したという。北朝鮮では20年、韓国ドラマなどを広めた場合は最高で死刑となる「反動思想文化排撃法」を制定し、統制を強化している。TJWGは「国境封鎖後、文化・思想統制や政治支配の強化を進めている」と指摘する。