東京株、初の終値6万円超え 戦闘終結期待で大台突破
週明け27日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前週末比821円18銭高の6万0537円36銭と、史上最高値を更新した。中東での戦闘が終結に向かうとの期待が再び広がり、投資家心理が改善。半導体関連銘柄が相場をけん引し、終値は前週末24日の5万9716円18銭を超えて初めて6万円の大台に乗せた。

AI、東大と京大「首席合格」 「チャッピー」最高得点
今年実施された東大と京大の入学試験問題を生成人工知能(AI)「チャットGPT」に解かせると、合格者の最高得点を上回り「首席合格」を果たしたことが27日、AIベンチャーのライフプロンプト(東京)の分析で分かった。最難関の東大理科3類の最高点より50点高かった。数学は満点。2024年の東大入試では全科類不合格だった。通称「チャッピー」はわずか2年でトップ合格を果たした。
米オープンAIの「チャットGPT―5・2シンキング」を使い、東大、京大の2次試験の前期日程を解かせた。問題を画像データにしてAIに入力した。解答は記述式を含むため、大手予備校の河合塾の講師に採点してもらった。大学入学共通テストもAIに解答させ合計した。
世界の軍事費2.9%増 欧州やアジアで拡大―国際平和研
スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は27日、世界の2025年の軍事費が前年比で実質2.9%増の総額2兆8870億ドル(約461兆円)に上ったとの報告書を発表した。世界1位の米国の支出が減った一方、欧州やアジア・オセアニアで増加傾向が目立ち、11年連続で過去最高を更新した。
米国は前年比7.5%減。ロシアの侵攻を受けるウクライナへの軍事支援が見送られていることが主な要因という。欧州は同14%増。ロシアの脅威に備える欧州の北大西洋条約機構(NATO)加盟国が「再軍備の努力」(報告書)を続けていることなどが背景にある。
アジア・オセアニアは同8.1%増で、増加率は09年以降で最大となった。米国に次ぐ支出世界2位の中国が7.4%増。日本と台湾もそれぞれ9.7%と14%の伸びを示した。
韓国へ「医療観光」、過去最多 美容など、日本人が3割―25年
韓国へ「医療観光」、過去最多 美容など、日本人が3割―25年
韓国保健福祉省は27日までに、2025年に美容などを目的に医療を受けるため韓国を訪れた外国人が前年比71.9%増の約201万人に上り、過去最多だったと発表した。国別では、約62万人の中国人に続き日本人が2位。前年比36.0%増の約60万人で全体の29.8%を占めた。
診療科目別では皮膚科が62.9%で最も多く、整形外科が11.2%。美容目的が圧倒的に多いもようだ。
基本料金150円値上げ 46年ぶり、物価高に対応―東京ガス
東京ガスは27日、家庭向けのガス料金を10月使用分から値上げすると発表した。物価や人件費の上昇に対応するためで、基本料金を150円引き上げる。消費税の増税時を除けば、料金の値上げ改定は第2次オイルショックの影響を受けた1980年以来46年ぶり。
熊本半導体パーク構想始動 三井不動産30年までに整備
熊本県は27日、半導体産業や研究機関の集積を図る「くまもとサイエンスパーク」構想の実現に向け、三井不動産、合志市と基本協定を結んだ。三井不動産が台湾積体電路製造(TSMC)の工場(菊陽町)に近接する合志市に、研究開発施設や工場用地、産官学の連携拠点を整備するのが柱。5月から造成に入り、2030年までの完成を見込んでいる。
TSMCは建設中の熊本第2工場で、28年に回路線幅3ナノメートル(ナノは10億分の1)相当の先端半導体の量産を予定している。関連サプライヤー誘致につなげ、研究から量産まで支援する。
トヨタの世界販売が2年ぶりに過去最高 1047万台 25年度
トヨタの世界販売が2年ぶりに過去最高 1047万台 25年度
国内自動車メーカー8社が27日発表した2025年度世界販売実績によると、トヨタ自動車は前年度比2・0%増の1047万7325台となり、2年ぶりに過去最高を更新した。北米市場でハイブリッド車(HV)の販売が堅調だった。
また、今年3月の電気自動車(EV)販売台数は前年同月の2・4倍の3万5524台で、単月では過去最高となった。新車効果に加えて、イラン情勢の緊迫化に伴う世界的なガソリン価格上昇を受けて電気走行のEV人気が高まった可能性もある。一方、3月の中東への輸出台数は前年同月比46・4%減の1万7122台とほぼ半減した。

