- 愛子さま、世界遺産の古都へ 鉄道でルアンプラバンに移動
- 台湾総統、すしランチをSNSに投稿 海産物輸入停止で日本を支援か
- 日中韓文化相会合が延期 高市首相発言受け中国要請
- 高市「毒苗」と中国国営通信社 歴史絡め批判、世論戦を展開
- 高市首相、独自貫いた1カ月 会食ゼロ、議員宿舎で勉強漬け
- 円安加速、一時157円台 長期金利は急騰1・835%
- 北朝鮮人権決議案、21年連続採択 拉致問題解決求める…国連総会委
- 米エヌビディア、売上高・利益とも過去最高 8~10月期、AI半導体好調で
- 中国系半導体企業への介入停止 輸出制限巡り協議進展…オランダ
- 中国、ニュートリノ観測施設を公開 「世界トップ水準の研究」
- イスラエルがガザ空爆25人死亡 停戦発効後の死者280人
- 安倍元首相銃撃事件 山上徹也被告が証言台へ 被告人質問始まる
愛子さま、世界遺産の古都へ 鉄道でルアンプラバンに移動
ラオスを公式訪問中の天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは20日、首都ビエンチャンから鉄道で古都ルアンプラバンに入られた。ラオス北部に位置し、世界遺産に登録された美しい街並みは、フランス植民地時代の建物や仏教寺院が残る。
愛子さまは、王族の宮殿として建設された国立博物館や、16世紀に王家の菩提寺として建立されたシェントーン寺院を見て回る予定。午後はルアンプラバン県党書記と面会し、党書記主催の昼食会が催される。日本の支援で建設されたラオ・フレンズ小児病院に足を運び、景勝地・クワンシーの滝を視察する。
台湾総統、すしランチをSNSに投稿 海産物輸入停止で日本を支援か
台湾総統、すしランチをSNSに投稿 海産物輸入停止で日本を支援か
台湾の頼清徳総統は20日、日本産海産物を使った昼食を食べる写真を、X(ツイッター)に投稿した。中国が日本産海産物の輸入停止に踏み切ったことを受け、日本を支援する狙いがあるとみられる。

投稿では、ホタテをはしでつまみ上げた頼氏の写真とともに、日本語と繁体字の中国語で「きょうの昼食はお寿司(すし)と味噌(みそ)汁です」「鹿児島産のブリと北海道産のホタテ」と記した。頼氏は日本との友好関係を特に重視していることで知られる。
投稿には多くの反応があった。2021年に中国が台湾産パイナップルを禁輸した際、日本が支援に乗り出し、台湾の国別輸出量で中国を抜いて1位になったことに触れ、「今度は台湾の番だ。日本料理を食べまくろう」などの声が上がった。
台湾の頼総統「昼食お寿司と味噌汁」日本産のブリ、ホタテを投稿 外交部長も日本支持訴え
日中韓文化相会合が延期 高市首相発言受け中国要請
韓国政府関係者は20日、マカオで24日に開催予定だった日中韓3カ国の文化相会合が中国側の要請で延期されたと明らかにした。高市早苗首相の台湾有事発言を巡る日中間の摩擦が3カ国協力にも波及した形だ。
中国外務省は20日、会合延期を要請した理由について、高市氏の発言が「協力の基礎を壊した」と説明した。会合は、文化交流や協力の強化に向けて年に1回ほどのペースで定期的に開催。昨年は京都で行われ、若い世代の文化交流推進を柱とする「2024京都宣言」を採択した。
高市「毒苗」と中国国営通信社 歴史絡め批判、世論戦を展開
中国外務省は答弁を撤回しなければ「断固とした対抗措置を取らざるを得ない」と警告。圧力を強めている。
国営通信新華社は19日、高市氏の名前をもじって「高市『毒苗』はどのように育ったのか」と題する記事をサイト上に掲載。高市氏が何度も靖国神社に参拝したことに触れ「日本の侵略戦争の歴史を軽視し、美化している」と主張した。英語版X(旧ツイッター)には、軍服姿の高市氏とみられる人物が鏡に映っている風刺画を投稿した。
高市首相、独自貫いた1カ月 会食ゼロ、議員宿舎で勉強漬け
高市早苗首相は21日に就任から1カ月を迎える中、独自のスタイルを貫いている。官邸や宿舎外での会食は皆無だ。自宅である東京・赤坂の衆院議員宿舎へ直帰し、国会や首脳外交に向けた勉強漬けの毎日を送る。「働き過ぎ」との見方もあり、「首相なりのやり方だろうが、あまり根を詰めないでほしい」(周辺)と心配する声も出る。
高市首相は「飲んでる暇があれば、政策を練り、資料を読みたい」と語る。24年の自民党総裁選で敗れた際に「仲間づくりが課題」と指摘され、会食を重ねた時期もあったが定着しなかった。周辺によると、最近の夕食は「宿舎で弁当」が定番だ。
円安加速、一時157円台 長期金利は急騰1・835%
20日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで急落し、1ドル=157円台前半で取引された。1月中旬以来、約10カ月ぶりの円安ドル高水準。政府が近くまとめる経済対策は規模が巨額になる見込みで、日本の財政悪化懸念から円を売る動きが加速した。
国債市場では長期金利の指標である新発10年債の利回りが一時1・835%まで急騰し、2008年6月以来、約17年半ぶりの高水準となった。
北朝鮮人権決議案、21年連続採択 拉致問題解決求める…国連総会委
北朝鮮人権決議案、21年連続採択 拉致問題解決求める―国連総会委
国連総会第3委員会(人権)は19日、北朝鮮による人権侵害を非難し、改善を求める決議案を議場の総意(コンセンサス方式)により投票なしで採択した。同様の決議案採択は21年連続で、年内に総会で正式に採択される見通し。
決議案は欧州連合(EU)が提出し、日本や韓国など約60カ国が共同提案国に加わった。北朝鮮における深刻な人権状況に深い懸念を表明し、拉致問題については「緊急性と重要性がますます高まっている」と指摘。全ての拉致被害者の即時帰国を求めた。
米エヌビディア、売上高・利益とも過去最高 8~10月期、AI半導体好調で
米エヌビディア、売上高・利益とも過去最高 8~10月期、AI半導体好調で
米半導体大手エヌビディアが19日発表した2025年8~10月期決算は、売上高が前年同期比62%増の570億600万ドル(約8兆9500億円)、純利益が65%増の319億1000万ドルだった。いずれも四半期として過去最高を更新。テクノロジー企業による人工知能(AI)への投資が過熱する中、主力のAI半導体が引き続き好調だった。
中国系半導体企業への介入停止 輸出制限巡り協議進展…オランダ
中国系半導体企業への介入停止 輸出制限巡り協議進展―オランダ
オランダ政府は19日、中国系半導体メーカー、ネクスペリア(本社オランダ)に対する経営介入措置を停止すると発表した。措置に反発した中国政府が同社製半導体の輸出を制限し、自動車メーカーを中心に世界のサプライチェーン(供給網)に混乱が生じていたが、両国間の協議に進展があったとしている。
オランダ政府は9月、重要部品の供給を国家の監視下に置く経済安全保障の観点から、中国企業の傘下にあるネクスペリアに対し、企業の意思決定を阻止できる冷戦期の法律に基づく介入権限を発動。これを受けて中国政府は広東省にある同社工場からの半導体輸出を制限した。
中国、ニュートリノ観測施設を公開 「世界トップ水準の研究」
中国の素粒子ニュートリノ観測施設「江門ニュートリノ実験」(JUNO)は19日、施設完成を記念するイベントを開いた。これに先立ち施設が報道公開され、JUNO幹部は「世界トップ水準の研究に取り組む」とアピール。日米が先行する同研究で追い上げを図る考えを示した。
JUNOは岐阜県飛騨市に建設が進む「ハイパーカミオカンデ」と同じ次世代の素粒子観測施設で、8月下旬に本格稼働したばかり。自然界には質量がごくわずかに異なる3種のニュートリノが存在しているが、これらの質量測定を主な目的とする。
イスラエルがガザ空爆25人死亡 停戦発効後の死者280人
イスラエル軍は19日、ガザで兵士が展開する地域に発砲があったとしてガザ全域を空爆した。「停戦合意違反だ」と訴え、イスラム組織ハマスの拠点を標的にしたと主張した。ガザ保健当局によると25人が死亡した。10月10日の停戦発効後も軍の攻撃はやまず、停戦合意の形骸化が進む恐れがある。
安倍元首相銃撃事件 山上徹也被告が証言台へ 被告人質問始まる
安倍元首相銃撃事件 山上徹也被告が証言台へ 被告人質問始まる
安倍晋三元首相銃撃事件で起訴された山上徹也被告(45)の裁判員裁判が20日、奈良地裁(田中伸一裁判長)であり、被告人質問が始まった。

