2025年8月15日 今日の出来事

天皇陛下、戦争の記憶の継承に言及 戦後80年の全国戦没者追悼式

天皇陛下、戦争の記憶の継承に言及 戦後80年の全国戦没者追悼式

全国戦没者追悼式のおことばで天皇陛下は「戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ」との一節を新たに加えられた。

記憶の継承に明確に言及。戦後80年の今年、記者会見などで戦争の惨禍を語り継ぐ大切さを繰り返し伝えており、追悼式での言葉にもその思いがにじむ。戦後生まれの陛下は、上皇ご夫妻から戦時中の話や平和への思いを幼少期から聞いてきた。

「戦争の惨禍繰り返されぬこと願い」 天皇陛下おことば全文

上皇ご夫妻が黙とう 愛子さまも…終戦の日

上皇ご夫妻が黙とう 愛子さまも―終戦の日

宮内庁は15日、終戦の日に当たり、上皇ご夫妻がお住まいの仙洞御所(東京都港区)で、全国戦没者追悼式のテレビ中継を見ながら黙とうされたと発表した。天皇、皇后両陛下の長女愛子さまも皇居・御所で黙とうした。

靖国神社を参拝 小泉進次郎農相、小林鷹之元経済安保相、高市早苗・前経済安保相

小泉進次郎農相、靖国神社を参拝 石破内閣で閣僚の参拝確認は初

小泉進次郎農相は終戦の日の15日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。2024年10月の石破政権発足後、閣僚の参拝が確認されたのは初めて。

小林鷹之元経済安保相、靖国神社を参拝 「遺族の一人として」

自民党の小林鷹之元経済安全保障担当相は終戦の日の15日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。私費で玉串料も納めた。

高市早苗・前経済安保相、靖国神社参拝 「慰霊は自らの心に従って」

自民党の高市早苗前経済安全保障担当相は終戦の日の15日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。私費で玉串料も納めた。高

未来志向の互恵関係強調 初の解放記念日、日本は歴史直視を…韓国大統領

未来志向の互恵関係強調 初の解放記念日、日本は歴史直視を―韓国大統領

韓国の李在明大統領は15日、ソウルで開かれた日本の植民地支配からの解放80年を記念する「光復節」の式典で演説した。日韓首脳が往来する「シャトル外交」を通じて「未来志向の共生、協力の道を探る」と表明。対等な立場で協力し、共に繁栄していく互恵関係を目指す意向を示した。

6月に就任した革新系の李氏にとって初の光復節演説。「日本政府が過去のつらい歴史を直視し両国間の信頼を損なわないよう努力することを期待する」とも述べた。ただ、元徴用工といった具体的懸案には言及しなかった。

日本人に「好感」56% 若年層で顕著…韓国世論調査

日本人に「好感」56% 若年層で顕著―韓国世論調査

韓国の世論調査機関「韓国ギャラップ」は15日、日本の印象に関する調査結果を発表した。「日本人に好感を持てる」と答えた人の割合は56%で、2022年の前回調査から10ポイント増えた。「好感を持てない」は26%だった。

10~20代の77%、30代の67%が「好感を持てる」と回答し、若年層で特に高い傾向が見られた。日本文化に自然に触れてきた若い世代を中心に、日本人とじかに接した経験を踏まえ、歴史など国家レベルの問題と切り離して見る人が多いもようだ。

日本という国への印象を尋ねた質問では、「好感を持てる」との回答が38%、「好感を持てない」が45%だった。日韓関係が悪化した19年調査では「好感を持てる」が12%にまで低下したが、大幅に改善した。

日経平均、大幅反発 史上最高値を更新 終値は4万3378円

日経平均、大幅反発 史上最高値を更新 終値は4万3378円

15日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反発して節目の4万3000円を回復、終値としての最高値を2日ぶりに更新した。朝方発表の4~6月期の実質国内総生産(GDP)速報値が堅調だったことを好感し、買い注文が優勢になった。

新型コロナウイルス 1医療機関当たり平均患者数 8週連続で増加

新型コロナウイルス 1医療機関当たり平均患者数 8週連続で増加

新型コロナウイルスの全国の感染状況は、今月10日までの1週間に1つの医療機関当たりの平均の患者数が6.13人と、8週連続で前の週から増加しました。厚生労働省は「例年夏と冬には感染者が多くなる傾向にあり、感染者の増加が続いている。手洗いやせきエチケットエアコンを使用していても部屋の換気を行うなど、基本的な感染対策に引き続き取り組んで欲しい」としています。

厚生労働省によりますと今月10日までの1週間に全国およそ3000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から1761人増えて2万3126人となりました。

トランプ政権下で有名大が次々「陥落」 焦点のハーバード大は

トランプ政権下で有名大が次々「陥落」 焦点のハーバード大は

米国の有名大学がトランプ政権の圧力に屈して、政権の意向に沿った「改革」を進めるケースが相次いでいる。改革によって政権と合意に至った大学は助成金の凍結が解除された。一方で、ハーバード大は留学生の受け入れ資格取り消しなどの圧力にさらされながら抵抗を続けており、その対応が注目されている。

7月に政権との合意に達したのはコロンビア大、ブラウン大、ペンシルベニア大の3校。ハーバード大と共に「アイビーリーグ」を構成する東部の名門私大だ。いずれも「反ユダヤ主義」への対応や多様性の推進を理由に助成金を凍結された。

ロシアが「8~9月に北方領土周辺で軍事演習」通知 日本は抗議

ロシアが「8~9月に北方領土周辺で軍事演習」通知 日本は抗議

ロシアが8月1日~9月1日に北方領土周辺海域で軍事演習を実施すると日本に通知したことが15日、分かった。日本外務省関係者によると、ロシア側は7月28日、色丹島北方の複数区域で射撃訓練を実施する航行警報を発出。外務省は同日、「ロシアによる正規訓練を含む軍備強化の動きは日本の立場と相いれず、受け入れられない」と抗議した。

人型ロボット、北京で熱戦 「世界初」スポーツ大会

人型ロボット、北京で熱戦 「世界初」スポーツ大会

中国北京市で15日、「世界人型ロボットスポーツ大会」が行われた。北京市政府が「世界初」とうたう大会には日本を含む16カ国の計約280チームが参加。17日までの日程で、陸上競技や球技など各種目で熱戦を繰り広げる。

競技は1500メートル走やサッカー、武術など約25種目に上る。5対5のサッカーでロボットがゴールネットを揺らすと会場では大きな歓声が上がった。ボールを追いかけたロボット同士が激しくぶつかり、倒れて退場になる場面もあった。