2025年4月28日 今日の出来事

コメ5キロ最高値4220円 16週連続上昇、前年比2倍

コメ5キロ最高値4220円 16週連続上昇、前年比2倍

農林水産省は28日、4月14~20日に全国のスーパーで販売されたコメ5キロ当たりの平均価格が、前週より3円高い4220円だったと発表した。16週連続の値上がりで最高値を更新した。前年同期(2088円)と比べ約2・0倍の高騰が続いている。政府備蓄米の放出効果は依然として限定的で、価格は高止まりしている。

備蓄米の放出はこれまで2回の入札で計21万2千トンに及ぶ。うち約94%を落札した全国農業協同組合連合会(JA全農)は、4月末までに落札分の3割弱を卸売業者へ販売する見込みで、全国の店頭へ陳列が始まっている。

株式市場覆う不確実性 関税戦争で投資資金逃避…トランプ氏に厳しい評価・就任100日

株式市場覆う不確実性 関税戦争で投資資金逃避―トランプ氏に厳しい評価・就任100日

トランプ米大統領の2期目就任から、米時間29日で100日となる。歴代政権で「最も株価を上げた」と豪語した1期目と異なり、就任後は日米とも株価は下落基調をたどり、厳しい評価を突き付けられた。市場の最大の懸念は「製造業を米国に取り戻す」として、トランプ氏が強行する高関税政策。関税を含む重要政策が「日替わり」で変更される不確実性も市場を疑心暗鬼に陥らせている。

ドル信認低下、円高を急加速 関税・中銀の独立危機が契機…米政権発足後

ドル信認低下、円高を急加速 関税・中銀の独立危機が契機―米政権発足後
時事通信 経済部2025年04月28日10時18分配信

トランプ米大統領就任後、外国為替市場では円高・ドル安基調が続く。就任時の円相場は1ドル=155~156円台だったが、今月22日には東京市場で一時、約7カ月ぶりの水準となる139円台を付けた。米関税政策による景気悪化懸念や中央銀行の独立性を脅かすトランプ氏の発言でドルの信認に揺らぎが生じていることがドル売りの背景にある。

円の上昇は、トランプ氏が相互関税導入を発表した今月2日以降に加速した。高関税措置の導入を公言してきたが、貿易相手国に課す相互関税の税率が「市場関係者の想定よりはるかに高かった」(国内銀行)ことで市場心理が悪化した。

北朝鮮、ロシア派兵を内外に公表 正恩氏「条約発動で参戦」

北朝鮮、ロシア派兵を内外に公表 正恩氏「条約発動で参戦」

北朝鮮の朝鮮労働党中央軍事委員会は27日の声明で、ウクライナ軍の越境攻撃を受けたロシア西部クルスク州の解放作戦に北朝鮮軍部隊が参加していたと発表した。朝鮮中央通信が28日伝えた。北朝鮮がロシア派兵を公式に認めるのは初めて。国内向けの党機関紙「労働新聞」でも公表した。

金正恩総書記が「(有事のロ朝相互の軍事介入を定めた)包括的戦略パートナーシップ条約第4条の発動条件に当たると判断して参戦を決定した」という。委員会は「解放作戦が勝利のうちに終結し、わが軍部隊が重大な貢献を果たした」と説明。「同盟関係の戦略的な高さを誇示した」と強調した。

中国、国外への「越境弾圧」強化 脅迫や監視、ICIJが調査

中国、国外への「越境弾圧」強化 脅迫や監視、ICIJが調査

国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)は日本時間28日、中国が国外に逃れた反体制派や少数民族、その家族に対して脅迫や監視などの「越境弾圧」を強めているとの調査結果を公表した。中国国外の23カ国に住む中国本土や香港出身の105人が証言。中国が現地当局に政治・経済的な圧力をかけて「共産党に反対する人を黙らせるキャンペーン」を展開していると強調した。

中国外務省の郭嘉昆副報道局長は28日の記者会見で「一部の悪意ある勢力が中国の正当な法執行や司法協力を誹謗中傷することに反対する」と反発した。

若手バレエダンサーの登竜門「ユース・アメリカ・グランプリ」で杉本奈槻さん、寺田羽那さんがそれぞれ1位に

若手バレエダンサーの登竜門「ユース・アメリカ・グランプリ」で杉本奈槻さん、寺田羽那さんがそれぞれ1位に

若手バレエダンサーの登竜門とされる国際コンクール「ユース・アメリカ・グランプリ」本選の最終結果が27日(現地時間)、米フロリダ州タンパで発表され、ジュニア部門(12~14歳)の女子で杉本 奈槻(なつき)さん(12)(三重県)、最年少のプリ・コンペティティブ部門(9~11歳)のクラシック女子で寺田 羽那(はな)さん(11)(神奈川県)がそれぞれ1位を獲得した。

このほか、ジュニア部門男子で米国在住の 佐居勇星さいゆうせい さん(14)が2位、プリ・コンペティティブ部門コンテンポラリー男子で吉竹 優晴(ゆうせい)さん(11)(東京都)が2位、同クラシック男子で片山 大岳(だいがく)さん(11)(長野県)が3位に入った。

映画『コナン』公開10日間で興収63.4億円突破も前作超えず 3年連続で興収100億円超え視野

映画『コナン』公開10日間で興収63.4億円突破も前作超えず 3年連続で興収100億円超え視野

『名探偵コナン 隻眼の残像』は公開初日で観客動員数69万人、興収10.5億円を突破。前作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(初日動員数63万人、興収9.6億円)対比109%を記録し、前作を上回る大ヒットでスタートした。

また近年、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(興収138.8億円 2023年)→『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(興収158億円 2024年)とシリーズ最高興収が更新され続けている。両作品は公開10日間で『黒鉄の魚影』が興収58億円、『100万ドルの五稜星』が興収65億円を記録しており、今作も興収100億円超えが濃厚となっている。

春の褒章に607人・22団体 フレンチシェフの三国清三さんら

春の褒章に607人・22団体 フレンチシェフの三国清三さんら

政府は2025年春の褒章受章者を28日付で発表した。受章者は607人(うち女性145人)と22団体で、29日に発令される。学問や芸術で功績を残した人に贈る紫綬褒章に、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」「ゴジラ―1・0(マイナスワン)」を手がけた撮影監督の柴崎幸三さん(67)、落語家の柳亭市馬(本名・右藤泰幸)さん(63)らが選ばれた。

桜が満開の北海道で季節外れの大雪 29日から平地で積雪の恐れ GWの行楽に影響も

桜が満開の北海道で季節外れの大雪 29日から平地で積雪の恐れ GWの行楽に影響も

29日(火・祝)から30日(水)にかけて、北海道では山間部を中心に雪が降り、平地でも雪が積もる所があるでしょう。昨日27日(日)に、札幌で桜満開となったばかりですが、季節外れの大雪となる恐れがあります。積雪や路面凍結による交通障害で、ゴールデンウィークの行楽に影響が出る可能性もありそうです。