2022年11月23日 今日の出来事

日本、ドイツに逆転勝利…後半から出場の堂安と浅野が終盤立て続けにゴール

ワールドカップ 日本 ドイツに逆転勝利

サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会は23日、グループリーグE組の日本代表(世界ランキング24位)とドイツ代表(同11位)の大会初戦(ドーハ・ハリファ国際競技場)が行われ、日本が2-1で逆転勝ち。最高のスタートを切った。

午後9時53分、両チームの選手入場
日本、ドイツの先発メンバー22人が入場した。日本は主将の吉田を先頭に、最後尾の長友まで11人がピッチへ入った。

午後10時ちょうど、キックオフ
コイントスの結果、ドイツのボールでキックオフ。勝負の90分が始まった。

8分、前田がゴールに押し込むもオフサイド
伊東のクロスをDFライン裏に走りこんだ前田が滑り込みながら合わせてゴールネットを揺らしたがオフサイドの判定。惜しくも先制ならず。

33分、ドイツが先制
31分、権田が相手選手の足を引っかけてしまって、PKを与える。ギュンドアンがゴール左に落ち着いてけりこむ。ドイツが先制する。

前半ロスタイム、ネット揺らされたがオフサイドに救われる
49分、キミヒのミドルシュートを権田が防ぐが、左へのこぼれ球をニャブリが折り返し、ハーバーツにゴールにけりこまれた。2点目かと思われたが、VARでオフサイドの判定に。
0-1で前半終了。

後半開始、冨安を久保に代えて起用
後半開始、MFの久保に代えてDFの冨安が投入された。

57分、三笘と浅野投入
前田に代えて浅野を、長友に代えて三笘を起用した。

75分、堂安が同点ゴール
73分、南野が酒井に代わって投入された。
75分、左サイドの南野がシュート気味のクロス。これはノイアーに横っ飛びではじかれたが、こぼれ球を堂安が落ち着いてゴールにけりこみ同点に追いつく。

83分、浅野が勝ち越しゴール
83分、板倉のロングボールを受けた浅野が、見事なトラップ。相手選手に走り勝ち、ゴール直前の角度のない所からシュート。GKノイアーの左肩上を射抜き、勝ち越しゴールに。大興奮で走りまくり、得意のジャガーポーズも見せた。

日本が勝利
98分、ドイツFKからズーレのシュートは守備陣が体を張って防ぐ。

後半、ゴールを決める日本代表・浅野拓磨

新型コロナ 塩野義「ゾコーバ」、厚労省緊急承認 国産初の実用化へ

加藤勝信厚生労働相は22日、塩野義製薬が開発した新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」を緊急承認した。国産のコロナ飲み薬の実用化は初めて。同日開かれた厚労省の薬事・食品衛生審議会の薬事分科会と専門部会の合同会議が薬事承認を了承した。

国内の軽症者向けの飲み薬としては、米メルク製と米ファイザー製に続く3種類目で、加藤厚労相は「新たな治療の選択肢の一つとして期待している」と述べた。政府は100万人分を購入することで塩野義と基本合意しており、12月上旬に供給を開始する見通し。

緊急承認は感染症の流行など緊急時に限り、有効性が推定できれば期限付きで速やかに医薬品などを薬事承認できる制度。5月に導入され、今回初めて適用された。

塩野義製薬がl開発した新型コロナウイルスのみ薬の経過

「増加鈍化、ピーク到来も」 コロナ流行に地域差 厚労省助言組織

新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織は22日、全国の新規感染者数について「増加速度の鈍化が見られ、ピークを迎える可能性もある」との見解をまとめた。

21日までの1週間に確認された感染者数は前週比1.18倍で増加ペースは緩やかになっていた。

ただ、山口、徳島両県では前週を下回る一方、特に北海道や東北などでは増加が顕著で地域差も見られた。座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は会合後の記者会見で、「年末に向け社会経済活動が活発になる。感染者は直ちに減少に向かわず、横ばいや再度増加する可能性がある」と述べた。同時流行が懸念されるインフルエンザについては「来年になり、学校活動が始まる時期に流行が大きくなる恐れがある」との見通しを示した。 

全国で新たに13万3361人感染 前週より2.6万人増 新型コロナ

厚生労働省は23日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに13万3361人確認されたと発表した。前週の水曜日より約2万6000人増えた。都道府県別の新規感染者数は多い順に、東京都1万2850人▽北海道1万943人▽愛知県8886人▽神奈川県7909人▽埼玉県7098人▽大阪府6615人――など。

紅葉ピーク、観光客戻った京都 タクシー業界「対応追い付かない」

紅葉の見頃のピークを迎えた京都市。水際対策の大幅緩和や、政府の観光支援策「全国旅行支援」の開始で、多くの観光客が戻ってきた。観光客が急増し、人手不足になり始めた業界もある一方で、コロナ禍以前に問題となっていたオーバーツーリズム(観光公害)への懸念もある。市も対策を始めている。

紅葉が見頃を迎え、多くの観光客でにぎわう南禅寺=2022年11月18日、京都市左京区

【1年前の今日の出来事】 2021年11月23日