今日の出来事(2022年6月14日) 岸田内閣「支持」59%、内閣発足後最高に 「不支持」は23% NHK世論調査

岸田内閣「支持」59%、内閣発足後最高に 「不支持」は23% NHK世論調査

NHKの世論調査によると、岸田内閣を「支持する」と答えた人は、先月より4ポイント上がって59%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は、先月と変わらず23%だった。「支持する」と答えた人の割合は、去年10月の岸田内閣発足後、最も高くなった。調査日は今月10日から3日間。

岸田内閣「支持」59% 内閣発足後最高に

各党の支持率
「自民党」が40.1%、「立憲民主党」が5.9%、「公明党」が2.9%、「日本維新の会」が4.0%、「国民民主党」が1.3%、「共産党」が2.6%、「れいわ新選組」が0.8%、「社民党」が0.5%、「NHK党」が0.3%、「特に支持している政党はない」が33.1%。

各党の支持率

論文数、日本は過去最低10位に 「状況は深刻」科学技術白書

政府は14日、2022年版の科学技術・イノベーション白書を閣議決定した。岸田政権が成長戦略の柱の一つに掲げる「科学技術立国の実現」を特集。低迷が続く日本の研究力の現状や、大学などが抱える課題をまとめた。

今世紀の日本のノーベル賞受賞者数は世界2位(19人)となり「大きな存在感を示している」と評価。一方で、影響力が大きな学術論文(被引用数上位10%)の数の国別ランキングで、日本は過去最低の10位に後退し「このような状況は深刻に受け止めるべきだ」と危機感を示した。

司令塔名称を感染症危機管理庁に 政府調整、目標明確化の狙い

政府が感染症対策で創設を検討している首相直轄の司令塔について、名称を「内閣感染症危機管理庁」とする方向で調整していることが14日、分かった。当初の「健康危機管理庁」との名称を変更する。「感染症」と掲げて政策目標を明確化する狙いがある。

高齢者の2割が「生きがい持たず」2022年版「高齢社会白書」

今年の「高齢社会白書」が閣議決定された。内閣府が去年12月に65歳以上の高齢者、およそ2000人を対象に行った「生きがい」に関する調査結果が報告された。

結果として「生きがい」を▼「感じている」と答えた人は全体の72.3パーセントだった一方で、▼「感じていない」と答えたのは20.5パーセントに上った。

また、生きがいを感じている人は収入を伴う仕事や地域の社会活動などに参加している傾向が高かったほか、「パソコンの電子メールで家族・友人などと連絡をとる」と答えた人は「情報機器を使わない」と答えた人に比べて、生きがいを感じている割合が高い傾向にあった。

白書では、高齢者が充実した暮らしを送るためには、地域での居場所を持つことや、情報格差の解消などが重要だとしていて、高齢者がこうした機会を得られるよう、環境の整備を進めるべきだとしている。

全国で新たに1万5331人の感染確認 東京の重症者、初のゼロ

新型コロナウイルスの感染者は14日、全国で新たに1万5331人確認された。前週の火曜日より約1700人減少。死者は29人、重症者は61人だった。

東京の新規感染者、1528人確認 前週から272人減 新型コロナ
東京都は14日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1528人確認されたと発表した。前週の火曜日(1800人)を272人下回った。新たに6人の死亡も確認された。都の基準で集計された重症者は前日から4人減って、ゼロになった。

【1年前の今日の出来事】 2021年6月14日