2020年11月3日

秋の叙勲 4100人
政府は3日付で2020年秋の叙勲受章者を発表した。今回最高位の旭日大綬章には仲井真弘多元沖縄県知事(81)ら6人が選ばれた。俳優の舘ひろし(本名・舘広)さん(70)、作家の北方謙三さん(73)らには旭日小綬章が贈られる。
旭日大綬章は他に、内山田竹志トヨタ自動車会長(74)、滝野欣弥元官房副長官(73)、中村邦夫元松下電器産業(現パナソニック)社長(81)、山崎敏充元最高裁判事(71)、山本庸幸元最高裁判事(71)。瑞宝大綬章は小宮山宏元東京大学長(75)の1人だった。飯島勲内閣官房参与(75)は旭日重光章を受章した。

小泉元首相、原発再稼働の政府方針を批判 核ごみ調査応募の寿都町で
小泉純一郎元首相は3日、高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定の第1段階に当たる「文献調査」に応募した北海道寿都町で講演し、原発再稼働を進める政府方針について「核のごみの処分場がないのに、まだ再稼働をやろうとしている」と批判した。小泉氏は、東京電力福島第1原発事故後の日本社会の状況に関し、「原発なしでも生活できると証明された」と強調。政府に対して太陽光や風力などの「自然エネルギー」を重視するよう求めた。