日本赤軍ハーグ事件 重信房子元幹部、出所 「被害におわび」
1974年にオランダ・ハーグの仏大使館を占拠した「ハーグ事件」で殺人未遂などの罪に問われ、懲役20年の判決を受けて服役していた重信房子・元日本赤軍最高幹部(76)が28日朝、東京都昭島市の東日本成人矯正医療センターから刑期を終えて出所した。重信元幹部は逮捕後の2001年に日本赤軍の解散を表明しているが、警察当局は現在も支援者らが組織的な活動を続けているとみて警戒する。
脱石炭の期限切らぬ日本、より厳しい立場に G7が段階的廃止合意
2035年までに電力部門の大部分を脱炭素化することで合意し、27日に閉幕した主要7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合。共同声明では、期限こそ明記されなかったものの、二酸化炭素(CO2)排出削減対策を取らない石炭火力発電を段階的に廃止することも盛り込まれ、石炭に依存する日本に対する国際社会の視線がさらに厳しくなるのは必至だ。
日本政府関係者によると、ドイツは4月の事前協議で「30年までに廃止」に合意するよう各国に提案。日本だけが期限の明記に反対したが、廃止を目指すことでは合意に至った。
カムチャツカ半島で大規模噴火 日本への津波を調査―気象庁
気象庁は28日、ロシア極東カムチャツカ半島にあるベズィミアニィ火山で大規模な噴火が発生したと発表した。気圧の変動に伴う津波が起こる可能性があり、同庁が調べている。午後8時時点で潮位変化は観測されていない。
同庁によると、噴火は日本時間28日午後5時10分ごろ発生。噴煙の高さは約15キロに上ったという。
サモア、中国との2国間協定に署名
南太平洋の島国サモアは28日、中国との2国間協定に署名し、「これまで以上の協力」を約束した。中国の王毅(Wang Yi)外相は太平洋の島しょ国など8か国を歴訪しており、西側諸国の間で懸念を呼んでいる。
王外相らはすでにソロモン諸島とキリバスを訪問済み。
全国で新たに2万5759人感染 前週比1万人減 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染者は28日、全国で新たに2万5759人確認された。前週の土曜日から約1万人減った。死者は36人。重症者は前日に比べて9人少ない81人だった。
東京で新たに2549人感染 前週比900人以上減 新型コロナ
東京都は28日、都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに2549人確認されたと発表した。前週の土曜日(3464人)から900人以上減少した。新たに7人の死亡も確認された。
【1年前の今日の出来事】 2021年5月28日