2021年1月15日

東京五輪コロナ理由に中止の可能性 米NYタイムズが報道
米有力紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は15日、新型コロナウイルスの影響で今夏の東京五輪の開催見通しが日々厳しさを増しており、第二次大戦後、初の五輪開催中止に追い込まれる可能性があると伝えた。

コロナ特措法改正案、入院拒否の感染者に刑事罰
政府が通常国会に提出予定のコロナ特措法の改正案は、入院勧告に従わない感染者に対して感染症法で「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」の刑事罰を設け、緊急事態宣言下で事業者に休業を命令できるよう新型コロナ特別措置法を見直し、違反した場合に行政罰の「過料」(緊急事態宣言下で50万円以下、宣言の前段階として新設する「予防的措置」では30万円以下)を科すというもの。

吉川貴盛元農相を収賄罪で在宅起訴、大臣在任中に500万円を受領
大手鶏卵業者から大臣在任中に現金500万円の賄賂を受け取ったとして、東京地検特捜部は15日、収賄罪で自民党衆院議員だった吉川貴盛元農林水産相(北海道2区、議員辞職)を在宅起訴した。鶏卵生産会社「アキタフーズ」(広島県福山市)の秋田善祺前代表も贈賄罪で在宅起訴した。

時事世論調査 内閣支持34.2%、不支持と逆転
時事通信が8~11日に実施した1月の世論調査で、菅内閣の支持率は前月比8.9ポイント減の34.2%、不支持率は13.1ポイント増の39.7%となった。菅内閣発足後、不支持が支持を上回ったのは初めて。新型コロナウイルス感染拡大をめぐる政府対応については「評価しない」が61.4%だった。

国内の新規感染者、7133人 東京、6日ぶりに2000人超
国内では15日、新たに7133人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1日当たりの感染者数が7000人を上回るのは6日ぶり。東京都の新規感染者は2001人で、6日ぶりに2000人を超えた。年代別では、20代の458人が最も多く、30代355人、40代303人、50代297人など。]

中国、レアアース管理強化へ 条例案公表
中国政府は、レアアース(希土類)の管理を強化する条例案を公表した。電動車に搭載されるモーターの磁石などに使われるレアアースは、中国が世界最大の生産国。対米摩擦の長期化をにらみ、中国からの輸入に依存している米国をけん制する狙いもあるとみられる。工業情報省が策定した条例案は15日付で公表された。