2021年1月14日

中村哲さん、アフガンの切手に 「未完の事業受け継ぐ」
アフガニスタンで2019年12月に殺害されたNGO「ペシャワール会」の現地代表、中村哲医師(当時73)の肖像をあしらった切手が、同国で発行されることになった。紛争下で人道活動に尽くした中村医師の姿は、平和と復興への希望をつなぐシンボルになっている。
大統領府が14日、首都カブールの式典で切手のデザインをお披露目した。300アフガニ(約400円)の白い切手の中央には、背広姿の中村医師の肖像画があしらわれ、下部に「テツ・ナカムラの人道活動をしのんで」と書かれている。式典で大統領府幹部は「(中村医師の)未完の事業を我々が受け継いでいく。永遠に忘れない」と語った。

水際対策違反、氏名や国籍を公表 在留資格取り消しも
政府は水際対策強化の一環として、14日以降の帰国者・再入国者に対し、14日間の公共交通機関不使用や自宅待機、位置情報の保存について誓約を求める。違反した場合、氏名や国籍を公表する。在留資格がある外国人については、資格取り消しや強制退去手続きを取ることもあり得るという。

新型コロナ 6605人の感染を確認、64人の死亡(14日22:30)
14日、全国で6605人の感染が発表された。死亡は、大阪府11人、千葉県8人、愛知県8人、兵庫県4人、広島県4人、神奈川県4人、静岡県4人、北海道3人、岐阜県3人、東京都3人、新潟県2人、福岡県2人、長野県2人、三重県1人、和歌山県1人、埼玉県1人、沖縄県1人、滋賀県1人、群馬県1人、の合わせて64人の発表があった。