2020年9月24日

日韓、初の電話協議 好転の兆し見えず
菅総理は24日、韓国の文在寅大統領と電話会談した。総理は元徴用工問題などの懸案に言及し、「非常に厳しい状況にある両国関係をこのまま放置してはならない」と述べ、韓国側の善処を求めた。文氏は「両国政府と全ての当事者が受け入れ可能で最適な解決策を共に模索することを望む」と語った。双方が従来の立場を主張し、平行線に終わった。

ゆうちょ銀行、被害拡大
ゆうちょ銀行は24日、キャッシュレス決済サービスを通じて同行口座から不正に貯金が引き出される被害が22日時点で約380件、計約6000万円に達すると発表した。2017年7月からの被害事案を加えた額。

コロナ解雇6万人超 厚労省集計
厚生労働省は24日、新型コロナウイルス感染拡大に関連する解雇や雇い止めが、23日時点で見込みも含めて6万0439人になったと明らかにした。雇用情勢が好転する兆しは見えず、失業者増に歯止めがかからない状況だ。

ソフトバンク子会社 唾液PCR検査を開始 
ソフトバンクグループ(SBG)の子会社「新型コロナウイルス検査センター」は24日、法人や自治体を対象とした事業を始めると発表した。唾液を用いたPCR検査を1検体あたり2000円で請け負う。

色丹島で初の道路舗装 ロシア、実効支配を強化
ロシア極東サハリン州は24日、北方領土の色丹島で道路のアスファルト舗装工事が始まったと発表した。昨年は色丹で大規模水産加工場を稼働させるなど、実効支配を強化している。