2020年9月23日

世界各国からの入国緩和へ
加藤勝信官房長官は23日の記者会見で、世界各国からの入国再開について「感染拡大を防止しながら、国際的な人の往来を再開していくことは大変重要だ。今真剣に検討している」と述べた。複数の政府関係者によると、10月初めにも世界各国からの入国を再開する調整に入ったという。ただし、主な対象は3カ月以上の中長期の滞在者で、入国枠は1日最大1000人程度。

日英首脳、関係強化で一致
菅総理23日、ジョンソン英首相と初めて電話会談を行った。菅氏は「戦略的パートナーである日英関係を一層強固にしていきたい」と表明。ジョンソン氏は首相就任に祝意を示し、「日英関係のさらなる進展に向けて、共に取り組みたい」と応じた。

ILO 世界の労働所得10.7%減
国際労働機関(ILO)は23日、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済停滞の影響で、2020年1~9月期の世界の労働所得が前年同期比で10.7%減少し、損失額は3兆5000億ドル(約367兆円)に上るとの推計を発表した。

菅首相、バッハ会長と電話会談
菅義偉首相は23日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と就任後初めて電話で会談した。来夏に延期された東京オリンピック・パラリンピックの成功に向け、新型コロナウイルス対策などで緊密に連携していく方針を確認した。