2026年10月14日 今日の出来事

ロシア、道新記者を「スパイ容疑」で拘束 動員兵の情報収集と主張―日本政府は抗議

ロシア、道新記者を「スパイ容疑」で拘束 動員兵の情報収集と主張―日本政府は抗議

ロシア連邦保安局(FSB)は13日、極東サハリン州にある北海道新聞ユジノサハリンスク支局の日本人男性記者を「スパイ容疑」で拘束したと発表した。日本の情報機関の指示で、動員兵などの情報を収集していたと主張している。身柄はモスクワに移送され、インタファクス通信によると裁判所が2カ月の勾留を決めた。

FSBによると、記者はクリール諸島(北方領土と千島列島)からウクライナ侵攻に出征した動員兵や志願兵の人数に関する情報を収集・保管。ロシアから出国予定だったところをサハリン州で身柄を拘束した。スパイ罪は重罪で、有罪になれば最長20年の禁錮刑が科される恐れがある。

中国空母、西太平洋で訓練へ 昨年は空自機にレーダー照射

中国空母、西太平洋で訓練へ 昨年は空自機にレーダー照射

中国海軍は14日、空母「遼寧」が訓練のため西太平洋に向かったと発表した。昨年12月の訓練時には沖縄本島南東沖の公海上空で、遼寧から発艦したJ15戦闘機が、対領空侵犯措置に当たっていた航空自衛隊のF15戦闘機にレーダーを照射するという極めて異例の事案が起き、緊張が高まった。

中国海軍は「年次計画に基づく定期訓練」と説明。「特定の国やターゲットを対象にするものではない」としているが、西太平洋は台湾有事の際に米空母が展開すると想定され、米国や、関係が悪化したままの日本をけん制する狙いもあるとみられる。具体的にどのような訓練を実施するのかは明らかにしていない。

高市首相、簗農相を事実上更迭…内閣発足後初の閣僚不祥事で辞任

高市首相、簗農相を事実上更迭…内閣発足後初の閣僚不祥事で辞任・自民政権復帰後で最短の在任28日

高市首相は14日、地元自治体の道路予算を「カットした」などと発言した簗和生農相(47)(衆院比例北関東ブロック、当選6回)を交代させると決めた。簗氏が同日夜、首相に辞表を提出し、首相は受理した。事実上の更迭となる。一連の発言に加え、公職選挙法違反の疑惑が相次いで浮上し、国会審議の停滞は避けられないと判断した。昨年10月の高市内閣発足後、閣僚が不祥事で辞任するのは初めてで、政権に大きな打撃となった。

ロボット遠隔手術、初の臨床応用 弘前大、医師不足への対応策に

ロボット遠隔手術、初の臨床応用 弘前大、医師不足への対応策に

弘前大(青森県弘前市)と日本外科学会は14日、高度な技術を持つ医師がロボットを遠隔操作して離れた場所から手術を支援する「遠隔手術」の国内初となる臨床研究を8月から開始したと発表した。外科医不足や専門医の偏在への対応策と期待される。この日までに、青森県内の約30キロ離れた二つの病院の医師が共同で、大腸がんの患者5人の手術を無事に終えたと明らかにした。

同日記者会見した日本外科学会遠隔手術実施推進委員会の森正樹委員長は「外科医療での地域格差をなくすことが最大の目的だ。2年程度で実用化を目指したい」と話した。

フランス高校生デモに16万人 一部が暴徒化、警官と衝突

フランス高校生デモに16万人 一部が暴徒化、警官と衝突

フランス各地で13日、教育環境の改善を求める高校生らのデモに連帯する大規模な抗議活動が実施された。大学生や教職員、主要労組も参加し、内務省によると、計約16万人が街を行進した。約4万1千人が参加したパリでは一部が商店を襲撃して略奪行為に及んだほか、車両に放火するなど暴徒化。警官隊との衝突もあり、複数の参加者が負傷した。

ジェフレ国民教育相は8日、教員不足が深刻な高校に3千人を配置すると発表。13日のラジオ番組で配置が始まったと明らかにした。デモを主導する高校生団体は対応が不十分だとし、抗議活動継続を呼びかけている。