2026年5月13日 今日の出来事

東証続伸、終値の史上最高値を更新 好決算などで買い注文優勢

東証続伸、終値の史上最高値を更新 好決算などで買い注文優勢

13日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸し、終値としての史上最高値を更新した。好決算や堅調な業績見通しを発表した銘柄を中心に買い注文が優勢となった。

終値は前日比529円54銭高の6万3272円11銭。東証株価指数(TOPIX)は46・58ポイント高の3919・48。出来高は約28億187万株だった。

ソフトバンクG、純利益5兆円 日本企業で過去最高

ソフトバンクG、純利益5兆円 日本企業で過去最高

ソフトバンクグループ(SBG)が13日発表した2026年3月期連結決算は、純利益が前期と比べて約4・3倍の5兆22億円だった。同社によると、日本企業の過去最高を更新したという。傘下の投資ファンドを通じて出資する米新興企業オープンAIの評価額が上昇したことが主因。
 売上高は7・7%増の7兆7986億円だった。オープンAIは、対話型の生成人工知能(AI)「チャットGPT」を手がけている。世界的に生成AIの普及が急速に進んでおり、SBG決算の追い風となった。

米グーグル、スペースXと提携協議 宇宙にデータセンター―報道

米グーグル、スペースXと提携協議 宇宙にデータセンター―報道

米グーグルが多数の人工衛星で宇宙につくる「軌道データセンター」の整備に向け、実業家イーロン・マスク氏が経営する宇宙企業スペースXとロケット打ち上げの契約を協議していることが12日、分かった。軌道データセンターはスペースX側も構想しており、契約が実現すれば、ライバル企業が提携する構図となる。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが関係者の話として報じた。

人工知能(AI)の利用拡大に伴い、土地と電力が必要となるデータセンターの増設が急務となっている。軌道データセンターは技術的な課題が指摘される一方、土地が不要で太陽光発電を利用することから、注目を集めている。

高市首相「研究費倍増目指す」 経団連の科学技術提言に

高市首相「研究費倍増目指す」 経団連の科学技術提言に

高市早苗首相は13日、経団連の筒井義信会長と首相官邸で面会し、官民合わせた研究開発投資額を2040年度に50兆円にするとした「科学技術立国」の実現に向けた提言書を受け取った。23年度実績の22兆円を2倍超に引き上げる目標に対し、首相は「研究機器などの基盤整備をしっかり行うことで、研究費が実質的に倍増する形を目指す」と表明した。

首相は「基礎研究力は国力に直結する」と指摘。

25年度の経常黒字、過去最大34.5兆円 輸出好調が寄与

25年度の経常黒字、過去最大34.5兆円 輸出好調が寄与

財務省が13日発表した2025年度の国際収支速報は、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額が前年度比15・0%増の34兆5218億円となった。比較可能な1985年度以降の過去最大を3年連続で更新した。半導体などの輸出が好調で、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が5年ぶりに黒字になったことが寄与した。

貿易収支は1兆3631億円の黒字(前年度は3兆309億円の赤字)となった。内訳は、輸出が3・3%増の111兆3451億円で、台湾向けの半導体などの電子部品が伸びた。輸入は0・8%減の109兆9820億円。原油や液化天然ガス(LNG)の国際市況が下落し、輸入額が減った。中東情勢緊迫化の影響は本格的には反映されていない。

iPS細胞、固形がんに効果 タンパク質2種類の生成で―京都大など

iPS細胞、固形がんに効果 タンパク質2種類の生成で―京都大など

ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した免疫細胞に、2種類のタンパク質を同時に作り出す遺伝子改変を行うことで、固形がんの治療効果が向上すると、京都大iPS細胞研究所などの研究グループが13日、発表した。iPS細胞を使ったがん免疫療法で効果が出にくかった固形がんの新たな治療法の開発につながることが期待されるという。論文は同日付の米科学誌「モレキュラー・セラピー」に掲載された。

大野雄二さん死去、84歳 「ルパン三世」テーマ曲

大野雄二さん死去、84歳 「ルパン三世」テーマ曲

アニメ「ルパン三世」のテーマ曲などで知られる作曲家でジャズピアニストの大野雄二(おおの・ゆうじ)さんが4日、老衰のため死去した。84歳だった。

高校時代に独学でジャズを学び、ジャズピアニストを経てテレビ番組や映画などの音楽を手掛けた。1977年のテレビアニメ「ルパン三世」のテーマ曲が代表作で、映画「ルパン三世カリオストロの城」の音楽も担当。映画「犬神家の一族」「野性の証明」や、アニメ「スペースコブラ」、NHKの紀行番組「小さな旅」などのほか、チョコレート菓子「きのこの山」のCMソングも作曲した。

熱中症で白内障リスク倍増 「発症時、目を冷やして」

熱中症で白内障リスク倍増 「発症時、目を冷やして」

名古屋工業大と金沢医大の研究チームは13日、熱中症の既往歴がある人はない人と比べ、白内障の発症リスクが約2倍だとするレセプトデータの解析結果を発表した。因果関係は不明だが、名工大の平田晃正教授(医用工学)は「熱中症対策が目の健康維持にもつながる可能性がある。日頃の健康管理に加え、熱中症発症時は目を冷やすなどの対応を心がけてほしい」と話した。

チームは、全国約246万人分の大企業などの健康保険レセプトデータを利用。熱中症歴のある2万7千人と、比較対象となる10万8千人でその後の白内障のリスクを解析した結果、既往歴があると発症リスクが1・96倍となった。