日米欧、アフリカ重要鉱物確保へ 中国の牙城で投資加速
アフリカで、日米欧がリチウムやニッケルなど重要鉱物の鉱山や物流網への投資を加速している。鉱物資源が豊富なアフリカには、既に中国が巨大経済圏構想「一帯一路」による勢力圏を築いている。この牙城を崩せるかは、日米欧が産業育成につながる支援を提供できるかにかかっている。
半導体から軍需品まで、あらゆる製造業に欠かせない重要鉱物。中国はこれを押さえるため、2000年以降、アフリカの鉱山権益の獲得を急いできた。鉄道や港湾にも巨額の資金を投じ、輸送網を確保。レアアース(希土類)や、コンゴで採れるコバルトの大半を握った。
中国は、敵対国への輸出停止などの「外交カード」としてこの権益を活用している。アフリカ諸国は当初中国の投資を歓迎したが、近年では劣悪な労働環境を問題視。対価の還元が十分ではなく、雇用改善や産業育成にもつながらないことから、未加工鉱石の輸出を制限する国が増えてきた。

中央アジア産原油、横浜に到着 海峡封鎖後初―ENEOS
ENEOS(東京)は12日、アゼルバイジャン産原油を積んだタンカーが同社根岸製油所(横浜市)に到着したと明らかにした。経済産業省によると、イランによるホルムズ海峡の実質封鎖を踏まえた代替調達で、中央アジア産は初めて。先月下旬の米国産、今月上旬のロシア産に次ぐ到着となった。
両陛下、来月13日から訪欧 オランダ、ベルギーに2週間
天皇、皇后両陛下が6月13~26日の日程で、国賓としてオランダとベルギーを公式訪問されることが12日の閣議で決定した。皇室と両国の王室は長年にわたる親交があり、日本とベルギーは今年、外交関係樹立160周年を迎える。
かねてオランダのウィレム・アレクサンダー国王とベルギーのフィリップ国王から招待があった。首席随員は石破茂前首相が務め、皇后さまの主治医で精神科医の大野裕氏も随行する。両陛下の国際親善目的での外国訪問は、インドネシア、英国、モンゴルに続き、即位後4度目となる。
北海道、各地で夏日 美幌町で12日の全国最高気温29.1度
12日は南から暖かい空気が流れ込み、全北海道的に気温が上がった。美幌町が午後1時20分にこの日の全国で最も高い29・1度を記録したほか、各地で夏日となった。
札幌市は午後1時50分ごろに夏日一歩手前の24・9度まで気温が上昇。大通公園(中央区)は夏を先取りしたような日差しで半袖姿の観光客や腕まくりした勤め人が目立った。
エルニーニョ発生確率90% 夏までに、気象庁
気象庁は12日、南米ペルー沖から西の海域にかけての海面水温が平年よりも高い状態が続く「エルニーニョ現象」が、夏までに発生する可能性が90%に高まっていると発表した。現状について「平常の状態とみられるが、エルニーニョ現象時の特徴に近づきつつある」と分析している。
エルニーニョ現象は世界の異常気象の一因とされる。発生すると日本の夏の気温は低く、冬の気温は高くなりやすい傾向がある。気象庁によると、全国的に平年より気温が高くなるという今年の夏の予想は、現象の動向を踏まえており、変更はないとしている。
大雪死者、11道府県で72人 11~4月、消防庁まとめ
総務省消防庁は12日、2025年11月~26年4月までに、除雪作業中の事故など雪の影響で、11道府県の計72人が死亡したと発表した。原因は屋根の雪下ろしや除雪作業中が60人と最も多く、落雪に埋もれた人が5人、雪崩や、倒壊した家屋の下敷きが1人ずついた。65歳以上が約9割を占めた。
都道府県別は新潟が25人で最多。秋田15人、北海道10人、青森8人、山形6人だった。岩手、富山、福井、長野、京都、島根で1~2人が亡くなった。けが人は1032人で、住宅被害は1411棟あった。
カルビー、主力14品を白黒包装 中東影響で、ポテチなど25日以降
カルビー、主力14品を白黒包装 中東影響で、ポテチなど25日以降
カルビーは12日、スナック菓子「ポテトチップス」など主力14品の包装を白黒に切り替えて販売すると発表した。中東情勢の緊迫化によるナフサ不足で、包装の印刷用インクや溶剤の原料の調達不安が出ているため。同社広報は「商品を安定的に提供することに重きを置いた」と説明している。
対象はポテトチップスが「うすしお味」「コンソメパンチ」「のりしお」など9品、「堅あげポテト」2品、「かっぱえびせん」1品、「フルグラ」2品。25日以降、店頭で順次切り替わる。

トランプ氏の中国訪問、マスク氏ら米大手企業の首脳17人が同行
トランプ氏の中国訪問、マスク氏ら米大手企業の首脳17人が同行
トランプ米大統領が今週予定する中国訪問に、テスラなどを率いるイーロン・マスク氏や、ITのアップルのティム・クックCEOら米大手企業の首脳17人が同行することが11日、分かった。ホワイトハウス当局者が明らかにした。
他に、ITのメタや航空機ボーイング、半導体のクアルコム、マイクロン・テクノロジーが参加。金融のゴールドマン・サックスやシティグループ、資産運用会社ブラックロックも加わる。
独とウクライナ、防衛技術で協力 国防相会談、企業支援へ
ウクライナのフェドロフ国防相とドイツのピストリウス国防相は11日、首都キーウで会談し、無人機などの防衛技術に関する開発やスタートアップ(新興企業)の支援で協力することで一致した。会談後に共同記者会見した。
ウクライナがロシアとの戦闘で得た知見を生かし、欧州の安全保障を強化する狙い。無人機や高出力レーザー、ミサイルなどの重要な防衛技術を扱うスタートアップに共同で資金提供する。

